毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ナムグー通りでフォーを食す(ハノイふたたび;その9)

イメージ 2 ▲約5ヶ月ぶりに食べた「Phở Lâm Nam Ngư」の「phở gà(鶏肉のフォー)」、うまし。

 2015年4月26日、うますぎ。

 超ローカルな「ビア・ホイ」で激安ビールを飲みに飲み、心地よい酔いの中をぐっすり眠って、明けて4月26日、ハノイに来たからには、朝食には「phở(フォー)」を食べないわけにはいきません。

 もはや定宿と化したハノイ駅前の「Mercure Hanoi La Gare Hotel」を出てすぐ裏手にあるのが「Phố Nam Ngư(ナムグー通り)」。この小路にホテルの側から入ってかなり奥まで行くと、右手に「Phở Lâm Nam Ngư」というフォーのお店があります。「phở gà(鶏肉のフォー)」が専門ですが、ここのフォーは本当においしいのです。

イメージ 1 ▲透明ですっきりしつつも味わい深いスープがたまらんのです。

 我らが案内人ハンさんは、朝なのでまだ来てくれていなくて、我々二人だけでフォーを食べに行きました。「phở gà」と言えばすぐに注文が通ると思っていたのですが、これがなぜかうまく通じない。うーん、困った。

 そこに助け船を出してくれたのが、たまたま隣に座ってフォーを食べていたベトナム人のおばさん。困っている様子の僕たちに英語で話しかけてきてくれて、「鶏肉にも、正肉のと皮が多いのと二種類あるのよ。どっちにする?」と聞いてくれました。なーるほど、そういうことだったのね。そこで「正肉のが食べたいです!」と答えると、そのおばさんは、お店の人にベトナム語で注文してくれました。うれしい。ありがとうございまーす!

 そのおばさんのおかげで、僕たちの前には正肉のフォー・ガが登場。これにライムを搾り、「Quẩy nóng(クァイ・ノン)」という棒状の揚げパンもつけて、おいしく完食。ああ、おいしすぎる。あまりにおいしいので、おかわりしたかったんですが、「おかわり」をどうやって伝えればいいのかわからず、断念。また今度にしようっと。

イメージ 3 ▲棒状の揚げパンにスープを吸わせて食べるとこれまたウマイ。