毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

まりも(2006冬・道東)

「まりも」に乗って道東へ(最終回;お別れは根室中標津)

▲標茶町虹別に沈む夕日。 2006年1月22日、標茶町虹別。 列車を標茶駅で降りた僕は、駅まで迎えに来てくれた宿の車に乗ってこの日の宿へ向かいます。標茶駅からも摩周駅からも車で約25分の標茶町虹別にあるこの一軒宿の建物はジョージアンスタイルの英国風マ…

「まりも」に乗って道東へ(その10;茅沼駅)

▲茅沼駅近くの雪原で戯れるタンチョウヅルたちはまさに冬の道東の風景。 2006年1月22日、茅沼駅。 摩周駅で「SL冬の湿原号」を見送ったあとは、13:46発の釧路行き普通列車4733Dに乗って引き返します。この列車は通常は川湯温泉駅が始発ですが、「SL冬の湿原…

「まりも」に乗って道東へ(その9;摩周駅)

▲やっと正面から拝めました、C11-171。 2006年1月22日、摩周駅到着。 沿線でのさまざまな歓迎を受けながら釧路から約1時間50分、「SL冬の湿原号」は摩周駅に到着しました。摩周では42分という長い停車時間が設けられています。終点川湯温泉駅まであともうひ…

「まりも」に乗って道東へ(その8;くしろ港町ビール)

▲茅沼駅に停車中の「SL冬の湿原号」。 2006年1月22日、摩周へ向かう。 11:11の定刻に釧路駅を出発した川湯温泉行き「SL冬の湿原号」は、快晴の青空の下を蒸気の音を響かせながら釧路湿原方面へと走っていきます。バック運転ではありますが、釧路川を渡るとき…

「まりも」に乗って道東へ(その7;またもバック運転)

▲川湯温泉行き「SL冬の湿原号」を牽引するのはC11-171、後ろ向きに走ります。 2006年1月22日(日)、快晴。 前日は釧路湿原駅から釧路駅まで日が暮れてからわずか30分足らずしか「SL冬の湿原号」に乗らなかったので、この日は改めて始発の釧路駅から再乗車しま…

「まりも」に乗って道東へ(その6;「SL冬の湿原号」初日)

▲2006年シーズン初日の「SL冬の湿原号」を先頭で牽引したC11-207(釧路駅にて)。 2006年1月21日、SL冬の湿原号。 釧路湿原駅でのアイスキャンドルの飾り付けがだいたい終わる頃、遠くで一つ、汽笛が鳴るのが聞こえました。あたりはもうだいぶ暗くなり、アイ…

「まりも」に乗って道東へ(その5;釧路湿原)

▲釧路湿原に日が沈む。 2006年1月21日、釧路湿原。 釧路駅前のホテルにチェックインして荷物を置いたあと、再び釧路駅へ戻り、15:48発網走行き普通列車4740Dに乗りました。そして16:06、釧路湿原駅で下車です。 この日は2006年の「SL冬の湿原号」の運行初日…

「まりも」に乗って道東へ(その4;釧路へ戻る)

▲朝日にいちばん近い街・根室。 2006年1月21日、根室本線。 納沙布岬で予定のバスを逃してしまったので、引き続き納沙布岬でまったり過ごします。他に観光客らしき人もほとんど見あたらず、寒いことは寒いですが、これ以上ないほどに晴れ上がった青空の下を…

「まりも」に乗って道東へ(その3;納沙布岬)

▲納沙布岬から東を望む。白く見えるのは歯舞群島か流氷か。 中国杭州レポートを割り込ませてしまったために中断していました「「まりも」に乗って道東へ」を今日から再開いたしまーすヽ(^。^)丿。 2006年1月21日、納沙布岬。 釧路から乗った3625D快速「はなさ…

「まりも」に乗って道東へ(その2;根室まで)

▲まだ真っ暗の終点・釧路に到着した特急「まりも」。 2006年1月21日(土)、釧路→根室。 どこかで目が覚めました。寝具にばっちりくるまっているのに妙に寒い。午前4時台だったと思いますが、車内がぎんぎんに冷え切っているようです。さすが厳冬の道東、夜明…

「まりも」に乗って道東へ(その1;出発)

▲夜も更けて寒さも厳しさを増した札幌駅に入線した釧路行き特急「まりも」。 2006年1月20日(金)、羽田から真冬の北海道へ。 先週予告しましたとおり、季節はずれ企画(笑)「「まりも」に乗って道東へ」を本日からお届けいたします(^_^ゞ。 今を去ること2年…

「まりも」に乗って道東へ(序)

▲2006年1月20日、札幌駅にて。 4月も半ばを過ぎ、こちら中国瀋陽は春どころか、一気に最高気温が25℃を超える初夏の陽気になっております。明日明後日(17・18日)は出張にでかけますので、更新をお休みさせていただきます。どうぞご了承願います。 出張から…