2007・年納め全国どさまわり行(その46;八戸線)
【2010年1月18日の追記】
2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載しています。
超久しぶりに八戸線を完乗はしたものの、久慈滞在は一時間にも満たず、とんぼ返りです。「ふしぎの国の北リアス」線にはまだ乗り入れたことがないので、これは次回の課題です。
久慈からの帰りは好天で、鮫のあたりで車窓に広がった八戸港と八戸市内の遠望はなかなか良い眺めでした。新幹線八戸以北開業で八戸線がどんな影響を受けるのかいささか心配ですが、風光明媚な車窓が楽しめる線ですから、これからもがんばってほしいと思います。
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▲久慈からは10:00発の436Dに乗って八戸へとんぼ返り。
2007年12月21日(金)、八戸線上り。
さて、58分に及んだ久慈の滞在時間もあっという間に(というか、ようやっと)過ぎ去り、再び改札を通って10:00発八戸行き普通列車436Dに乗ります。来たときと同じ編成が折り返します。三陸鉄道のホームのほうを見やると、09:37に到着したと思われる宮古からの普通列車107Dの姿がありました。
ふと跨線橋を見上げると、「ふしぎの国の北リアスへ」の広告看板が。いや、気持ちは非常にわかるのですが、少々無理があるのではないかと……(^_^ゞ
ふと跨線橋を見上げると、「ふしぎの国の北リアスへ」の広告看板が。いや、気持ちは非常にわかるのですが、少々無理があるのではないかと……(^_^ゞ
ふしぎの国の北リアス……(T_T)。
さて、10:00ちょうど、八戸行き436Dの発車です。乗車したのはキハ48-557です。
八戸線は海沿いに走っているから海がよく見えると思われがちですが、そうでもありません。海がばっちり見える区間ばかりではなく、例えば久慈から陸中中野まではなかなか山深い区間です。
陸中中野からは海沿いの区間です。陸中八木では、ホームからも漁港の様子がよく見えます。陸中八木に停車したその一瞬だけ、雪がちらちらと降りしきりました。
陸中八木と言えば、かつて急行「深浦」の始発終着駅だったことが思い出されます。急行(のちの快速)「なつどまり」も鮫まで入ってきていましたね。今は青森方から八戸線への乗り入れが一本もなく、寂しい限りです。
陸中中野からは海沿いの区間です。陸中八木では、ホームからも漁港の様子がよく見えます。陸中八木に停車したその一瞬だけ、雪がちらちらと降りしきりました。
陸中八木と言えば、かつて急行「深浦」の始発終着駅だったことが思い出されます。急行(のちの快速)「なつどまり」も鮫まで入ってきていましたね。今は青森方から八戸線への乗り入れが一本もなく、寂しい限りです。
陸中八木ではらりと雪。
鮫に向かってぐるりと回り込むと、八戸港が見渡せます。鮫に到着するすぐ手前右手には、大正11年にウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定された蕪島が見えてきます。4万羽のウミネコが営巣のためにここへやってくるのだとか。島と言っても今は陸続きになっていますが。小さい頃に親とか親戚に連れられて遊びにきたものです。
ぐるりと回って八戸港。
「鮫」という地名も珍しい。
鮫からは八戸市街地を走り抜け、11:51、終点八戸に到着です。あーよかったー 眠らずに完乗しました、八戸線。
八戸では八戸市民の台所「八食センター」に寄って昼食と買い物を済ませ、八戸発14:15の4015M特急「白鳥15号」に乗って青森に帰りました。「白鳥15号」を待つホームから見えたのは14:00発の青い森鉄道三戸行き普通列車3514M。三戸は僕の生まれた町。思わずそちらのほうに乗っていきたくなります。「八食センター」は年末の買い出し客や観光客でおおにぎわいでした。師走の日本のそういう風景というのはよいものですね!
八戸では八戸市民の台所「八食センター」に寄って昼食と買い物を済ませ、八戸発14:15の4015M特急「白鳥15号」に乗って青森に帰りました。「白鳥15号」を待つホームから見えたのは14:00発の青い森鉄道三戸行き普通列車3514M。三戸は僕の生まれた町。思わずそちらのほうに乗っていきたくなります。「八食センター」は年末の買い出し客や観光客でおおにぎわいでした。師走の日本のそういう風景というのはよいものですね!
青い森鉄道三戸行きを見送る。