晩秋初冬すてきなニッポン(その55;柴又をあとにして)
2008年12月4日、再び柴又駅へ。
柴又帝釈天の参拝を終え、再び柴又駅へ引き返します。石畳の参道の両脇にはさまざまな店々が軒を連ね、平日の午後にもかかわらず賑わいを見せています。店々は看板や店構えにそれぞれ意匠を凝らしていて、参道の雰囲気にぴったりです。僕はこういうところで買い食いをするのが大好きなので、あれこれと目移りします。さすがに神仏具店までは立ち寄りませんが(^^)、食べ物屋さんの前では足が止まってしまいます。ここではずせない食べ物は何でしょう?「とらや」と言えば草だんごですよね。それともウナギ?せんべいなんかにも惹かれますなあ。佃煮、甘味処などなど、どこも立ち寄ってみたいところばかり。しかし今回はいちいち賞味している時間はありません。後ろ髪をぐいぐいと引かれつつ柴又駅へ戻ります。駅前では逆光に照らされた寅さんの銅像のシルエットが、これまたシブいではありませんか。べらんめぇ、江戸っ子だい。
帝釈天参道を逆戻り。
駅前の寅さん、シブいっす。
再び柴又駅。
運転間隔が20分と長い平日の昼間の京成金町線。電車が来ない時間帯のホームは閑散としています。遠くで踏切の鳴る音が聞こえ、やがて先にやってきたのは金町行きの電車。先頭車両は3553番車両。僕が乗ってきたのと同じ編成ですから、この日は3553~3556番車両の編成がひたすら金町線を往復しているようです。
金町行きからは帝釈天参拝の人たちも合わせて大勢の人がどっと降り、電車が金町方面へ去った後、ようやく構内の踏切が開いて、その大勢の人たちが線路を渡って改札へ向かいます。
それからまもなくすると、金町で折り返した高砂行きがやってきます。今度は参拝を終えた人たちが大勢乗り込みます。短いながらもたくさんの利用客に支えられた京成金町線を頼もしく思いながら、僕も下町柴又をあとにします。今度また来ようっと。次はちゃんとたっぷり買い食いするんだもんね(^^)。
金町行きからは帝釈天参拝の人たちも合わせて大勢の人がどっと降り、電車が金町方面へ去った後、ようやく構内の踏切が開いて、その大勢の人たちが線路を渡って改札へ向かいます。
それからまもなくすると、金町で折り返した高砂行きがやってきます。今度は参拝を終えた人たちが大勢乗り込みます。短いながらもたくさんの利用客に支えられた京成金町線を頼もしく思いながら、僕も下町柴又をあとにします。今度また来ようっと。次はちゃんとたっぷり買い食いするんだもんね(^^)。
▲柴又駅に到着した金町行き電車。参拝客などがどっと下車する。