毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「ひたち」で行こう梅を観に(前編)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195536.jpg ▲3月17日朝、上野駅16番線。08:00発の1007M特急「スーパーひたち7号」、651系11両編成。

 成田から瀋陽へ戻る前日の3月17日(月)、ちょっと強行かなとも思いましたが、水戸の偕楽園の梅が満開だというニュースを聞いて、出かけてみることにしました。ダイヤ改正後初のJR利用になります。

 17日の7時半を少し回った頃に上野駅に到着。まだ本格的なラッシュが始まる前の時間帯でなんとか人混みにもまれずにやってくることができました。
 常磐線特急「ひたち」に乗るなんていったいいつぶりのことでしょう。学生時代に一度だけ上野~仙台間の移動に「スーパーひたち」を利用した記憶がなきにしもあらずですが、どうもおぼろです。「フレッシュひたち」に至っては、三河島駅近くに住んでいた頃に見かけることがあっただけで、一度も乗ったことはありません。

 そんなこともあって、本当は07:30発の1005M特急「フレッシュひたち5号」に乗ろうと思っていたのですがこれは逃してしまったので、次の08:00発1007M特急「スーパーひたち7号」で行くことにしました。

 上野駅の16番線・17番線は特急専用ホーム。ほとんど「ひたち」専用と言ってもよいくらいで、ホームへ入るのに特急券の提示が必要です。僕は連れと一緒に「ひたち往復きっぷ」で入場しました。「ひたち往復きっぷ」は指定席に乗れる切符ですが、指定券売機では並びの席がとれなかったので自由席で行きます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195550.jpg 16・17番線は「ひたち」専用?

 「スーパーひたち7号」は651系、白いボディの11両編成。前4両が仙台行き、後ろ7両がいわき行きで、仙台行きの後ろ2両といわき行きの前2両が自由席。ホームへ入るとちょうどドアが開いて乗車が始まり、自由席の長い列は各車両に吸い込まれ、僕も座ることができましたが、発車間際にはほぼ満席になり、最初の停車駅の松戸では立ち客も出るほどに。平日の朝の「スーパーひたち」の集客力には驚くばかりでした。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195541.jpg 8~11号車は仙台行き。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195545.jpg 1~7号車はいわき止まり。

 ラッシュの込み入ったダイヤを縫って北千住を過ぎるまではのろのろ運転だった「スーパーひたち7号」も、我孫子を通過する頃には持ち前の性能を発揮して爆走し、途中土浦にも停車しながら、水戸には09:19に到着しました。水戸からはバスで偕楽園へ向かいます。水戸到着の直前、臨時駅の偕楽園駅を通過するときに見えた限りでは、ニュースどおり偕楽園の梅は満開のようです。初めて訪れる水戸の偕楽園に、偕楽園御成門から入園します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195554.jpg ▲初めて訪れた水戸の偕楽園御成門から入場しまーす。