毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「彗星」、関サバ、それから臼杵①(まずは「彗星」に乗る)

▲東京駅8番線、15:23発沼津行き普通列車327M、11両編成。 2005年のゴールデンウイーク。どこへ行こうかなーと考えてみたものの、暦の並びがあまりよくない。仕事の休みは暦どおりなので、29・30・1日の金土日と3・4・5日の火水木が三連休になるだけで、後ろ…

【社説】SL村上ひな街道

ふと目にとまった記事、「にいがた酒の陣」。ほー 新潟の酒500種が一堂に会する大きなイベントですか。試飲もたっぷりできるとな。春分の日の連休でもあるし、コレ、行ってみるかね、コレ。 ……と思ったのが2005年3月のこと。そんでもって時刻表を見てみると…

「カシオペア」で帰省する(その3)

▲下北半島のさきっぽ、大間崎。 2005年3月5日04:18、「カシオペア」、未明の函館駅。 いつもなら寝台列車に乗っていても目が覚めないか、目が覚めても起きてみようなんて思わない時間帯。やはり乗っているのが「カシオペア」だということが気持ちを高ぶらせ…

「カシオペア」で帰省する(その2)

2005年3月4日、上野発、「カシオペア」。 さて、18:30からディナータイムです!むくつけきオノコとディナーといきますか。 日本の列車の食堂車でディナーなんて、1989年2月に、まだまだ走り始めの「北斗星」で食べて以来。こりゃー緊張するわ!でも客車なら…

「カシオペア」で帰省する(その1)

2005年の2月初めのある日、父親が脳梗塞で倒れて介護を受ける身になった04年10月から、僕が毎月少なくとも一回は週末を利用して東京から青森へ帰省していることを知っている友人が連絡してきました。 「オイ、〔カシオペア〕がとれたから今度これで帰省しな…

ねぶた小屋がもうできた。

▲2005年4月16日、春を迎えた青森駅構内。 青森と言えば「ねぶた祭り」を思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか。東北三大(または四大)祭りの一つ「ねぶた祭り」は毎年8月2日から7日まで青森市で行われます。武者姿などを象った巨大な立体の山車に華…

【社説】「あさかぜ」に乗った日

▲名古屋駅にて。 2005年2月25日、金曜日。 ちょうどこの一週間前に、2月いっぱいで姿を消す寝台特急「さくら」に乗って長崎まで行ってきました。しかし、この2月で姿を消す青い星は「さくら」だけではありませんでした。 そうです。寝台特急「あさかぜ」。19…

函館行きの「日本海」

最近青森帰省の記事を書いていないなあと思っていたら、今からだいたいちょうど二年前、2005年5月の週末に帰省したときの写真があったので、ちょっと書いてみようと思います。 2005年5月14日(土)朝05:55、東京駅。 週末の帰省は金曜日の「あけぼの」で発つこ…

麻婆豆腐レポート⑮(四川航空で帰る)

▲成都発天津経由瀋陽行き四川航空3U8861便。 2007年4月21日(土)、成都-天津-瀋陽。 4月21日の朝を迎えました。この日は14:25発の飛行機に乗って瀋陽へ戻らなければなりません。 正午に宿を出て空港へ向かうつもりでいたので、それまでおみやげを買いにちょ…

「さくら」でランタンフェスティバル⑧(さよなら長崎)

▲昭和28年(1953)11月製造の307号電車がごとごととバスターミナル前を過ぎていった。 2005年2月19日・20日、長崎を離れる。 興福寺からの帰りは川沿いにぶらぶら歩き、眼鏡橋までやってきました。 高校生の時、鹿児島へ行く機会があったので帰りに長崎にも寄…

麻婆豆腐レポート⑭(麻婆豆腐again)

2007年4月20日夜、陳麻婆豆腐西玉龍街店。 楽山から帰って来るなり、成都市の中心部にある陳麻婆豆腐店の西玉龍街店へ直行しました。 「麻婆」とは「あばたのおばあさん」の意味。「麻婆豆腐」は、清の時代の19世紀半ば頃、成都にいた陳というあばたのおばあ…

「さくら」でランタンフェスティバル⑦(これぞランタンフェスティバル)

2005年2月19日、長崎新地中華街、夜。 細い坂道を下って大浦天主堂へ抜け、オランダ坂をちらりとのぞいてそのまま徒歩で新地中華街まで戻ってくると、もはやすごい人出!日が落ちて、ランタンに灯が点りました! ▲新地中華街もハデに明るく中華風。 ▲ランタ…

麻婆豆腐レポート⑬(楽山をあとにして)

▲凌雲山に立つ霊宝塔。 2007年4月20日、四川楽山。 汗をかきかきやっとのことで桟道を上りきり、再び大仏さんの頭のところまで戻ってきました。冷たいミネラルウオーターを買ってごくごくと飲むとまあおいしいのなんのって。 ひと息ついたところで大仏以外の…

「さくら」でランタンフェスティバル⑥(映画「解夏」をたずねて)

▲長崎駅前電停で、蛍茶屋行きの路面電車。 2005年2月19日、長崎市内めぐり。 腹ごしらえをしたあとは、午後3時を過ぎてようやく映画「解夏」ロケ地巡りの散策に出ます。 またまたさだまさしで辟易される方もいらっしゃるとは思いますが、もうちょっとだけお…

【瀋陽発16日】さんざし満開

2007年5月16日(水)、こちら中国瀋陽です。 北国のくせに日に日に気温は上がり、今や昼間は初夏の陽気が続いています。街路樹や公園の樹木などもすっかり緑を濃くしてきました。 もうだいたいこの時期に咲く花は終わったかな~と思っていたら、僕が住んでいる…

麻婆豆腐レポート⑫(だ・い・ぶ・つ)

▲大きさを際立たせるために同僚を下の隅に立たせてみました(^-^)。 2007年4月20日、世界遺産楽山大仏。 一部からのご期待に応えいよいよ大仏の写真公開ですが(笑)、実は写真を見てもその大きさはあまり実感できないんです、でかすぎて。被写体がでかすぎて…

「さくら」でランタンフェスティバル⑤(ちゃんぽーーん)

▲めいっぱい吊り下げられた新地中華街のランタン。 2005年2月19日、長崎、ちゃんぽん。 いよいよ長崎にやってきました。 長崎は過去仕事で一回来たことがあるだけで、観光目的のプライベート旅行は今回が初めてです。仕事で来たときは空港とホテルと仕事先を…

麻婆豆腐レポート⑪(成都→楽山)

▲成都駅の「成都」の文字も誇らしげ。 2007年4月20日(金)、成都から楽山へ。 やっと車中泊から解放され、成都駅近くの宿(バストイレ付き一泊120元(=約1800円))に泊まって三日ぶりに汗を流し、一夜が明けました。 昨夜降りたときには暗かったのでよくわか…

麻婆豆腐レポート⑩(とうとう麻婆豆腐登場)

▲世界の車窓からっぽい?こういう写真も窓が開けばこそ。 2007年4月19日、広元→成都、N757次列車。 今日のこの記事、切りが悪くてすごく長いです。すんません。 のどかな昼下がりの広元駅のホームを歩いて、N757次列車の先頭に回ってみます。 牽引機関車は、…

「さくら」でランタンフェスティバル③(「さくら」完乗!)

2005年2月19日(土)、「さくら」、鳥栖→長崎。 「はやぶさ」が熊本へ向けて行ってしまうと、「さくら」の先頭車両(7号車)が顔を出しました。待ってましたとばかりに大勢のファンや乗客が一斉にその「さくら」の顔に向けてシャッターを切ります。 ▲鳥栖から先…

麻婆豆腐レポート⑨(また食べすぎ)

▲広元からN757次列車に乗る。N757列車は4月18日改正で新登場した列車なのでサボもド新品のぴっかぴか。 2007年4月19日、広元駅、おひるどき。 なにしろ27℃ぐらいまで気温は上がっているし、朝からずっと外で歩き回っていたので、まずは何か飲み物を。 飲み物…

「さくら」でランタンフェスティバル②(ふくすし)

2005年2月19日(土)、「さくら」は西へ。 深夜の大阪で牽引機の写真を撮ったあと眠りに落ちて、ふと目がさめると下松に停車中。時間は6時半過ぎ。2月のこの時間はまだ暗い。もう山口に入ったんだと夢うつつに思っていると、やがて「さくら」は新山口のホーム…

【社説】津軽鉄道が漫画に登場

▲金木駅に到着する津軽鉄道走れメロス号。 もうみなさんご存じのことかもしれませんが、青森の地元紙「東奥日報」のウェブ版にこんな記事↓が載っていましたのでご紹介します。 津鉄沿線舞台の連載漫画スタート 五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道と沿線地域を…

麻婆豆腐レポート⑧(川のほとりを列車は走る)

▲嘉陵江西岸をゆく列車。もうすぐ広元駅到着。(大きいサイズでどうぞ) 2007年4月19日、明月峡古桟道から広元駅へ。 古桟道で絶壁と嘉陵江の流れを眺めながら対岸の鉄道を列車が一本通り抜けるまで待ち、それから広元市内へ戻ることにしました。 途中の嘉陵…

「さくら」でランタンフェスティバル①(出発)

2005年2月18日(金)、東京駅。 「え?〔さくら〕が廃止?ついこないだ〔はやぶさ〕と一緒になったばかりじゃん!」 「さくら」廃止のニュースを聞いて途方に暮れる。青森にいた時分にオトナになったら乗ってやるんだと心に決めていた東京発の九州ブルトレに乗…

そういえばちょうど二年前の今日…(亀戸天神)

そう言えばちょうど二年前の今日、つまり2005年の5月7日は、亀戸天神へ行っていました。 JR総武線亀戸駅からだとけっこう歩く亀戸天神へ、確か西日暮里駅前始発の亀戸駅前行き都バスに荒川四丁目バス停から乗って行きました。200円でけっこう長く乗れる都バ…

麻婆豆腐レポート⑦(崖がえぐれてます)

2007年4月19日、明月峡古桟道。 唐の詩人・李白をして「蜀道の難きは青天にのぼるより難し、人をして此を聴いて朱顔を凋ましむ(蜀への道は青天へ上るより険しい、話を聞くだけで若々しい表情が老人のように変わってしまうほどに)」、「一夫関に当たれば、…

はじめての「SL冬の湿原号」⑪(釧路湿原)

▲「SL冬の湿原号」から。釧路湿原に沈み行く太陽。 2005年1月23日、SL冬の湿原号、川湯温泉→釧路。 川湯温泉に到着した「SL冬の湿原号」が釧路への折り返し準備をする間、乗客たちは思い思いにホームで写真を撮ったり、駅舎内での出迎えイベントを楽しんだり…

麻婆豆腐レポート⑥(蜀道の難きは青天に上るより難し)

▲1800年前に桟道が架けられた渓谷。川は嘉陵江。 2007年4月19日、明月峡古桟道。 とうとう念願の「蜀の桟道」にやってきました。 復元された桟道を歩きながら、1800年前にここを行き交っていた人々のことに思いを馳せました。 今日は余計なおしゃべりなしに…

はじめての「SL冬の湿原号」⑩(C11-171)

2005年1月23日、川湯温泉駅。 ついに、「SL冬の湿原号」がやってきました。 川湯温泉駅での出迎えの準備が整い、「鉄」な人たちもそうでない人たちもホームにずらりと並んでその登場を待ち受けます。なにしろ日本でナマの走っているSLを近くで見るのは初めて…