毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「ひたち」で行こう梅を観に(おまけ)

イメージ 1 ▲秋葉原駅にて、京浜東北線大船行き快速、209系。隣の引き込み線には常磐線の最新鋭E531系が。

 3月17日、水戸偕楽園へ梅を見に行き「フレッシュひたち28号」で上野へ戻り、それからお茶の水へ行きました。「ひたち往復きっぷ」は都区内が有効なので、上野からそのままJRで行くことにします。

 まずは上野駅3・4番線から東京方面の電車に乗ります。階段を下りるとちょうどやってきたのは京浜東北線大船行き快速電車。209系電車ですが、聞けばこの車両も置き換えが始まっているのだとか。今回の帰国では置き換えられた京浜東北線の新型編成にはお目にかかれませんでしたが、東京時代は王子に長く住んでいて京浜東北線の209系には格別の愛着があるので、ここはやはり一枚シャッターを切りました。

 秋葉原で総武緩行線に乗り換えてお茶の水到着。神保町に用があるので御茶ノ水橋口に出ますが、坂を下る前にちょっと御茶ノ水橋の上でひと息つきましょう。

 橋の下は神田川。向こうにかかる橋は聖橋。湯島聖堂へ続く橋。「あの日湯島聖堂の白い石の階段に腰掛けて 君は日だまりの中へ盗んだ檸檬白い手でかざす」「食べかけの檸檬聖橋から放る 快速電車の赤い色がそれとすれ違う」という歌詞の歌が昔ありましたっけ。あの歌に誘われて、学生として上京する前も東京へ来る機会があれば必ず御茶ノ水へ足を運んだものです。

 橋の下からE233系の電車が飛び出してきました。中央線の快速電車はもう全部E233系になってしまったのでしょうか。それとも201系はまだがんばっているでしょうか。日本に帰ってくるたびに、少しずつ、自分のなじみの風景が変わっていっているような気がします。

イメージ 2 ▲御茶ノ水駅に快速東京行きE233系が滑り込んできた。

イメージ 3 ▲神田川、聖橋、いつもと変わらぬ風景に201系のオレンジ色だけが姿を消した。