さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その16;米子にて)
▲米子で8分停車の寝台特急「出雲」。
2006年2月19日、寝台特急「出雲」、走る。
隣の2番線ホームに益田からの2022D特急「スーパーまつかぜ12号」が着き、交換を待っていた2015D特急「スーパーまつかぜ5号」と一緒にすぐに出発していきました。そして、岡山からの1025M特急「やくも15号」が到着するのを待って、17:39、寝台特急「出雲」はごとんと軽く揺れたあとゆっくりと出雲市駅のホームを離れました。
「出雲」、出雲市を出発。
僕は7号車の開放式B寝台に腰掛けて、左手に寄り添う宍道湖が徐々に暮れていくのをぼんやり眺めます。ことんことんというレールを刻む音が聞こえるだけで、車内はしんとしています。
「出雲」の最初の停車駅は宍道。そして次は松江。松江ではさっそく8分も停車して、後発の1038M特急「やくも28号」に道を譲ります。かれこれ18時をまわって、ひっそりと松江駅に停車する「出雲」に静かに闇がおりてきました。
「出雲」の最初の停車駅は宍道。そして次は松江。松江ではさっそく8分も停車して、後発の1038M特急「やくも28号」に道を譲ります。かれこれ18時をまわって、ひっそりと松江駅に停車する「出雲」に静かに闇がおりてきました。
7号車オハネ25-141に乗車。
日暮れた松江では8分停車。
松江を出ると、安来、米子と停車します。米子には18:50の到着です。
米子では14分も停車します。この間に、前方に9号車から11号車までの3両を増結し、最後尾のカニを含めて堂々12両のフル編成になるのです。
僕はこの間に改札を出て、ちょっと買い出し。米子に来たらはずせない「吾左衛門寿し」を食べなければなりません。売店に一個だけ残っていました、「吾左衛門寿し」の鯖!一本1774円は駅弁として買うには高いですが、一度食べたらやみつきです。
飲み物も追加しようと売店をのぞくと、な、な、なんだこりゃ???どよーんとよどんだような黒い缶の「妖怪汁」なるドリンクを発見。気持ちわりーーー……けど、よく見ると缶にはゲゲゲの鬼太郎のイラストが。なるほど、米子から出る境線は水木しげる先生ご出身の地ということで妖怪を前面に出してるんでしたね。ナットク。それでは一本買ってみましょうか、「妖怪汁」。いや、飲む気になるかどうかはわかりませんが……(^^ゞ
僕はこの間に改札を出て、ちょっと買い出し。米子に来たらはずせない「吾左衛門寿し」を食べなければなりません。売店に一個だけ残っていました、「吾左衛門寿し」の鯖!一本1774円は駅弁として買うには高いですが、一度食べたらやみつきです。
飲み物も追加しようと売店をのぞくと、な、な、なんだこりゃ???どよーんとよどんだような黒い缶の「妖怪汁」なるドリンクを発見。気持ちわりーーー……けど、よく見ると缶にはゲゲゲの鬼太郎のイラストが。なるほど、米子から出る境線は水木しげる先生ご出身の地ということで妖怪を前面に出してるんでしたね。ナットク。それでは一本買ってみましょうか、「妖怪汁」。いや、飲む気になるかどうかはわかりませんが……(^^ゞ
そうこうしているうちに増結作業も終わり、「出雲」の先頭には再びDD51-1187が連結され、フル編成で発車です。車窓の景色も闇になりました。そろそろ「吾左衛門寿し」をつまみながら地酒のワンカップといきますか(^^)。
▲長い年月の間に風雨にさらされ日にもさらされてすっかり色落ちしたテールマーク。