毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

北斗星(2006夏)

日本列島縦断夏の旅(その43;最終回)

▲新千歳を離陸したCZ618便、津軽半島を左に見ながら津軽海峡を西へ抜ける。 2006年8月27日、津軽半島。 しかし暑い!北海道にしてまだこんなに暑いとは!南千歳駅のホームにも容赦なく日光が照りつけるので、札幌へのラストスパートへと発車していく「北斗星…

日本列島縦断夏の旅(その42;寝台ゴロ寝)

▲北海道もまだまだ夏の青空。「北斗星3号」の車中から、洞爺、有珠のあたりだと思う。 2006年8月27日、窓から海が見える。 函館を発車した「北斗星3号」は、すでに高く上った太陽に照りつけられながら、内浦湾に沿って函館本線をさらに北上します。あと残り…

日本列島縦断夏の旅(その41;函館到着)

▲いつの間にか牽引機はED79になって、まもなく函館到着。ヘッドマークに朝日が射し込む。 2006年8月27日(日)、北海道上陸。 「サッポロ・クラシック」と小樽ワインの心地良い酔いにいつしか眠りこけ、目が覚めたときには「北斗星3号」はもう北海道に上陸して…

日本列島縦断夏の旅(その40;食堂車にて)

▲「北斗星3号」、夜が更けてもまだまだ蒸し暑い郡山に10分ほどの遅れで到着。 2006年8月26日、グランシャリオ。 この日の「北斗星3号」、上野発車時から少々遅れが出た関係で、食堂車のディナータイムも少々遅れて案内がありました。大宮を出発して間もなく…

日本列島縦断夏の旅(その39;やっと「北斗星」)

▲「Maxとき340号」を大宮で降りて在来線9番ホームへ移動。 2006年8月26日、「北斗星3号」少々遅れ気味。 大宮で乗り換えるのは、19:30発の3レ寝台特急「北斗星3号」であります。この記事の連載39回目にして、いよいよとうとう書庫名であるところの「北斗星」…

日本列島縦断夏の旅(その38;ウサギ+朱鷺)

▲富山駅に到着する681系「はくたか17号」。 2006年8月26日、ウサギ+朱鷺。 さて、15:49発の1017M特急「はくたか17号」が金沢から到着しました。北越急行の「スノーラビット」と呼ばれるクリムゾンレッドをまとった681系電車が入ってきました。「はくたか17…

日本列島縦断夏の旅(その37;国鉄車両たち)

▲富山駅で発車をまつ「食パン列車」。 2006年8月26日、富山駅。 さて、富山駅からは15:49発1017M特急「はくたか17号」に乗る予定なのですが、改札を通ろうとしたとき、列車案内表示に「リバイバル白山」なる列車が示されているのを発見。なんだそれは?? あ…

日本列島縦断夏の旅(その36;ポートラム再び)

▲終点岩瀬浜手前の最後の直線を、黄緑帯のポートラムがやってきた。 2006年8月26日、また黄緑。 いやはやもう満腹、満足です。夏の旬・白エビだけでなく富山の海の幸を堪能して店を出ます。外はあいかわらず暑いけれど、これは少し歩いて腹ごなししたほうが…

日本列島縦断夏の旅(その35;白エビづくしのつづき)

2006年8月26日、白エビ食べてます。 富山岩瀬浜での白エビづくし、まだまだ続きます(^^)。 お刺身のとろけるような甘さを堪能したあとは白エビの唐揚げの登場です。唐揚げは皮をむかずにそのまま揚げたもので、特に味付けもしてありません。うすい塩味でもっ…

日本列島縦断夏の旅(その34;白エビづくしのはじまり)

2006年8月26日、白エビ。 富山ライトレールを競輪場前で降り、競輪場へ向かうおじさんたちとは逆方向へ歩いて行くと、そこには北前船等で栄えた岩瀬の古い町並みが当時の佇まいそのままに続いています。古いお寺の境内の脇をすり抜け、廻船問屋の建物がその…

日本列島縦断夏の旅(その33;富山ライトレール)

▲2006年4月にJR富山港線から転換した富山ライトレールの電車が富山北駅に到着。 2006年8月26日、富山ライトレール。 さて、富山ではお昼を食べる予定にしています。その場所は岩瀬浜。かつてのJR富山港線の終点ですが、この年2006年の4月に路面電車化されて…

日本列島縦断夏の旅(その32;なぜかトワエク)

] ▲猪谷からはJR西日本のキハ120に乗って富山をめざす。 2006年8月26日、猪谷→富山。 神岡鉄道の「おくひだ2号」が高山方から到着するのと同じ頃、富山方からも列車が入ってきました。猪谷着11:15の富山からの普通列車850Dです。これが折り返しで11:29発の富…

日本列島縦断夏の旅(その31;神岡鉄道)

▲終点猪谷駅へ、神岡鉄道の普通列車206Dが最後のトンネルを抜けてゆっくりと近づいてきた。 2006年8月26日、「おくひだ2号」。 運休が続きすっかり錆び付いてしまった線路が並ぶ猪谷駅の高山方の中で唯一錆びずに銀色の光を放つ軌道がありました。神岡鉄道の…

日本列島縦断夏の旅(その30;猪谷駅)

▲猪谷駅のホームと高山方へのびる線路。この先が不通になってこの時点で早や2年。 2006年8月26日、猪谷駅。 こんなことでもなければ角川駅で降りるなんて経験はできなかったでしょう。高山からの普通列車1823Dは34分で終点角川に到着。ここで駅前から出る猪…

日本列島縦断夏の旅(その29;高山駅)

▲朝から暑く晴れ渡った青空を背景にJR東海高山本線高山駅。 2006年8月26日、高山出発。 朝からこの日も暑くなりそうな気配のかげろうの中を歩いて高山駅へ。土曜日ということもあってか高山駅周辺は朝から観光客でにぎわっています。僕ももう少しゆっくりし…

日本列島縦断夏の旅(その28;朝ごはん)

▲高山と言えば朴葉味噌、それに飛騨牛を載せて焼いたら最強です。こんなもの朝から食べていいのかしら。 2006年8月26日、高山の宿にて。 朝市散策を終えてまたぶらぶらと歩いて駅近くの宿へ帰ったら、ちょうど朝ごはんの時間です。 その宿は宿泊客が大広間の…

日本列島縦断夏の旅(その27;朝顔)

▲高山の古い町並みに咲く朝顔。 2006年8月26日、宮川朝市へ。 高山の陣屋前朝市をのぞいたあとは、ぷらぷらと歩いてもう一つの朝市「宮川朝市」へ向かいます。 高山陣屋址の北を流れる宮川に架かる中橋をわたって左に折れると、これも高山名物の古い街並みに…

日本列島縦断夏の旅(その26;陣屋前朝市)

▲江戸陣屋の建物をそのまま残す高山陣屋の前庭に立つ「陣屋前朝市」。 2006年8月26日(土)、高山の朝市。 高山は盆地ということもあり、夏の昼間の暑さはけっこうきます。しかしその暑さをものともせず、高山で降りた旅行客たちは、荷物をコインロッカーに預…

日本列島縦断夏の旅(その25;飛騨川)

▲高山本線に寄り添う飛騨川。下油井~飛騨金山間にて。 2006年8月25日、飛騨川。 特急「ワイドビューひだ3/23号」は定刻10:11に岐阜を発車し、いよいよ非電化区間の高山本線へ歩を進めました。 高山本線と言えばまずは木曽川日本ラインの川下りが有名ですが…

日本列島縦断夏の旅(その24;転線する「ワイドビューひだ」)

▲岐阜駅4番線に到着した名古屋からのキハ85系「ワイドビューひだ3号」。名古屋方は非貫通。 2006年8月25日、岐阜もあぢぃ~~。 大阪始発、京都08:31発の高山行きのJR東海キハ85系2023D特急「ワイドビューひだ23号」は、普通車指定席2両、普通車自由席1両の3…

日本列島縦断夏の旅(その23;京都駅0番線)

▲京都駅0番線は東へ向かう特急街道の出発点。 2006年8月25日、京都駅0番線。 このときの旅で、「のぞみ41号」で京都駅を通ったのが3日前の8月22日。それからもうずいぶん長い時間が経ったような錯覚がちょっとしますが、まだ8月25日です。 平日の朝の京都駅…

日本列島縦断夏の旅(その22;終点京都)

▲32レ特急「はな・あかつき」、終点京都に到着~。 2006年8月25日(金)、夜が明けた。 寝台特急「なは・あかつき」は、本州に入ってEF66に牽かれて漆黒の闇を快走し(寝てたからよくわからないけれど、たぶん(^^ゞ)、夏の夜明けはもちろん早く、すでに明るく…

日本列島縦断夏の旅(その21;「なは」初乗車)

▲暗闇の中門司駅で切り離されるのを待つED76-91。長崎からおつかれさまでした。 2006年8月24日、「なは・あかつき」。 この連載記事は「北斗星(2006夏)」という書庫に入っているのですが、今日でもう連載も21回目だというのにまるで「北斗星」が出てくる気配…

日本列島縦断夏の旅(その20;最終「にちりん」小倉行き)

▲大分駅を出発する最終小倉行き特急「にちりん26号」。 2006年8月24日、「にちりん26号」。 人影の絶えた臼杵駅にヘッドライトを光らせて入ってきたのは、21:09発の5026M特急「にちりん26号」小倉行きです。「ドリームにちりん」を除いて、最終の「にちりん…

日本列島縦断夏の旅(その19;臼杵駅)

▲夜9時を回ってひっそり閑とした臼杵駅。 2006年8月24日、JR日豊本線臼杵駅。 臼杵石仏をひとめぐりしたあとは、バスで臼杵市内へ入る途中、「ホテルニューうすき」の前で降ります。このホテルには以前竹宵を見に来たときに泊まったことがありますが、その裏…

日本列島縦断夏の旅(その18;臼杵石仏)

▲臼杵石仏の空も真っ青、気持ちいい~(^^)。 2006年8月24日、国宝臼杵石仏。 僕、臼杵が好きなんですよね-。 数年前にほんのちょっとした偶然で臼杵と初めて出会って、それからつい足を運ぶという機会がけっこうありました。臼杵石仏火祭りや臼杵竹宵という…

日本列島縦断夏の旅(その17;臼三線)

▲中央の塔がなにやらかわいらしくも見えるJR豊肥本線・三重町駅。 2006年8月24日、JRバス九州臼三線。 さて、三重町駅前から乗るのはJR九州バス臼三線臼杵行き。臼杵を訪れたときに三重町駅行きのバスを何度も見かけたことがあり、それで三重町ってどこにあ…

日本列島縦断夏の旅(その16;三重町駅で下車)

▲夏の昼下がり、静まりかえった三重町駅。 2006年8月24日、三重町駅。 4449Dに乗るのはわずか4駅28分。今回は三重町駅で降ります。僕の大分旅行の定番は、長湯温泉の他にもう一カ所、ここまで来たら臼杵を訪ねないわけにはいきません。その臼杵には、ここ三…

日本列島縦断夏の旅(その15;キハ200)

▲滝廉太郎も暮らした豊後竹田をあとにして。 2006年8月24日(木)、キハ200。 芹川の流れる音に目を覚ませば、翌日もよい天気。朝食を済ませたあと、お昼まで荷物を置かせてもらって、散歩がてらラムネ温泉に浸かりに行きます。「丸長旅館」のすぐ隣には「長生…

日本列島縦断夏の旅(その14;「神の水」)

▲そろそろ午後6時。長湯温泉一帯も夏の日暮れがやってきそう。 2006年8月23日(水)、神の水。 丸長旅館の川向こうに天満神社があります。その境内に湧いているのが「神の水」。100年前に発見された水で、阿蘇溶岩の裂け目から湧き出してくるのだとか。所有は…