毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

そういえばちょうど二年前の今日…(亀戸天神)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200228.jpg

 そう言えばちょうど二年前の今日、つまり2005年の5月7日は、亀戸天神へ行っていました。

 JR総武線亀戸駅からだとけっこう歩く亀戸天神へ、確か西日暮里駅前始発の亀戸駅前行き都バスに荒川四丁目バス停から乗って行きました。200円でけっこう長く乗れる都バスの旅も悪くないです。というか、けっこう好きです、都バスでそぞろ歩き。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200233.jpg 亀戸天神本殿正面。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200237.jpg 1662年に営まれたものだとか。

 亀戸天神と言えば春の梅が有名らしいですが、GWの頃には藤の花もきれいだというので、5月7日に出かけてみたのです。そうそう思い出してきた、ちょうど二年前はこのへんを一人でぶらぶらしてたんだな~。確かこの日は「藤まつり」の最終日で、藤の花もすでに満開を過ぎて少し褪せてきたところでしたが、それでも大勢の参拝客が集まってにぎわっていました。なかなかまとまった藤の花を目にすることはないので、とても楽しめましたし、下町とは言え都心のごみごみとたてこんだ中にぽかりとある亀戸天神の開けた場所で気持ちよく過ごすことができました。天気もよかったしね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200246.jpg 少し盛りは過ぎたかな。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200243.jpg 藤まつり最終日、賑わってます。

 日本舞踊「藤娘」。

 「紫深き水道(すいど)の水に 染めて嬉しき由縁(ゆかり)の色の
  愛しと書いて藤の花 エエしょんがいな
  裾もほらほらしどけなく」

 どうして「愛しと書いて」藤の花なのかわかりますか~?(^-^)

 さて、天神様ですから、御祭神はもちろん菅原道真公。境内には昭和52年の道真公御神忌1075年大祭記念として奉納された「五歳菅公像」があります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200251.jpg

 菅公五歳のときの歌。

 「美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある」

 うーーん、菅公と来ればやっぱり梅かな!梅を見に行ったのは去年(06年)の3月なんだな~ 亀戸天神の梅はまた来年の梅の季節にご紹介しましょう~。

 亀戸天神で梅、ツツジ、藤と花が咲き終われば次は秋の菊までしばらく花暦はおやすみ。東京も間もなく初夏を迎えることになるでしょう。