毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晴れの東京、曇りの青森(Long Summer Vacation;その22)

イメージ 1▲羽田空港24番ゲートで出発を待つ青森行きJAL143便。

 

 2018年7月10日、機材故障で遅れ。

 

 09:31にスポットインしたJAL606便を降りて、バスでターミナルビルへ向かい、次は09:55発の青森行きJAL143便に乗り継ぎます。バスを降りてターミナルビルに入ると、乗継便の案内板があって、青森行きはいちばん端っこの24番ゲートとの案内。めっちゃ遠いやん!

 

 ターミナルビルをほぼ端から端まで移動する感じでようやく24番ゲートまでたどり着くと、JAL143便は既に搭乗が始まっていました。おー、間に合った。僕も搭乗の列の後ろについて、さっそく乗り込みます。この日の機材は、松山からJAL430便で所定09:10に到着したレジJA-333JをつけたB737-800です。

 

イメージ 2▲船舶行き交う東京湾を見下ろしながら高度上昇中。

 

 立ち止まる間もなく搭乗するや、出発時刻が過ぎた09:59になって、コクピット内の機器に少々不具合が生じたので整備中であるとの機内アナウンスが流れました。これに続いて10:10に機長アナウンスがあり、コクピット内に2つある計器のうち一つが故障したため交換作業中であるとのこと。ちゃんと直るのかしらとちょっと不安になりましたが、10:15にまた機長アナウンスが入り、交換作業が終わったのでこれから通常の出発準備に5分ほどかかります、ということで、10:17にドアクローズになって、22分遅れの出発となりました。10:24にプッシュバック、10:30にタキシング開始で、10:38にRWY16Lから離陸です。

 

イメージ 3▲東京上空、よく晴れて、RWY22へ下りていく機影も見えますがわかりますか?

 

イメージ 4▲東京ディズニーリゾートと、その向こうは葛西臨海公園。

 

イメージ 5▲スカイツリーも心なしかいつもより近くに見える感じ。

 

 RWY16Lから離陸すると南へ向かって東京湾上空へ飛び出る形になるので、北へ向かう飛行機は、離陸後すぐに高度を急速に上げながら左へ大旋回。西から来てRWY23へ下りる飛行機や北から来てRWY22へ下りる飛行機とルートが交差するので、RWY16Lからの離陸機はかなり急いで高度を上げなければならず、しかも同時に左へ大きく旋回もしなければならないので、いつもちょっとだいじょうぶかなと不安に感じることがあります。もちろん全く問題なくだいじょうぶなんでしょうけど。

 

 大旋回して機首が北へ向くと、西から来てRWY22へ下りていく飛行機が見えました。それに続いて眼下には東京ディズニーリゾートや葛西臨海公園が見え、東京スカイツリーもかなりよく見えました。

 

イメージ 6▲弘前市南部。ちょうど真ん中へんを右から左へ奥羽本線が走ってます。

 

イメージ 7▲弘前城公園。

イメージ 8▲真ん中にJR奥羽本線北常盤駅。

 

 しかし、東京を離れると雲が多くなり、ほとんどの区間で地上の風景は見られなくなりました。着陸直前になって雲の下に出てみると、ようやく地上が薄く霞みながらも見られるようになり、弘前市内が間近に見えます。弘前城公園のお濠の内側もだいぶ近くに見えています。弘前市の中心部が近くに見えるということは、青森空港へは南からのアプローチで、RWY06からの着陸ということです。

 

 どんより曇った青森空港には、11:32にRWY06にランディング。この日の飛行時間は、陸奥湾上空に出てぐるりと旋回してRWY24へ下りてくるより時間が節約できたせいか、1時間を切って54分。ただ、機材故障のため羽田を遅れて発ったので、11:35にスポットインして、定刻からは20分遅れの到着となりました。羽田出発時、気温は30℃でしたが、青森は23℃。涼しいです!

 

イメージ 9▲青森空港はどんより曇り。気温は23℃で、かなり涼しく感じます。