毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

甘粛省夏河から迭部へ(彼は歩いてどこへ行くのか)

▲左隅の彼はいったい歩いてどこまで行こうというのか。 2010年5月11日、甘南チベット自治州最南端へ。 甘粛省甘南チベット族自治州合作市夏河県での用事を済ませて、次なる目的地迭部県へ向かいます。迭部県は甘粛省の最南部、四川省に接しているあたりにあ…

頭等艙と公務艙

▲北京首都国際空港第2ターミナル24番ゲートで出発を待つMU5112便。 2010年5月29日と30日の週末、ちょこっとだけ上海に行ってきました。万博には行かず、晩飯食って一泊して昼飯食って帰ってきただけですが。 しかし、ちょこっと行くだけにしては今の上海は高…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その59;播但線へ)

▲城崎温泉に到着。隣のホームには「きのさき8号」。 2009年9月10日、播但線へ。 浜坂から45分で、特急「はまかぜ4号」は城崎温泉に到着しました。城崎温泉、一度だけ2時間ほど途中下車して立ち寄り温泉に浸かったことがありますが、宿泊などしてゆっくり過ご…

ついに出ました蘭州牛肉麺!

▲甘粛省合作市の牛肉面。細麺にゆで卵も入れてみた。赤いのはラー油。 2010年5月11日、朝から牛肉麺。 甘粛省の省都は蘭州、蘭州と言えば「蘭州牛肉麺」であります。 どうして蘭州と言えば牛肉麺なのか、実はわかりません。しかし、中国人と食べ物の話題にな…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その58;みたび餘部鉄橋)

▲ずらりと並んだグリーン車シート。 2009年9月10日、グリーン車に一人。 さて、いよいよ4D特急「はまかぜ4号」の2号車、グリーン車に乗り込みます。昔ながらの字体で「グリーン車」と書かれたドアを開けてデッキから車内へ入ると、おお!2×2列のグリーン車シ…

菜の花咲く高原地帯へ。

▲臨夏市と甘南チベット族自治州の境界にある「土門関」。 2010年5月10日、棚田から高原へ。 道の両脇に延々と広がる棚田を眺めながら尾根を走り続けること2、3時間、車窓の風景が変わってきました。急斜面を描いて深く谷に落ち込んでいた棚田の風景は、緩や…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その57;GREEN CAR)

▲キハ181系の車両に燦然と描かれたグリーン車マーク。小さい頃からのあこがれの車両です。 2009年9月10日、「はまかぜ4号」2号車乗車。 駅前食堂が閉まっていたので、しかたなくコンビニで弁当を買って待合室で少々寂しいお昼を食べ、さて、改札を抜けて1番…

上から下までひたすら棚田。

▲甘粛省南部の海抜2,500m前後の一帯に広がる棚田、棚田、また棚田。 2010年5月10日、蘭州から南へ。 蘭州空港から、前回1998年に来たときにはまだ存在しなかった立派な空港アクセス高速道路を飛ばしていったん蘭州市内に入り、軽くランチを食べました。蘭州…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その56;駅前食堂は?)

▲カニでおなじみ浜坂駅。 2009年9月10日、お昼食べたい。 さて、浜坂駅では少々時間があるので駅の外に出てみます。7年前に来たとき、駅前の食堂で昼を食べているうちに突然の豪雨になり、食堂のおばさんが傘を貸してくれたことがあるので、今日もその食堂で…

またも「清真」機内食。

▲3月のウルムチ行きのフライトでも見かけた機内食の「清真」シール。 2010年5月10日、蘭州へ飛ぶ。 胡錦濤国家主席さまのロシアからのお戻りセレモニーが終わるまですべてのトラフィックが止められていた北京首都空港は、ようやく運用再開。RWY36Rエンドで待…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その55;もうできたかな)

▲まさに工事現場の餘部駅。 2010年9月10日、またも餘部鉄橋。 鎧駅から再び乗り込んだ播但線カラーのキハ47は、やがてトンネルを抜けて、再び餘部鉄橋にさしかかります。 浜坂から鎧へ行くときは進行方向左側に陣取ってずっと海を眺めましたが、今度は最後尾…

中国国際航空のVIP機登場。

▲これから乗るのは中国国際航空CA1273便蘭州行き。これはVIP機じゃないよ。 2010年5月10日、早朝の北京首都空港。 というわけで、5月10日から15日まで甘粛省へ行ってきました。 甘粛省は中国西部の細長い省で、省都は蘭州。省北西部は敦煌、酒泉、嘉峪関(万…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その54;「なんでだろう、涙がでた。」)

▲1日何本バスが来るのかなあ。 2009年9月10日、たった15分。 遮るもののない高台の上にある鎧駅の海側ホームに、まだ夏の盛りの厳しい日差しが照りつけます。「宗谷岬でタコしゃぶplease!」という書庫に入っているのにまったく関係のない場所の記事はまだ続…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その53;小さな湾と小さな漁村)

▲鎧駅から見下ろせる小さな湾。 2009年9月10日、海側のホームから。 鎧駅の、今は使われていない海側のホームは高台のへりのようなところにあり、そこから真下にある湾と小さな漁港、そしてそことは防波堤に区切られた日本海の外海を見下ろし、見渡すことが…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その52;鎧駅)

▲鎧駅を走り去るキハ47の172D。 2009年9月10日、餘部駅の次の鎧駅。 浜坂を12:07に発車した豊岡行き普通列車172Dは、久谷、餘部と停まり、有名な餘部鉄橋にさしかかります。付け替え工事中ということですがその様子は復路でご紹介するとして、まずはすばらし…

ウエルカム・キュウリ

▲なんだこれは。 2010年5月14日、甘粛省華亭県にて。 ホテルに泊まりますと、時々部屋の中に「ウエルカム・フルーツ」なるものが置かれていることがありますよね。まあビジネスホテルではそういうのはないでしょうけれど、たまにお偉いさんのおともでちょっ…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その51;タラコ色から播但色へ)

▲浜坂で乗り継いだのは播但線色のキハ47。 2009年9月10日、残暑厳しい真昼時。 鳥取発浜坂行き普通列車530Dは、タラコ色キハ47の2両編成で、残暑で快晴の山陰路をのんびり走ります。ボックスシートを独占して車窓を眺めやれば、夏の日差しを照り返す黒や茶色…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その50;シートの向き)

▲岡山駅3番線に入線した特急「スーパーいなば1号」。 2009年9月10日、初めて乗る特急。 さて、岡山駅3番線、糸崎から到着した湘南カラーの1736Mが引き上げていくと入れ替わりに入ってきたのが、これから僕の乗る09:14発の2072D特急「スーパーいなば1号」です…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その49;湘南カラー健在)

▲岡山駅で久しぶりに見た湘南カラー。 2009年9月10日、岡山駅。 「しおかぜ6号・いしづち6号」の車内で「汽車辨当」を食べてしまえば、時間はまだ朝6時台、当然のことながら眠気が襲ってきます。車窓の景色などそっちのけで爆睡……(_ _).。o○ ハッと気がつけ…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その48;汽車辨當)

▲昭和15年の駅弁を復刻した松山駅の「汽車辨當」。 2009年9月10日、朝から駅弁。 松山では駅弁は「醤油めし」と決めていた僕がこのとき意を決して購入したのは「汽車辨當」。昭和15年に販売されていた駅弁を再現したもので、掛け紙の上には「昭和15年の御弁…

宗谷岬でタコしゃぶplease!(その47;早朝の松山駅)

▲早朝の松山駅。空には朝焼けの名残が。 えー、この「宗谷岬でタコしゃぶplease!」の連載、宗谷岬からすっかり離れて四国に入ったところでぷっつりと連載が止まっていましたが、約2ヶ月半ぶりに再開です。今さらですが、昨年の夏休みの旅レポであります。こ…

北京首都空港と言えば「漢堡王」。

▲「バーガーキング」北京空港店のワッパーです。 僕は、ハンバーガーが大好きなんですが、ジャンクフードの摂取過多は健康によくないので(^_^ゞ、ファストフード店にはめったにいきません。特に日本にいるときは、マクドナルドにせよKFCにせよそれ以外のにせ…

今日の春秋航空(Spring Airlines)

▲北京空港で隣にいた同型機、CAのB737-800。 5月3日、一泊二日でふらりと出かけた瀋陽から北京へ戻ってきました。 今日乗ったのは瀋陽発15:40のCA1658便。機材はB737-800。JALなどが導入しているB737-800にはウイングレットがついていますが、中国国際航空の…

北京発大連経由瀋陽行き

▲北京発瀋陽行きCA932便。機材はスリムなA321。 中国は労働節(メーデー)の休暇で5月1日~3日が三連休になっています。家で引きこもっていても退屈なので、今日2日は瀋陽へ来ています。 北京発13:25の中国国際航空CA932便に乗って出発です。北京空港へ行く…

ある日のJAPAN AIRLINE

▲PEKからHNDへ向かって飛ぶB767の機体に夕日差す。 2010年3月26日と4月2日、そのときのJAL。 アイスランドの火山の噴火は、欧州ばかりではなく、遠く遠く離れた日本でも欧州を結ぶ航空便が数日にわたって欠航となるなど、大きな影響を与えました。上空に噴き…

2010春・新疆に行きたい心境(その18;クチャのアザーン)

▲新疆第二のイスラム寺院・クチャ寺院。 2010年3月11日、クチャ寺院。 クチャ最後の参観場所はクチャ寺院。新疆地区ではカシュガルのエイティガール寺院に次ぐ第二のイスラム寺院です。クチャの町は新城と旧城に分かれていますが、このクチャ寺院は旧城のバ…