毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2007・年納め全国どさまわり行(その48;くまげら編成)

【2010年1月23日の追記】

 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴い、リバイバル掲載してきましたが、それも残り3回となりました。

 いよいよ青森を離れます。「リゾートしらかみ」のくまげら編成に初乗車したときの記事ですね。昨年夏に青森~五所川原間を「リゾートしらかみ」を使って行き来した際の記事にも書きましたが、「リゾートしらかみ」の青森~弘前間をもう少し活用できないかといつも思います。青森~弘前間は通勤・通学需要が大きい一方、「リゾートしらかみ」による観光客の利用は逆に少ない区間です。観光客の多くは五所川原弘前での乗下車が大半です。そこで、青森~弘前間はせめて1両だけでも自由席とし、定期券だけでも乗れるようにしたらよいのではないかと思うのです。

 というわけで、初くまげら編成です!

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https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141158.jpg青森駅で並ぶ8634D快速「リゾートしらかみ4号」と八戸行き4020M特急「白鳥20号」。

 2007年12月23日(日)、くまげら編成。

 いったん駅の外に出て昼食をとり、再び青森駅に戻ってきますと、いましたいました、これから乗る列車が既に入線しています。

 次に乗る列車は青森13:51発8634D快速「リゾートしらかみ4号」です。13:30に到着した8631D快速「リゾートしらかみ1号」の折り返しです。2号車の座敷のようにできるボックス席でごろごろしながら行きたかったのですが、空きボックスはないということで、先頭車の普通車の指定席が割り振られました。意外に利用客は多いのですね。安心しました。

 編成のことはあまり気に留めていなかったのですが、ホームに下りてみてびっくり。これが噂の「リゾートしらかみ」三兄弟の末っ子、くまげら編成ですか!目が覚めるというか、なんとも鮮やかなカラーリングです。どなたかのブログでも見かけたコメントですが、ナマを間近で見ると、確かにこの赤いちょんまげはウルトラマンか酔っぱらいの侍にしか見えない~~(e_e)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141202.jpg 末っ子のくまげら編成。

 「リゾートしらかみ」はキハ48からの改造ですから、中間車の2号車にも運転台があります。車側に大きく描かれたロゴとキハ48の面影を残す運転台部分はなかなかいい感じです。先頭の顔つきはなんとなくどぎついですが、こうして車側を眺めると、ホワイトを基調にしつつ赤系のラインがアクセントになっていて悪くない感じがします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141205.jpg 2号車と3号車の連結部。

 車内は大きな窓とワインレッドのリクライニングシートでシートピッチも十分。リゾート列車、ジョイフルトレインの名に恥じない快適な造りです。下の写真は乗車してすぐに撮った写真なのでまだ誰も乗っていませんが、これから発車時間にかけて、また弘前五所川原と進むにつれて、意外に席は埋まっていったのですよ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141210.jpg ワインレッドのシートが並ぶ車内。

 さて、「リゾートしらかみ4号」は13:51に定刻で青森駅を発車しました。弘前までは架線の下をノンストップで走ります。そして弘前では7分の停車ののちに進行方向を変えて川部へ戻り、川部で再び進行方向を変えていよいよ五能線に入っていきます。川部から東能代まで3時間11分、終点秋田までは4時間12分のクルージングトレインがまもなく発車します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818141215.jpg川部駅で再び進行方向を変え、五能線へ入る準備が完了。