毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北京駅を行き交う列車たち(その4)

▲CRH5型「和諧号」が8両編成で北京駅を発車してきた。 北京駅を行き交う列車を飽かず眺めてます。8月22日の散歩レポのつづきです。 お次は、北京駅を「和諧号」が発車してきました。今度のはさっき到着した「和諧号」とは顔つきがちょっと違います。さっきの…

北京駅を行き交う列車たち(その3)

▲さっきどこかから到着したCRH2型「和諧号」がひきあげる。 北京駅を出入りする列車を、北京内城の城壁の上から眺めています。つづきです。 張家口から到着した4416次列車が推進運転で車庫へ引き上げたあとやってきたのは、赤い顔が印象的な電気機関車の単行…

北京駅を行き交う列車たち(その2)

▲つづいて北京駅へ向けて入ってきたのはCRH2の「和諧号」。 8月22日の散歩レポのつづきです。北京市内城の城壁の上から北京駅へ出入りする列車をウオッチしています。 つづいてやってきたのは、現在の中国の高速鉄道を象徴する「和諧号」です。 今や中国の高…

北京駅を行き交う列車たち(その1)

▲東南角楼の城壁の上からは北京駅構内が遠望できます。 8月22日の散歩レポのつづきです。 北京市に残る内城の城壁や角楼を訪れたのは、「鉄」とまったく関係ないことではありません。というか、「鉄」を求めて角楼へ行ったようなものです。 実はこの城壁の上…

北京城東南角楼(その2)

▲北京内城の城壁の上に上ると角楼が姿を現す。 8月22日の北京駅周辺の散歩レポのつづきです。 北京市内にわずかに残る城壁の址のうち比較的よく保存されている東南の角の一帯に来ています。 ここには、修復された立派な城壁と、その上に東南の角楼が復元され…

北京城東南角楼(その1)

▲北京市内に残る数少ない城壁が見られるスポット東南角楼。 8月22日の北京駅周辺散歩レポートの続きです。 北京駅の駅舎に向かって左側一帯の小路を入っていくと、まだ立ち退きを迫られていない昔ながらのぼろぼろの民家が並ぶ一帯があり、ここをのんびり歩…

北京ステーション

▲1959年竣工、築50年となった北京駅。 先週日曜日(8月22日)の散歩レポートのつづきです。北京駅へ行ってきました。 1959年に中華人民共和国建国10周年を祝賀するにあたり、中国政府は1958年に「北京十大建築」を建設することを決めます。その中に「北京駅」…

今日のランチはジャージャー麺。

▲北京駅近くの食堂で食べたジャージャー麺。 今日8月22日の北京はあまりに天気がよかったので、北京駅の近辺まで散歩に行ってきました。 北京駅などのレポートはあとに回しまして、今日はランチに食べたものをご紹介。 「北京料理と言えば?」と問われて返っ…

濁流に落ちたK165次列車(続報)

▲20日からは川に落ちた客車の撤去作業が行われている。 四川省を走る宝成線の徳陽~広漢間にかかる石亭江大橋が折からの大雨による増水で流され、通りかかった西安発昆明行きのK165次列車が橋の上で立ち往生し、客車2両が濁流に呑み込まれたが人的被害はなか…

中国四川省で列車が濁流に呑み込まれる。

▲濁流で橋とともに客車2両が流されたK165次列車。 中国では6月から断続的に強い雨が降り、今やほぼ全土で水害が発生しています。8月8日未明に起きた甘粛省甘南チベット族自治州舟曲県の大規模土石流では甚大な被害が出ました。 今日は、8月19日に四川省で発…

最後まで縁がなかった急行「銀河」

▲平日の早朝、東京駅9番線に静かに到着した急行「銀河」。ホームは閑散。 僕は青森生まれの青森育ちなので、夜行列車や寝台列車には小さい頃からとてもなじみがあります。青森駅に行けば朝な夕なにブルトレがずらりと並んでいましたし、線路沿いにある小学校…

雨の夕暮れ、只見駅。

▲晩秋に雨で午後4時台でもはや暮れかかったような只見駅。 2004年10月30日、只見駅で起きていたこと。 6年前のネタをもうちょっと続けます。 会津若松から只見線と只見川に沿って車で走り、早戸駅でひと息入れたところまで前回の記事に書きました。 早戸駅か…

只見線、ずいぶん乗ってないな……

▲只見線早戸駅。駅名標など昔ながらのまま。今も変わってないかな。 2004年10月30日、雨の只見路。 ネタ切れが間近になり、古い写真を眺めなおしていたら、只見線の写真が出てきました。そういえば只見線にはかなり久しく乗っていないなと思ったので、ちょっ…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その9;五女山の全貌)

▲これが五女山だ。 2010年8月1日、五女山最終回。 さて、五女山へ行ったときのことをずっと書いてきましたが、肝心の五女山の全体像をまだお伝えしていませんでした。 この連載の何回目かで「五女山の形は特徴的」というようなことを書いたかと思いますが、…

今日のエアチャイナB747-400

▲上海虹橋空港で出発を待つ中国国際航空のジャンボ。 2010年8月13日、上海虹橋空港第2ターミナル。 日本のジャンボジェット機もいよいよ退役へのカウントダウンに入りつつあるとか。JALは今年度中の全機退役を発表していますし、ANAも国際線仕様機は今年度中…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その8;淡水魚づくし)

▲桓仁ダム湖のほとりに下りてきました。 2010年8月1日、ダム湖のほとりの水上レストラン。 お昼前頃に五女山を下山し、西口登山口へ戻ってきました。前夜の雨で染みこんだ水が沢になって流れ出ています。下山してきた人々はシャトルバスに乗って五女山博物館…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その7;点将台から)

▲五女山の東側に広がる桓仁ダム湖。 2010年8月1日、下山する。 五女山頂上の遊歩道で散策を続けます。 放水で水煙をあげる桓仁ダムが見えた展望台からまたもう少しぐるりと回ると、「点将台」と呼ばれる展望台に出ます。この展望台がいちばん視界が開けてい…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その6;ダム放水)

▲大雨で水位が上がり、放水を始めた桓仁ダム。水煙があがる。 2010年8月1日、桓仁ダム。 そんなわけで世界遺産五女山の頂上を遊歩道に沿ってぐるりと散策しています。 頂上付近には、高句麗の最も初期の頃の建物跡などの遺跡が残っています。「一号大型建築…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その5;自生のクルミの森)

▲五女山の頂上から見える建設中の高速道路と鉄道。来年9月開通予定。 2010年8月1日、五女山頂上。 ふとももガクガク、汗だらだら、息も絶え絶えでようやく約千段の石段を登り切り、いよいよ五女山の山頂部分に到達しました。石段を登り切ったところにはいき…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その4;五女山へ)

▲五女山山城、世界遺産です。 2010年8月1日、五女山頂へ。 というわけで一夜が明け、前日の大雨とは打って変わって青空が広がった8月1日日曜日、いよいよ世界遺産五女山へ向かいます。 五女山は桓仁県の中心部から北東へ約8kmほど行ったところにあります。標…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その3;クルミ油)

▲自生のクルミから生産したクルミ油。体にいいそうです。 2010年7月31日、もう一つ特産品。 世界遺産、高句麗のふるさと五女山の旅レポをお届けしています。マイナーネタが続いていてちょっと申し訳ないですが、根気よくおつきあいくださいませ。 前回は、五…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その2;なぜかアイスワイン)

▲五女山ミラノ・ワイナリーの試飲兼販売コーナーに並ぶ目玉商品のアイスワイン。 2010年7月31日、田舎の葡萄酒工場。 そんなわけで先週末は世界遺産、高句麗のふるさと五女山へ行ってきたわけですが、その五女山のある本溪市桓仁県の特産をご紹介します。 特…

高句麗のふるさと五女山を訪ねて(その1;桓仁県)

▲桓仁県の初代「知県」章樾の像。 2010年7月31日、雨の桓仁県。 そんなわけで先週末は、中国東北部の遼寧省本溪市桓仁満族自治県へ行ってきました。 本溪市は東西にものすごく長い市で、西は省都の瀋陽市に接していますが、東はなんと鴨緑江をはさんで北朝鮮…

今日のちょっとラッキーなこと。

▲そろそろ夕焼け雲になってきた瀋陽空港に到着したSL9941便。 7月31日と8月1日の週末、遼寧省桓仁満族自治県へ行ってきました。紀元前37年に高句麗が建国したところで、高句麗が城を築いた五女山は世界遺産に指定されています。五女山の旅レポはまた後日おい…