毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

今日のちょっとラッキーなこと。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818210912.jpg ▲そろそろ夕焼け雲になってきた瀋陽空港に到着したSL9941便。

 7月31日と8月1日の週末、遼寧省桓仁満族自治県へ行ってきました。紀元前37年に高句麗が建国したところで、高句麗が城を築いた五女山世界遺産に指定されています。五女山の旅レポはまた後日おいおいアップしていくとして、今日はその序章として、昨日の瀋陽空港でのことを書きます。

 昨8月1日、五女山のある桓仁県から車で4時間かけて瀋陽空港へ戻り、18:45発の北京行き中国国際航空CA1636便にチェックインしました。

 北京からの到着便が少々遅れたので、搭乗開始は18:30頃だったでしょうか。予約したときは機材はB737-800になっていましたが、この日実際に充当されたのはB737-300で、するすると搭乗して25A席に腰を落ち着けました。

 ドアクローズに続いてまさにプッシュバック開始というときに、機窓左の3番スポットに入ってきたのが、どうも見慣れない飛行機。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818210908.jpg 見知らぬ飛行機が隣に登場。

 見慣れない濃いブルーで塗りつぶされた尾翼に、これまた見慣れない山吹色の鳳凰のような鳥のデザイン、はて、これはどこの航空会社でしょう。見たことない。

 サイドには「LUCKY AIR」の文字。ラッキー・エア?こりゃまたおめでたいお名前で。漢字では「祥鵬航空」と書いてます。初めて見たので写真撮らなくちゃ!とカメラを出しているうちにこちらのほうはプッシュバックが始まって、どんどん離れていきます。おーーーい、ちょっと待って~~、という状態で撮ったのが今回の写真。そんなわけでうまく撮れてないですが、見てやってください。

 あとで調べてみると、ラッキー・エアの正式名称は「雲南祥鵬航空」。雲南省省都昆明に本拠地を置くLCC海南航空系で、2006年に1番機を飛ばして以降、B737-700型機を3機保有して路線を増やしてきているようです。今回瀋陽空港で見かけたのは、18:30着の昆明発済南経由のSL9941便だったみたいで、19:15にはSL9942便として折り返していくようです。

 めでたくチャーターベースで茨城空港への乗り入れを果たした春秋航空は以前ご紹介しました。あそこはむちゃくちゃな激安航空券を出して売りまくっているようで、このラッキー・エアも就航当初はバカ安の航空券で客を釣っていたようですが、最近はHPで見る限りごく当たり前な料金を提供しているようです。

 それにしても海南航空グループ、かなりがんばっているようです。海南航空と、その下にLCCが3社ほどあり、国内のどこの空港へ行っても海南航空系の機材が目に付くようになっています。確か以前は日本線にも飛んでいたはず。僕はまだ一度も乗ったことはないのですが、いずれは試してみましょうかね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818210904.jpg ▲こちらは僕の乗ったCA1636便、B737-400型機。機内はめちゃんこ狭いです。