日本列島縦断夏の旅(その10;門司港駅出発)
▲まだ朝8時を過ぎたばかりだというのに、門司港駅のホームに射し込む光は猛暑そのもの。
2006年8月23日(水)、門司港。
門司港駅のレトロな駅舎と改札を抜けてホームへ出ます。櫛形のホーム配置はまさに終着駅。
門司港駅の定番スポットと言えば、鹿児島本線の起点を示す「0哩碑」。ただ、この「0哩碑」は、1972年に鉄道開通100周年を記念した際に設置されたもので、「旧0哩碑」は別の場所にあるそうです。0哩碑の傍らにはSL28627号の主動輪や腕木式信号機も保存されており、線路の終端を示す車止めの標識とともに、鉄道の見どころを凝縮したような空間を作っています。
おなじみ「0哩碑」。
そう、ここは終着駅。
ホームの雰囲気もまたレトロ。昔ながらの駅名標の下を歩きながら、列車に乗り込みます。ホームに入る日差しはすでに強烈で、さすがまだまだ真夏の九州、汗が噴き出ます。列車は2番線で発車を待っている08:21発の羽犬塚行き普通列車2335M。赤い縁取りの813系電車です。車内に入ると、涼しい~~~(^O^)。冷房が効きまくっていて極楽極楽~。もうずっと車内にいようっと。
しかしこれに乗っていくのはたった二駅6分だけ。08:27門司到着で下車であります。ここで1レ特急「富士」を迎え、大分までヒルネを決め込む予定なのです。「富士」の到着は08:46、「はやぶさ」を先行させて、門司の発車は09:10。門司駅のホームの先端に陣取って、「富士」が関門トンネルを抜けてくるのを待とうではありませんか。