毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

水郡線初乗車(石北本線各駅停車;その51)

イメージ 2 ▲郡山駅で発車を待っていた快速「あいづライナー3号」。

 2013年9月17日、カメラ忘れた。

 定刻到着のANA884便から飛び出すように降機して、東京駅へと猛ダッシュ。さすが最前列席、いちばん早く降りることができてラクだなあ(^^)。

 しかしここで僕は大失敗をやらかしてしまったのです。カメラをシートに置き忘れてきてしまったんですね。それに気づいたのはこのあと仙台に行ってからなので、なかなか取り戻せなくなって、このあとカメラのない時代が続いてしまうハメに……

 それはそうと、とにかく急いで移動した結果、予想していたよりも早めに東京駅に到着し、このあと仙台へ行く切符も無事に買うことができました。時間に少し余裕があるので、ついでにこの日の晩の寝台特急「あけぼの」に空席がないかどうか、東京駅改札内みどりの窓口で尋ねてみます。もし空席があれば、この日の晩は上野へ戻って「あけぼの」に乗り、満席ならば仙台からまっすぐ青森へ帰ることにします。

 そしたらなんと「あけぼの」は空席あり、しかもA寝台個室シングルデラックスも空きがあるとのことなので即刻購入。初ANAプレミアムクラスに続き、この日は初シングルデラックス、キターーー(^^)。

 これで一通り段取りが付いたので、東京10:40発の「やまびこ57号」に乗ってまずは仙台へ。「やまびこ」に乗るのっていったい何年ぶり?

 仙台では以前の同僚と仙台駅ビルエスパル内の寿司店で昼から地酒を飲みながら旧交を温め、あとは「あけぼの」に合わせて上野へ戻るコースとして仙台→郡山→水郡線で水戸→常磐線で上野というコースを設定し、仙台14:46発の「やまびこ144号」に赤い顔のまま乗り込みました(^_^ゞ。

 「やまびこ144号」は15:36、郡山到着。郡山で降りるのっていったい何年ぶりだろう???(^_^ゞ

 そして在来線ホームに下りると、1番線には15:45発の1213M快速「あいづライナー3号」が停車中。元「日光・きぬがわ」用の485系車両でNHK大河ドラマ「八重の桜」ラッピング車ですね。ここはもうしかたなく、電池切れ間近いスマホで写真を撮るしかありません!2番線にヘッドライトを点けて待機しているのは15:48発の黒磯行き普通列車2144Mでしょうか。

イメージ 1 ▲いったい何年ぶりで降りたか郡山駅。在来線ホームへ行くと元「日光・きぬがわ」車両が。

イメージ 3 ▲NHK大河ドラマ「八重の桜」ラッピング車両になってます。

 やがて15:45、「あいづライナー3号」は発車して行ってしまいました。

 2番線ホームを宇都宮方の方へ進むと、切り欠きタイプのホーム、3番線が現れ、そこに僕がこれから乗る列車が停まっています。15:55発の水戸行き普通列車330Dです。水戸線に乗るのは今回がまったくの初めてで、これから郡山から水戸までの142.4km、ローカル線としてはかなり長い区間を3時間10分かけて走ります!

イメージ 4 ▲切り欠き式ホームの3番線に停車中の15:55発水戸行き330D。

 水郡線に乗るのも初めてですが、この車両に乗るのも初めて。なかなかカラフルな色に塗られているこの車両はキハE130系気動車。2両編成で、水戸方がキハE131-1、郡山方がキハE132-1となっています。うん?これはもしやトップナンバー編成ってこと?

 新幹線が通ってしまうと並行在来線は廃れた感が強まってしまうものですが、郡山駅も例外ではありません。優等列車がほとんと姿を消した在来線ホームには哀愁が漂います。キハE130系のカラフルな色合いが不釣り合いなような気さえしてきます。

イメージ 5 ▲先頭水戸方はキハE131-1。

イメージ 6 ▲郡山駅といえども在来線ホームは廃れた感じが否めないです。