毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

今日のランチはジャージャー麺。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818211540.jpg ▲北京駅近くの食堂で食べたジャージャー麺

 今日8月22日の北京はあまりに天気がよかったので、北京駅の近辺まで散歩に行ってきました。

 北京駅などのレポートはあとに回しまして、今日はランチに食べたものをご紹介。

 「北京料理と言えば?」と問われて返ってくる答えはまず「北京ダック」。それから「羊肉のしゃぶしゃぶ(涮羊肉)」。これが誰でも知っている二大北京料理でしょうかね。

 しかし忘れていただきたくない北京フードがもう一つ。それは「ジャージャー麺」であります。日本では「ジャージャー麺」と言い、盛岡四大麺の一つとしては「じゃじゃ麺」と言いますが、漢字では「炸醤麺(Zha jiang mian)」と書くので、より正確な音は「ジャージァン麺」ですね。スープのないただ茹でただけの麺に肉味噌をからめて食べる麺であります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818211531.jpg ジャージャー麺ワンセット。

 北京では「老北京炸醤麺」という看板をよく見かけます。ジャージャー麺はまさに伝統的北京フードであるわけです。

 今日は北京駅の近くにあるごく普通の食堂でジャージャー麺を食べました。10元(=約130円)。値段はまあこんなもんでしょう。けっこう歩いて汗をかいたのでビールも一本付けましょう。北京の地ビール「燕京ビール」です。

 北京でジャージャー麺を注文すると、だいたい同じスタイルで出てきます。お盆の真ん中にゆであげた麺の入ったドンブリ、その周りに小皿に載った野菜などの具と肉味噌。店によっては「全部入れてもいいですか」と尋ねてこれらの具を載せてくれるところもありますが、ここは全部セルフサービス。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818211526.jpg 暑いのでビールも付けた。

 この店の具は5種類。煮た大豆、モヤシ、セロリ、ムラサキダイコン、そしてキュウリ。僕はセロリは苦手なので、それ以外を全部麺の上に載せて、肉味噌も載せます。ジャージャー麺はどこで食べても同じようなものですが、差が出るとしたら、まず肉味噌の味。人によって好みはさまざまですから、自分に合った肉味噌の店に出会えるとうれしい。もう一つは麺。これはその場でのばして茹でた手打ち麺でなくてはなりません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818211540.jpg 具と肉味噌を載せました。

 具と肉味噌を載せたらあとはかき混ぜるのみ。肉味噌の味はかなり濃い(しょっぱい)ので、ムラがないようにかき混ぜたほうがよいです。まんべんなくかき混ぜたら、あとは食べるのみ。スープがない麺なので、スープ麺よりは食べにくく、喉詰まり感もあり、肉味噌を飛び散らかしてシャツにシミを作る危険性も大です(笑)。僕は個人的には、肉味噌に適度な油分があり、つるつるっと食べることができるのが好きですが、ここの店の肉味噌は油分が少なかったように思います。おいしかったですけれど。で、あっという間に完食です(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818211546.jpg 混ぜると見栄え悪い。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818211551.jpg そして完食。ごちそうさまでした。130円ぐらいで十分ランチが食べられて中国はしあわせ(^^)。