臼杵竹宵、秋の灯はほのかに⑯(キハ31)
▲朝もや晴れぬ早朝の人吉駅。
2005年11月8日(火)、人吉→出水。
前夜の宿泊はビジネスホテルでしたが、人吉は温泉場ということで、フロントの人の紹介で木造のレトロムード漂う「新温泉」へ行きました。しかしそばまで行ってみるとなにやら真っ暗。なんと第一月曜日は定休日ではないかーー(-_-メ)。やむなく「人吉旅館」に隣接する「人吉温泉」へ移動。小さい共同浴場だったけれど他に誰も入っていなかったのでゆっくり温まることができました。
そして迎えた11月8日、短い休暇も最終日、東京へ戻る日がやってきました。
この日はかなり早起きをして、人吉駅へ向かいます。まだ夜が明けきらず、駅周辺には霧だか霞だかがたなびき、なにやら幻想的。駅前には人吉城を模したからくり時計。人吉ものんびり回ればきっと見所たくさんなのでしょうけれど、今回は一泊しただけでもう出発です。
「栗めし」持って人吉出発。
人吉の名物駅弁と言えば「鮎ずし」に「栗めし」。駅の売店はもう開いていて駅弁もあったので僕は「栗めし」を購入してホームへ進みます。
ちょうど07:19発の吉松行き1251Dが出発したところで、1番線には08:38発の1082D特急「くまがわ2号」になると思われるキハ185系の赤い車体が停まっています。僕が乗るのは2番線に停まっている07:38発の八代行き普通列車1224Dです。車両はステンレスのキハ31-12。四国のキハ32と違ってクロスシートもございます(笑)。
ちょうど07:19発の吉松行き1251Dが出発したところで、1番線には08:38発の1082D特急「くまがわ2号」になると思われるキハ185系の赤い車体が停まっています。僕が乗るのは2番線に停まっている07:38発の八代行き普通列車1224Dです。車両はステンレスのキハ31-12。四国のキハ32と違ってクロスシートもございます(笑)。
肥薩線を走る単行のキハ31。
妙にしっかりした字体のサボ。
1224Dは、昨日散策した道を戻るように那良口から一勝地へと走り、さらにほんとんど終点までずっと球磨川が車窓に寄り添います。あとで地図を見てびっくりしたのですが、九州新幹線と肥薩線ってものすごく近いところを走っているのですね!海路~吉尾間に九州新幹線まで300mぐらいに近づくところがあるみたいです。もしかしたら肥薩線のほうから「つばめ」が見られるのかも……。
八代駅ホームに0kmポスト。
終点八代から09:06発大牟田行き5326Mで新八代、新八代から09:19発「つばめ35号」とつなぎます。僕にとって「つばめ」は二度目の乗車。この年の夏に臼杵大仏の火祭りを見に来た帰りに乗ったのが最初で、そのときは鹿児島中央まで乗り通しましたが、二回目のこのときの乗車時間はわずか21分。出水で下車であります。さて、出水駅から行くのはどこでしょう?(^^)/。
あっという間に出水到着。
▲今回で2度目の乗車になった「つばめ」。出水駅にて、「つばめ35号」と「つばめ40号」。