毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

今日の春秋航空(Spring Airlines)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818205711.jpg ▲北京空港で隣にいた同型機、CAのB737-800。

 5月3日、一泊二日でふらりと出かけた瀋陽から北京へ戻ってきました。

 今日乗ったのは瀋陽発15:40のCA1658便。機材はB737-800。JALなどが導入しているB737-800にはウイングレットがついていますが、中国国際航空の-800にはウイングレットはありません。自分が乗った機材は写真に撮れませんでしたが、北京に到着したとき隣のスポットに同じ-800が停まっていたので、その写真を掲載します。それが一枚目の写真です。

 瀋陽桃仙空港の5番ゲートからCA1658便に搭乗します。今日の座席は33A。自動チェックイン機で座席選択をしたら唯一席残っていた窓際席です。機内は満席。北京~瀋陽間には一日11往復のフライトがありますが、すべてナロウボディ機。いちばん大きい機材でA321です。けっこう人の動きはあるように思うので数便はワイドボディ機が充当されてもよさそうに思うのですが。

 隣のスポットに入っているのは15:30発の北京行き中国南方航空CZ6105便。機材はA319です。瀋陽に済んでいた去年の7月まではCZにばかりお世話になっていましたが、北京に転勤してからはCZはめったに乗らなくなりましたですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818205702.jpg 北京行きCZ6105便。

 CZ6105便がプッシュバックされて出て行くと、隣の隣のスポットに入っている飛行機が見えました。あまり見慣れぬグリーンの機体です。

 この飛行機は「春秋航空(Spring Airlines)」のA320。上海をベースに2005年に第一便を飛ばした中国初の民間資本系航空会社だそうで、経営母体が旅行会社ということもあってか、上海~温州片道99元とか上海~西安片道199元とかむちゃくちゃな価格の航空券を出してみたり、乗客が持ち込んだ飲食物の空き缶やゴミが非常に多くて清掃コストがかかるという理由で乗客の飲食物持ち込みを禁止してみたり、「より低価格のためなら、乗客は、バスに乗るのと同じように、座席なし、荷物の預かりなし、食事、水なしでも大丈夫なはずだ」という発想から「立ち乗り」と「サービスゼロ」を目指してみたり、かなりぶっ飛んだ印象のローコストエアラインです。

 見えているのは15:50発の上海行き9C8850便でしょうか。乗ってみたいような、できれば避けたいような春秋航空、あなたもいかが?(^_^ゞ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818205706.jpg ▲とんでもない激安航空券で知られた「春秋航空」、「立ち乗り」は実現するか?