毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

晩秋初冬すてきなニッポン(その60;味噌カツ)

▲来ちゃった……「矢場とん」……。 2008年12月6日、名古屋にて。 名古屋の日もとっぷり暮れて、夕食タイムがやってまいりました。「名古屋と言えば」と言えば思いつく名物食べ物は数々ありますが、コチラの記事でも書いたとおり、中部国際空港セントレアが中部…

「日本海」でいったりきたり(その14;「日本海2号」と急行「銀河」)

▲早朝の大阪駅に到着した「日本海2号」。 2006年11月25日(土)、大阪駅。 高熱にうなされている僕は、16:45の発車時間を待たずに「日本海2号」A寝台車のふとんの中にもぐりこみ、何度も夢と現の間を行き来しながら眠り通しました。せっかくの開放式A寝台車初…

晩秋初冬すてきなニッポン(その59;名古屋にて)

▲名古屋市西部から大垣方面にかけての幻想的な夕暮れ。 2008年12月6日、名古屋の夕暮れ。 さて、名古屋に到着しました。名古屋でセントレア行きの名鉄ミュースカイに乗り換えるため以外で途中下車するのは何年ぶりでしょうか。 名古屋駅構内や駅ビルなどはま…

「日本海」でいったりきたり(その13;オロネ24-5)

▲いよいよ「日本海2号」のA寝台車に入ります! 2006年11月24日(金)、高熱でダウン。 風邪をひいて高熱を出したまま寝台特急「日本海2号」に乗るハメになってしまったワタシ。いよいよ12号車の開放式A寝台車に乗り込みます。 デッキから車内へ入る最初の扉に…

晩秋初冬すてきなニッポン(その58;500系から富士山を)

▲見えたぜ、富士山! 2008年12月6日、新富士駅通過。 駅弁をたくさん食べたら眠くなってきちゃったなあ…… 博多行き「のぞみ29号」は500系の体をくねらせて快調に爆走中。天気は晴れ、青空。これはきっと富士山が見えるからして、見逃してはいけない。寝ては…

日本海」でいったりきたり(その12;上り「日本海2号」)

▲青森駅4番線で発車を待つ「日本海2号」。最後尾は電源車カニ。 2006年11月24日(金)、風邪ひいた。 さて、青森の実家でのんびりするのはこの日まで。24日の夕方からは青森を離れて旅に出ます。 そのトップランナーに選んだのは、4002レ特急「日本海2号」。200…

晩秋初冬すてきなニッポン(その57;がっつり駅弁)

▲おなじみ崎陽軒のシウマイに付いてるかわいい醤油差し。 2008年12月6日(土)、OBENTO--。 500系で運転される博多行き「のぞみ29号」は、定刻12:30に静かに東京駅を発車しました。品川、新横浜と停まるたびに乗客は増え、土曜の真っ昼間の東海道新幹線はあい…

「日本海」でいったりきたり(その11;八戸線)

▲この日の最後にようやく出会えたタラコちゃん。 2006年11月23日、八戸線ショートトリップ。 青い森鉄道の3513Mは、14:56に終点八戸に到着しました。南部名物「つつけ」を一抱え持っていてすごく重いのでこのまま家に帰ろうかなとも思いましたが、八戸線に15…

晩秋初冬すてきなニッポン(その56;GO WEST)

▲これが乗り納めになってしまうかも。東京駅から「のぞみ29号」。 2008年12月6日(土)、東京駅。 さて、長かったような短かったような休暇もとうとう終わりに近づき、帰り支度です。今回の帰りは、最近定番の日曜日のセントレア発瀋陽行き中国南方航空CZ698便…

「日本海」でいったりきたり(その10;「つつけ」)

▲三戸駅2番線ホームで発車を待つ八戸行き3513M。三戸始発の列車があるのは国鉄時代から。 2006年11月23日、三戸途中下車。 実は三戸駅で降りたのは郷愁に駆られたからでもふるさとに帰りたかったからでもありません。母親に用事を頼まれていたからなんです(^…

晩秋初冬すてきなニッポン(その55;柴又をあとにして)

▲柴又駅に到着した高砂行きの電車。乗ってきたときと同じ編成がまだ走ってる。 2008年12月4日、再び柴又駅へ。 柴又帝釈天の参拝を終え、再び柴又駅へ引き返します。石畳の参道の両脇にはさまざまな店々が軒を連ね、平日の午後にもかかわらず賑わいを見せて…

「日本海」でいったりきたり(その9;ふるさと三戸)

▲IGR7000形車両の車内。ロングシートとボックスシートが同居してます。 2006年11月23日、岩手青森の県境を越えて。 小繋から乗ったIGRいわて銀河鉄道の八戸行き普通列車4531Mは、ロングシートとボックスシートが交互に並んでいます。車内に乗客は少なく、快…

晩秋初冬すてきなニッポン(その54;須弥山へつながる帝釈堂)

▲柴又帝釈天帝釈堂。 2008年12月4日、帝釈天参拝。 帝釈天配下の四天王のうち南方守護の増長天と西方守護の広目天を安置する二天門をくぐって帝釈天境内に入ります。正面にはまたみごとな帝釈堂が建っています。ここは1629年に開基された経栄山題経寺という…

「日本海」でいったりきたり(その8;小繋駅を発つ)

▲小繋駅のホームから二戸方の大カーブを望む。 2008年11月22日に連載第7回の記事をアップして以来長く休載していたこのシリーズ、今日から再開です(^^)。前回は、映画「待合室」の舞台となりロケ地となったIGRいわて銀河鉄道の小繋駅を訪れたところで終わっ…

晩秋初冬すてきなニッポン(その53;帝釈天参道)

▲というわけで、柴又帝釈天。 2008年12月4日、柴又駅から。 さて、それでは京成柴又駅前から柴又帝釈天へ向かって散策を始めましょう。 寅さんの銅像が立っている駅前の小広場からスタートすると、すぐに帝釈天参道に入ります。浅草の仲見世なんかもそうです…

厳冬の中国最北端をゆく(その25;最終回)

▲ハルビン駅に到着したN58次列車。一両ごとに車掌さんが下車客を見送ってくれます。 2007年1月9日、キタイスカヤ。 チチハルで車内ががらんとなった列車は、朝のけだるい雰囲気に包まれながらラストスパート。そして11:32、N58次列車は定刻にハルビン駅に到…

晩秋初冬すてきなニッポン(その52;柴又駅)

▲京成高砂行きの電車がゆっくりと柴又駅に入ってきた。 2008年12月4日、京成金町線。 堀切菖蒲園駅近くで昼食をとったあとは、いよいよ柴又へ向かいます。柴又と言えば帝釈天、そして遠山の金さん、イヤ違った、フーテンの寅さんが全国民的に有名ですが、僕…

厳冬の中国最北端をゆく(その24;再び列車に)

▲薄暗いハイラル駅の待合室に掲げられたN58次列車の乗車案内。 2007年1月8~9日、再び夜行列車。 ハイラルにできたばかりのケンタッキー・フライドチキンで時間をつぶし、再びハイラル駅にやってきました。これから乗るのは、満洲里始発ハルビン東行きのN58…

晩秋初冬すてきなニッポン(その51;堀切菖蒲園駅)

▲京成堀切菖蒲園駅に到着した津田沼行きの電車。 2008年12月4日(木)、堀切菖蒲園駅。 この日は、昼飯を食べに出たついでにふらりと京成線に乗り、堀切菖蒲園駅で途中下車してみました。 「堀切菖蒲園」、なかなか風情のある駅名だと思いませんか?隣の駅は「…

厳冬の中国最北端をゆく(その23;ハイラルのケンタ)

▲寒い寒いハイラルで熱い熱い火鍋を食べました(^^)。 2007年1月8日、ハイラル。 満帰駅からの汽車旅を終えてハイラルに着いた我々は、次の列車までの時間を利用してタクシーで市の中心部へ行き、まずは旅行社の人から、頼んでおいたハルビン行きの列車の切符…

晩秋初冬すてきなニッポン(その50;常磐線各駅停車)

▲地下鉄千代田線へ乗り入れる国鉄-JRの203系電車。 2008年12月3日(水)、都心にて。 東京へ戻ってきました。東京では4泊して、瀋陽へ帰る前の最後の買い物やらなんやらを済ませるつもりです。その間の仮の住まいはJRと京成が走る葛飾区金町界隈。下町風情た…

厳冬の中国最北端をゆく(その22;終点ハイラル)

▲夕闇迫る頃、扎羅木徳駅に到着。 2007年1月8日、とうとう終点。 牙克石駅で15分停車したあと再び大雪原に飛び出した4182次列車は、牙克石駅から列車番号を4183次に変え、ラストスパートとばかりに西へ西へと走り続けます。真冬の日は短く、外は薄暗くなって…

晩秋初冬すてきなニッポン(その49;一路東京へ)

▲青森駅5番線に到着する秋田からの普通列車647M。 2008年12月2日(火)、青函トンネル。 青森駅の5・6番線ホームで「連絡線」の文字を眺めながら思い出にひたることしばし、5番線には14:43到着の秋田からの普通列車647Mが入りました。そしてそれに続くように14…

厳冬の中国最北端をゆく(その21;大雪原へ)

▲4182次列車は大森林地帯を抜けて大雪原地帯に入りました。 2007年1月8日、車窓の変化。 4182次列車は、7分停車の図里河駅で息を整え、再び動き出しました。昼下がりの車内、特に僕の乗っている、半分は乗務員休憩用の寝台車は、ほとんどの乗客が午睡をむさ…

晩秋初冬すてきなニッポン(その48;青函連絡船)

▲青森駅。14:16に4番線に着いた蟹田からの普通列車338Mが引きあげ待ち。 2008年12月2日(火)、青森駅。 青森の実家でののんびりした休みも終わり、この日は東京へ出ることに。14:51発の4022M特急「スーパー白鳥22号」をめざして青森駅へ行きます。 「スーパー…

厳冬の中国最北端をゆく(その20;弁当タイム)

▲「東風4型」ディーゼル機関車。この顔、誰かに似てると思うんです。 2007年1月8日、列車行き違い。 17分の停車時間が過ぎて、4182次列車は11:43、伊図里河駅を発車です。 その次の停車駅は、図里河駅。12:10の到着です。ここでも時刻表上は7分の停車時間が…

晩秋初冬すてきなニッポン(その47;青森でのんびり)

▲青森駅。来年東北新幹線が新青森まで開通したら、この駅の未来はあるのか。 2008年12月1日(月)、青森市内のとある踏切。 それからしばらく青森の実家で過ごしました。青森市の繁華街はかつては青森駅から続く新町通り周辺でしたが、今や郊外に大型スーパー…

厳冬の中国最北端をゆく(その19;根河・伊図里河)

▲根河駅、つかの間の雑踏と賑わい。 2007年1月8日、牙林線と伊加線。 潮中駅を出て走ること約30分、「根河駅」に到着しました。ここは内蒙古自治区ホロンバイル市の下の根河市(県級市)の中心地ですから、駅では大勢の人が降り、また大勢の人が乗り、ホーム…

晩秋初冬すてきなニッポン(その46;八戸駅にて)

▲ローカル列車が肩を並べて。 2008年11月29日(土)、八戸駅にて。 「あけぼの」でやってきた友人たちは「スーパー白鳥95号」で函館へと去っていきましたので、僕は2番線から10:12発八戸行き普通列車570Mに乗ることにします。 友人たちは夕方に函館から戻って…

厳冬の中国最北端をゆく(その18;車内は冷凍庫)

▲金河駅に停車中の4182次列車。 2007年1月8日、快晴、青空。 始発の満帰駅から約2時間で金河駅に到着した4182次列車は、しばしの停車のあと、再び「牙林線」を南下します。「牙林線」の「牙」は、満帰駅からの路線がシベリア鉄道の一部とも言えるハルビンと…