毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本列島縦断夏の旅(その14;「神の水」)

▲そろそろ午後6時。長湯温泉一帯も夏の日暮れがやってきそう。 2006年8月23日(水)、神の水。 丸長旅館の川向こうに天満神社があります。その境内に湧いているのが「神の水」。100年前に発見された水で、阿蘇溶岩の裂け目から湧き出してくるのだとか。所有は…

日本列島縦断夏の旅(その13;長湯温泉)

2006年8月23日(水)、大分竹田直入、長湯温泉。 こうしてやってきたのは、日本一の炭酸泉が湧く長湯温泉。おっと、「日本一」って言っちゃいけないんだった。いろいろな観点から総合して、僕は長湯温泉がやはり日本一の炭酸泉の温泉郷だと思っていますが、去…

日本列島縦断夏の旅(その12;豊後竹田へ)

▲九州に来て大きく変貌を遂げたキハ185形(「九州横断特急2号」、大分駅にて)。 2006年8月23日(水)、大分駅から。 というわけで、「富士」のヒルネで来るよりも早く大分に着いてしまいました。次の列車まで40分ちょっとあるので、熱い風の吹き抜けるホーム…

日本列島縦断夏の旅(その11;「富士」が来ない)

▲日豊本線を激走する「ソニック9号」のパノラマキャビンからの前面展望。 2006年8月23日(水)、「富士」でヒルネ。 ところが。 「富士」の到着時間も少々過ぎた頃、門司駅のホームに「寝台特急「富士」は85分ほど遅れて運行しております」という無情なアナウ…

日本列島縦断夏の旅(その10;門司港駅出発)

▲まだ朝8時を過ぎたばかりだというのに、門司港駅のホームに射し込む光は猛暑そのもの。 2006年8月23日(水)、門司港。 門司港駅のレトロな駅舎と改札を抜けてホームへ出ます。櫛形のホーム配置はまさに終着駅。 門司港駅の定番スポットと言えば、鹿児島本線…

日本列島縦断夏の旅(その9;門司港の朝)

▲関門橋の下をコンテナ船が行く。 2006年8月23日(水)、門司港の朝。 門司港の朝が明けました。この界隈には2005年のお正月に立ち寄ったことがあります(そのときのようすはコチラ)が、こんなに暑い季節に来るのは初めてであります。 この日の朝はのんびりで…

日本列島縦断夏の旅(その8;白クマだ!)

▲闇夜に浮かぶ関門橋(門司港側から)。 2006年8月22日、門司港。 青森からはるばる列車を乗り継いで、やってきたのは門司港駅。駅近くのホテルに荷物を落ち着けてようやくひといき。しかしこうも暑いと冷たいものがほしくなります。もう夜9時を回りましたが…

日本列島縦断夏の旅(その7;九州上陸)

▲やっとこの日のゴールに到着。門司港駅です。 2006年8月22日、九州上陸。 初めての500系「のぞみ」、東京発15:50の「のぞみ41号」は、まだまだまだまだ酷暑の続く東京駅18番線を発車しました。窓際に座ってしっかり車窓を楽しもうと思っていたのですが、ち…

日本列島縦断夏の旅(その6;西へ向かって)

▲かっこよすぎ!今も人気絶大の500系「のぞみ」(東京駅18番線にて)。 2006年8月22日、GO WEST!。 さて、18番線ホームで待っていると、やがてやってきたのは博多からの「のぞみ18号」。この折り返しが「のぞみ41号」になるのですが、そうです、500系「のぞ…

日本列島縦断夏の旅(その5;「はやて」から「のぞみ」へ)

▲東京駅で15:50発「のぞみ41号」へ乗り換え。 2006年8月22日、東京駅。 八戸から爆走を続けた「はやて14号」は、定刻15:08に終点東京に到着しました。八戸から3時間03分であります。 東京駅で新幹線を利用するときにいつも見かけるので、いつか自分もここを…

日本列島縦断夏の旅(その4;上京)

▲おなじみ789系「スーパー白鳥14号」、八戸行き。 2006年8月22日(火)、青森→東京。 さて、実家でののんびりも終わり、これから日本列島縦断の旅に出ます。 まずは青森駅10:55発4014M特急「スーパー白鳥14号」。まことにハンパな時間ですが、列車の到着を待つ…

日本列島縦断夏の旅(その3;701系)

2006年8月20日(日)、夕方、青森西滝。 瀋陽から成田に着いて、リムジンバスで羽田空港へ移動して、羽田発JAL1207便で一気に青森へ飛びました。青森の実家で数日のんびり過ごします。 写真は、青森へ帰った翌日、8月20日の夕方、近所を散歩したときの一枚。 …

日本列島縦断夏の旅(その2;北朝鮮上空)

2006年8月19日、北朝鮮上空。 さて、瀋陽を定刻に離陸した東京成田行き中国南方航空CZ627便は、進路を南東にとって飛び続けます。瀋陽から南東へ飛びますと、やがて遼寧省丹東市の上空に差しかかります。このへんで進路をほぼ真東に変え、そのまままっすぐ………

日本列島縦断夏の旅(その1;CZ627便)

▲東京成田行きCZ627便。この頃はA300-600Rが珍しくなかった(瀋陽空港にて)。 2006年8月19日(土)、瀋陽桃仙空港。 やっと、今の季節に合った旅レポをお届けできます(^_^ゝ。2年前の2006年8月の夏休みに出かけた日本列島縦断の旅のレポートです。ネタ切れを…

偽満皇宮博物院(長春)

▲1932年9月15日、日満議定書が締結された部屋。日本側全権は武藤信義陸軍大将(関東軍司令官)、満州国側は鄭孝胥国務総理。 今日は一休み的に「中国点描」の記事を書きます。 5月25・26日の両日、中国版新幹線に乗って吉林省の省都・長春へ行ってきました。そ…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(おまけ;常磐線103系)

▲上野駅12番線、常磐線快速、103系。 寝台特急「出雲」の旅は終わってしまいましたが、おまけをちょっと。 「出雲」の東京到着は06:57。それから山手線で上野へ出て、三河島にある自宅にいったん帰ります。三河島ということは、上野からは常磐線になります。…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その17;終点東京)

▲寝台特急「出雲」、定刻06:57に終点東京到着。出雲市から953.6kmを走り抜きました。 2006年2月20日、朝、東京駅。 米子を出た寝台特急「出雲」の7号車の乗客はあいかわらずちらほらで、すっかり日が暮れて真っ暗になった車窓を横切る街灯や家々の光を眺めな…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その16;米子にて)

▲米子で8分停車の寝台特急「出雲」。 2006年2月19日、寝台特急「出雲」、走る。 出雲市駅も少々暮れかかってきたでしょうか。4レ寝台特急「出雲」東京行きの発車時刻が近づいてきました。 隣の2番線ホームに益田からの2022D特急「スーパーまつかぜ12号」が着…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その15;寝台特急「出雲」登場)

▲廃止まであと一ヶ月を切った2006年2月19日の寝台特急「出雲」(出雲市駅にて)。 2006年2月19日、出雲市駅。 一畑電鉄で電鉄出雲市駅に到着し、JR出雲市駅に移動します。時間は午後5時を回ったところ。ちょっと時間があるので食料の買い出しをします。駅構…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その14;一畑電鉄)

▲時間が止まったかのようなたたずまいの一畑口駅で進行方向が変わります。 2006年2月19日、一畑電鉄。 快速「アクアライナー」を出雲市駅で降りて、バスに乗ってお約束の出雲大社へ向かいます。昼食はこれまた僕の定番、江戸末期天明年間創業という大社近く…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その13;「スーパーまつかぜ」)

▲江津駅に到着したキハ187系特急「スーパーまつかぜ1号」。 2006年2月19日、江津駅。 三江線の列車を江津で降りると、乗り継ぐ列車まで少し時間があるので、駅の外に出てみました。江津の駅舎はなんの変哲もない小さい地方都市で見かける箱形の建物。駅前に…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その12;浜原→江津)

▲三江線浜原駅には「三江線全通記念」の石碑がぽつんと。 2006年2月19日、 07:45に浜原に到着した444Dは08:10発三次行き445Dとなって折り返し、浜原着07:52の江津からの443Dが07:58発江津行き446Dとなって折り返すダイヤになっています。お互いが浜原で折り…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その11;三次→浜原)

▲朝もや残る山合の小駅・口羽で小休止する444D。運転士さんもホームで背伸び。 2006年2月19日、三江線。 まだ真っ暗の中を三次駅を発車したキハ120形気動車単行の444Dは、暗闇の中をとことこと走ります。どの駅でも誰も乗ってきません。三次を出たときから他…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その10;三次駅の朝)

▲まだ朝6時前の三次駅構内。それでも煌々と明かりが灯り、もう2本の列車を送り出しました。 2006年2月19日(日)、早朝の三次駅。 前日「みよし6号」に乗り続けてそのまま備後落合まで行き、翌日は木次線のスイッチバック体験というのにも惹かれましたが、木次…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その9;急行「みよし」)

▲「急行」の種別幕がなつかしいキハ28-3014(広島駅にて)。 2006年2月18日、広島駅から。 広島風お好み焼きを本場広島で食べられてよかった(^^)。そういえば今日(6月6日)のニュースで、広島市のオタフクソースが「広島名物お好み焼きの歴史を学び、作り方も…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その8;あなごめし食べたい)

▲錦帯橋からバスで向かった岩国駅のホームの向こうには山口仕様のキハ47が。 2006年2月18日、錦帯橋。 さて、錦帯橋の参観を終えて、岩国駅発14:42の5362M快速「シティライナー」に乗って宮島口駅まで行きます。岩国駅の構内側線には山口仕様の黄色が鮮やか…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その7;錦帯橋)

▲初めて訪れた岩国・錦帯橋。 2006年2月18日、錦帯橋。 さて、岩国と言えば錦帯橋。 といっても、岩国を訪れるのはこの日が生まれて初めてなのですから、錦帯橋ももちろん初めて。かつて錦帯橋を訪れる観光客のほとんどが利用したという今の西岩国駅から、僕…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その6;西岩国駅)

▲昭和4年開業のモダンな建築の西岩国駅。正面のアーチは錦帯橋がモチーフだとか。 2006年2月18日、西岩国駅。 西岩国駅へ行ってみたいと思ったのは、当時「読売新聞」日曜版が連載していた全国の駅を紹介する記事で西岩国駅の写真を見たそのときでした。洋風…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その5;錦川鉄道NT2000形)

▲西岩国駅。去りゆく2232D。 2006年2月18日、西岩国駅。 朝方の舞鶴の雪景色が嘘だったかのように、山陽地方はすばらしい青空の晴れ模様。 「のぞみ5号」から駆け込みで乗り換えたのは岩徳線岩国行き普通列車2232D。上半分が黄色に塗られた(山口カラーとで…

さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その4;徳山停車の「のぞみ」)

今日から早や6月、水無月ですね。涼しい風が待ち遠しくなることから風待月ともいうそうですが、だんだん蒸し蒸しじめじめしてきて鬱陶しい季節になってきます。リフレッシュに工夫してまたひと月元気にがんばりましょう!(^-^) さて、2006年2月18日、京都→徳…