毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

北京首都空港と言えば「漢堡王」。

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▲「バーガーキング」北京空港店のワッパーです。

 僕は、ハンバーガーが大好きなんですが、ジャンクフードの摂取過多は健康によくないので(^_^ゞ、ファストフード店にはめったにいきません。特に日本にいるときは、マクドナルドにせよKFCにせよそれ以外のにせよ、ほとんど入ることはありません。日本では他に一人でも食事やコーヒーができる店が山ほどあるからでもあります。

 ところが、中国となるとちょっと事情が違います。中国は、一人でふらっと入って軽く食事とかちょっとお茶とかできる店がなかなかないんですね。「喫茶店」という概念がもともとないし、中華料理を食べるには大人数が要るし、小汚い小さなC、D級グルメ的飯屋なら一人で入ってもいいけれど、一人分の量がハンパじゃなく多いし、夏は冷房がなく冬は暖房がない場合が多いので落ち着きません。

 そんなわけで、中国では「軽く食事」「ちょっとお茶」には、欧米資本のファストフード店が最も入りやすく、適していることになります。80年代後半に北京に最初にKFCが、それに遅れること数年後にマクドナルドが進出して以来、今や犬も歩けばKFCかマックに当たると思われるぐらい増殖してしまいました。しかしそれでも僕はめったなことではやっぱりこのような店には入りません。

 僕の唯一の例外が、「バーガーキング」です。去年だったか日本でもようやく「バーガーキング」が復活したそうですが、僕はもうそのとき日本を離れていたので、日本の「バーガーキング」は知りません。北京には、今は二店舗に増えたようですが、ちょっと前までたった一店舗、「バーガーキング」がありました。その場所は、北京首都国際空港第3ターミナル出発ロビー。

 僕は、北京空港の第3ターミナルを利用するときは、極力「バーガーキング」に寄るようにしています。あのずっしりとくる重さのダブルワッパー、他のファストフード店では味わえません。今は市内の「西単」にもできたそうですが、僕にとってはそこまで行くのは不便なので、やはり空港店が頼り。仕事で空港の出迎えなどに行く同僚がいれば、おみやげに「バーガーキング」を頼んでしまします。

 「バーガーキング」は中国語では「漢堡王」といいます。直訳ですね。「はんばおわん」です。

 写真に写っているのはワッパーです。「皇堡(うぉんばお)」といいます。「堡」が「バーガー」に相当するので、さしずめ「皇帝のバーガー」という漢字のネーミングでしょうか。ちなみにダブルワッパーは「双層皇堡」です。

 ドリンクとフライドポテトとバーガーのセットでだいたい30元台ですから、中国人にとってはけっこう高いはずですが、もちろん国際線ターミナルですから外国人の客も多いものの、中国人の客もかなりいます。今や中国人にとってマックやKFCはごくふつうに行く店ですから、バーガーキングも人気なのでしょう。

 バーガーキングは北京市内に今年中に10店舗の展開を目指しているとか。僕の自宅とか職場の近くにもできないかなー。あ、ジャンクフードは健康によくないですから食べ過ぎはいけませんよ!

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▲僕はフライドポテトがあまり好きでないのでセットにはしません。