毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2007・年納め全国どさまわり行(その44;朝の青森駅)

【2010年1月14日の追記】

 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載しています。

 2007年という年は僕にとっては本当によく出歩いた一年で、青森に住んでいたときには考えられないぐらい頻繁に青森駅を出入りしました。その中で新鮮だったのは、早朝の青森駅の賑わいです。朝5、6時台の青森駅がにぎわっているとはちょっと意外。青函連絡船の深夜便が到着したときのにぎわいには及ばないかもしれませんが、真っ暗なうちからいろいろな車両や列車や人々が行き交い、駅が活気づいているのを見るのはうれしく、頼もしいものです。

 でも、そんな青森駅も、今年12月の新幹線新青森駅開業で、どうなるんかなあ……(´。`)。

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 2007年12月21日(金)、青森駅、朝。

 日本での日々も残り少なくなってきました。あと4日で中国へ帰らねばなりません。その前にもう一カ所、どこか最近訪れていないところへ行こうと思い、この日の早朝、青森駅へ出かけました。

 1月2日の記事でもアップしましたが、早朝の青森駅はけっこうにぎやかです。

 午前5時43分に撮った写真なのですが、この時間帯、6番線までしかない青森駅のホームに485系3000番台が三本も同時に入っているんです。まず6番線に06:01発蟹田行き普通列車323Mでヘッドマークには「普通」と表示されています。その左、5番線は蟹田発06:27青森行き普通列車324Mの回送送り込みで、ヘッドマークは「回送」です。このあとすぐ蟹田に向けて出て行きます。
 3番線は、06:07発新潟行き2008M特急「いなほ7号」。かつての大阪行き特急「白鳥」のスジを受け継いだもので、新潟色の485系が担当します。そして1番線ではE751系で運転される05:52発八戸行きの2M特急「つがる2号」が発車待ちです。

イメージ 2 ▲朝の青森駅。右から323M、324M回送送り込み、「いなほ7号」。

イメージ 1 ▲「いなほ7号」の向こうの1番線ではE751系「つがる2号」が発車待ち。

 そして、05:35到着予定の札幌からの202レ急行「はまなす」がこの日は少々遅れて05:45に4番線に入ってきました。牽引機はEF79-20。翌日からの三連休と年末に向けてか、この日の「はまなす」は増結車を含めてかなり長い編成になっていました。ぺらぺらの薄い鉄板のヘッドマーク、だいぶ錆びてきています。

イメージ 3 ▲約10分遅れで到着した急行「はまなす」。

 さて、「はまなす」をカメラに収めた僕は急いで跨線橋を渡り、「つがる2号」に乗り込みます。早朝の「つがる」は浅虫温泉には停まらないので、青森を出ると次の停車駅は野辺地。僕はたった25分の乗車で野辺地で下車。そして反対側のホームで待機している06:20野辺地始発の八戸行き普通列車562Mに乗り換えます。こちらはもちろん701系。八戸までの所要時間は48分です。

イメージ 4 ▲野辺地駅にて、始発の06:20発八戸行き562M。