毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

臼杵竹宵、秋の灯はほのかに(最終回;出水のツル)

▲一斉に舞い上がった出水のツルたち。 2005年11月8日(火)、出水のツル、そして帰京。 実は、出水には全国有数のツルの飛来地があると聞き、そこを訪れてみようとやってきたのです。青森出身の僕にとっては、ツルと言えば釧路湿原周辺に飛来するタンチョウヅ…

中国鉄路あっちこっち(興城から山海関へ)

▲興城駅から再び列車に乗って山海関へ移動します。 2006年10月7日、興城から。 興城古城をたっぷり散策して、駅へ戻ってきました。内蒙古自治区の赤峰が始発の山海関行きN184次列車に乗ります。興城発は17:27。駅に着いた頃はまだ明るかったのに、改札が始ま…

臼杵竹宵、秋の灯はほのかに⑯(キハ31)

▲朝もや晴れぬ早朝の人吉駅。 2005年11月8日(火)、人吉→出水。 前夜の宿泊はビジネスホテルでしたが、人吉は温泉場ということで、フロントの人の紹介で木造のレトロムード漂う「新温泉」へ行きました。しかしそばまで行ってみるとなにやら真っ暗。なんと第一…

中国鉄路あっちこっち(興城古城)

▲興城古城南門。この周辺が興城ではいちばんの繁華街みたいです。 2006年10月7日、興城古城。 「城」という字は、もともと「都市をめぐる城壁」、さらに転じて「城壁で囲まれた町全体」のことを意味する字です。日本で言う「おしろ」すなわち「敵を防ぐため…

臼杵竹宵、秋の灯はほのかに⑮(球磨川散策)

▲穏やかに流れる球磨川と色づき始めた紅葉の山々。 2005年11月7日、球磨川。 「しんぺい4号」は16:03に終点人吉に到着しました。僕は降りるやいなや改札を出て荷物をコインロッカーに預け、再び改札を抜けてホームへ戻りました。駆け込んだのは16:08発の1078…

中国鉄路あっちこっち(興城)

▲1910年に奉天駅として竣工した瀋陽駅。東京駅とは兄弟関係? 2006年10月7日、瀋陽駅から。 今日から、2006年の秋に瀋陽から列車に乗って訪れた興城と山海関のレポートをします。瀋陽は中国の東北地方にあり、渤海湾を左に見る形で列車で西へ進むと約700km先…

臼杵竹宵、秋の灯はほのかに⑭(真幸駅)

▲矢岳方面へ登っていく本線とスイッチバックで入線する真幸駅のホームが一望できて気持ちよい。 2005年11月7日、真幸駅。 昨年2007年11月4日に、2年前の大畑駅に降りたときのことを記事にして以来、すっかり更新をさぼっておりました。その続きを久しぶりに…

「ひたち」で行こう梅を観に(おまけ)

▲秋葉原駅にて、京浜東北線大船行き快速、209系。隣の引き込み線には常磐線の最新鋭E531系が。 3月17日、水戸偕楽園へ梅を見に行き「フレッシュひたち28号」で上野へ戻り、それからお茶の水へ行きました。「ひたち往復きっぷ」は都区内が有効なので、上野か…

「ひたち」で行こう梅を観に(後編)

▲水戸偕楽園に咲く梅。桜もよいが梅もよい。 3月17日、水戸駅からバスで偕楽園へやってきました。御成門から中に入ると、満開だとニュースで言っていたとおり、100種3,000本の梅が植わっているという園内は、今を盛りに梅が咲き誇っていました。こんなにたく…

「ひたち」で行こう梅を観に(前編)

▲3月17日朝、上野駅16番線。08:00発の1007M特急「スーパーひたち7号」、651系11両編成。 成田から瀋陽へ戻る前日の3月17日(月)、ちょっと強行かなとも思いましたが、水戸の偕楽園の梅が満開だというニュースを聞いて、出かけてみることにしました。ダイヤ改…

「あけぼの」で青森へ

▲3月13日、青森駅3番線。上野からのおつとめを終えたEF81-57。 この3月12日から18日まで実家の用事で一時帰国したわけですが、12日は北京からのJL780便で成田空港に12:30頃に到着しました。この時間帯は成田空港もわりと空いていて、入国審査などもすいすい…

【社説】消えゆく鶴丸

▲3月12日北京発東京成田行き日本航空JL780便のB767-300ERの尾翼には鶴丸が健在! 3月12日から18日まで、実家の用事で一時帰国してきました。ちょうどJR全国ダイヤ改正を間にはさみましたが、今回はあまり鉄道には縁がなく、せめてと思って出かけた青森駅で迎…

【社説】ダイヤ改正前日(日本海3号)

▲今日14日、終点青森に到着した「日本海3号」の牽引機はEF81-106。ヘッドマークが凛々しいです。 2008年3月14日、JR全国ダイヤ改正の前日です。 実家の用事で青森に来ております。この期間は更新をお休みしているところですが、でも今日は青森駅へ行ってしま…

中国鉄路あっちこっち(吉林省白城;つづき)

▲中国を代表するカマ「東風4」型が並ぶとかっちょええなあ(白城駅にて)。 2006年9月20・21日、吉林省松原市と白城市。 吉林省松原市にある「チャガン湖」へやってきました。松原市の北西、黒龍江省にもだいぶ近いところにあるチャガン湖は、この湖(最深部…

中国鉄路あっちこっち(吉林省白城)

▲1910年竣工の瀋陽駅で発車を待つ吉林行きN111次列車。 2006年9月20・21日、吉林省松原市と白城市へ。 この3月7日で、ここ中国瀋陽に来て丸2年が経ちました。現在中国に住んでいるからには、たまには中国の鉄道のことも書かなければなりません(^_^ゝ。中国の…

2007・年納め全国どさまわり行(その50;最終回)

【2010年2月12日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記の、書庫移設に伴うリバイバル掲載も、今回が最終回となりました。 初めて乗り通した「リゾートしらかみ」、それほど天気がよい日ではなく、むしろ雲が多い空でしたが、日本海ではちょこっとですが夕日…

2007・年納め全国どさまわり行(その49;岩木山)

【2010年2月9日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載していますが、それも残りあと2回となりました。 五能線に入ってしばらくの間、車窓左手に見える津軽富士こと岩木山、大好きです。なんといっても形がいいし、周りに…

2007・年納め全国どさまわり行(その48;くまげら編成)

【2010年1月23日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載してきましたが、それも残り3回となりました。 いよいよ青森を離れます。「リゾートしらかみ」のくまげら編成に初乗車したときの記事ですね。昨年夏に青森~五所川…

2007・年納め全国どさまわり行(その47;「海峡」の名残)

【2010年1月21日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載しています。 このとき青森駅で見た快速「海峡」の名残の標識プレート、今も青森駅のホームにかかったままですが、なんのための標識かは今もわかりません。どなたか…

2007・年納め全国どさまわり行(その46;八戸線)

【2010年1月18日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載しています。 超久しぶりに八戸線を完乗はしたものの、久慈滞在は一時間にも満たず、とんぼ返りです。「ふしぎの国の北リアス」線にはまだ乗り入れたことがないので…

2007・年納め全国どさまわり行(その45;久慈へ)

【2010年1月16日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載しています。 久しぶりに乗る路線で爆睡してしまってはダメですね(^^ゞ。八戸線も、本八戸から先はすごく久しぶりだったのに……。 久慈駅を出て行く三陸鉄道の列車を…

2007・年納め全国どさまわり行(その44;朝の青森駅)

【2010年1月14日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載しています。 2007年という年は僕にとっては本当によく出歩いた一年で、青森に住んでいたときには考えられないぐらい頻繁に青森駅を出入りしました。その中で新鮮だ…

2007・年納め全国どさまわり行(その43;映画「待合室」)

【2010年1月12日の追記】 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載しています。 小繋駅を舞台にした映画「待合室」を観てから、僕は小繋駅に通い続けています。別に映画に感傷的になってのでもなく、「命のノート」に何か書き留めた…