日本列島縦断夏の旅(その11;「富士」が来ない)
2006年8月23日(水)、「富士」でヒルネ。
ところが。
そ、そんな。どこでそんなに遅れるのよ(T_T)。
せっかくヒルネ用特急券もばっちり用意して待っているというのにヒドイ。あとの行程があるので85分も待っていられません。泣く泣く「富士」をあきらめます。「富士」をあきらめたからには小倉方面へ出なければなりませんが、いつの間にか関門トンネル方面で信号故障が起きていて、下関・小倉方面の列車が全面ストップしているではありませんか。ついてない~。
とにかく次に出るという列車に飛び乗り、ひと駅先の小倉へ。そして小倉駅のみどりの窓口へ飛び込んで「次のソニックの指定券ください!」「あー、満席ですね。」「グリーン車はどうでしょう?」「空いてますけど」「それくれ、やれくれ、すぐにくれっ!」
というわけで、小倉09:46発の3009M特急「ソニック9号」のグリーン車にはからずも乗ってしまうことになりました(^^)。あとから思えばもう一本あとの「ソニック11号」でも日程には影響しなかったのですが、なにしろ「富士」に乗れなくて焦ってましたから(^^ゞ。
九州で初のG車体験。
「ソニック9号」は速達タイプで、小倉を出ると行橋、中津、別府、大分にしか停まりません。やってきた車両は青いソニック883系AO-4編成。リニューアルされた883系に乗るのは初めてであります。指定席は満席とのことでしたが、グリーン車には空席がまだまだあります。前方の運転席背後にはグリーン車乗客専用の展望コーナー「パノラマキャビン」があり、ウッディなベンチに腰掛ければ前方展望を独占することもできます。シートは限りなく黒に近い茶色の艶消しの革張りでゴージャスさを演出。たまにはこういうのもいいな~。「富士」に乗れなかったことは忘れてあげよう(^^)。
小倉から激走1時間20分、11:06に、特急「ソニック9号」、終点大分到着です
折り返し「ソニック24号」に。
▲883系リニューアル車は初乗車。メタリックブルーが真夏の日差しにぎらりと反射しております。