毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

シンガポールと言えば「海南鶏飯」!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185421.jpg ▲これがシンガポール「威南記」の「海南鶏飯」の蒸し鶏である。

 引き続きシンガポールに滞在しております。

 初めてのシンガポールですが、シンガポールと言えば、という名物料理ぐらいは知ってます。それは「海南鶏飯(Hai Nan Chicken Rice)」。蒸し鶏と鶏スープで炊いたごはんとの上に蒸し鶏が載ってというのが「海南鶏飯」の基本構成。香港やマレーシア、タイなど東南アジア各地でもよく食べられる定番フードです。中国海南島文昌の「文昌鶏」という料理が海南島出身者によって東南アジア各地に伝えられたものと言われていますが、なぜかシンガポール名物ということになっちゃってます。

 その「海南鶏飯」を、本場シンガポールで食べに行っちゃいました。お店は、地下鉄ノースサウス線のノベナ(Novena)駅の近くにある「威南記海南鶏飯餐室」。シンガポール海南鶏飯がいちばん美味い店はどこですかと尋ねると必ず名前が挙がる有名店だそうです。

 ランチなどで一人前を頼むと一枚のプレートにごはんと鶏肉と付け合わせが全部載っかって出てきますが、今回5人で行ったら、ごはんは一人分ずつ出てきましたが、鶏肉は大皿にてんこ盛りで出てきました。これがもう見るからにおいしそう!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185427.jpg 一人分ずつのごはん。

 「海南鶏飯」が美味いか不味いかを決めるのは、まず鶏肉そのものであることはもちろんですよね。蒸し鶏もローストチキンもどちらも使われますが、蒸し方、ローストの加減、その結果としての肉の柔らかさ、食感、タレの善し悪しなどなど。そして鶏肉そのものに劣らず重要なのがごはんのでき。チキンスープで炊きあげたごはんの味が「海南鶏飯」全体の善し悪しを左右します。しかし、ここ「威南記」のごはんは文句なし。それだけ食べても十分にウマイ。
 
 このごはんの上に、大皿に盛られた鶏肉を載せ、汁をたっぷりかけて、食べます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185437.jpg さて、いただきます。

 う、う、ウマイっ!これは、ウマすぎる。鶏肉は実に柔らかく蒸し上がっていて、味もしっかりとついており、タレもおいしい。これがチキンスープで炊いたごはんにぴったりの上にもぴったり合って、がつがついっちゃいます。これはシンガポール海南鶏飯のベスト・オブ・ベスツなのか?とにかくウマイ。海南鶏飯以外の料理もみんなおいしくて、5人でがんがん食べ散らかしてしまいました。ビールはもちろん「タイガー・ビール」です。ああ、おいしかった。ごちそうさま。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818185441.jpg ▲すみません、食べ散らかしてます。オレンジのボウルはチキンスープ。