毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ブンチャ、激ウマ!(夏の旅、北へ南へ時々台風;その69)

イメージ 2 ▲ハノイ、いつもの店でいつもの「ブンチャ」。

 2016年8月28日、ウマイ。

 朝フォーとモーニングコーヒーを終えてホテルに戻ると、外は本降りの雨に。これではちょっとどこへもでかけられない感じです。ハノイへ来る度にいつも案内してくれるベトナム人の友人ハンさんが迎えに来てくれるのはお昼なので、それまではホテルの中でまったり過ごすしかなさそうです。

イメージ 1 ▲本降りの雨のハノイ駅前、Phố Trần Nhân TôngがĐường Lê Duẩnにぶつかる交差点。

 雨は小降りになり、正午前になって、ハンさんが迎えに来てくれました。ちょうどお昼、「ブンチャ(Bún chả)」を食べに行こう!

 2014年のクリスマスに初めてハノイへプライベートの旅行に来たときに、ハノイ駅近くのメルキュール・ホテルの裏通り、「Phố Nam Ngư(ナム・グー通り)」の入口に見つけた、ブンチャのおいしいお店。ハノイに来たときには、絶対に外せません。

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        ▲あいかわらずテーブルも腰掛けも、高さが低い!

 いつものように店先でおばちゃんが七厘で肉を焼くのを見ながら店内に入り、低い腰掛けに座って、ブンチャを注文。「ブンチャ(Bún chả)」とは、蒸した「Bún(米粉ヌードル)」を、甘塩っぱいスープにつけて食べる一種のつけ麺。スープはあまじょっぱくて酸味もあり、中には、店先で焼いた焼き豚バラ肉と、ハーブ野菜「Lá lốt(ロットの葉)」を貼り付けたミニハンバーグがどっさり入っていて、麺をつけるスキマが見当たらないほど。

 そして、付け合わせに「Nem rán(ネムザン;揚げ春巻き)」を忘れちゃいけない。中華春巻きじゃなくて、誰でも知ってるベトナム料理「生春巻」の皮で包んで揚げたもので、これまたとーってもおいしいです。ああ、今回もここのブンチャが食べられて、しあわせだ!

イメージ 4 ▲具だくさんのスープにスキマを見つけて米粉ヌードルを浸してみた。

イメージ 3 ▲サクッとした食感がたまらない「ネムザン」。