毎日ヶ原新聞

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雪解け進む津軽平野(2018年月イチ日本・3月編;その6)

イメージ 2 ▲青森空港で出発を待つ東京羽田行きJAL142便。

 

 2018年3月17日、東京湾から富士山。

 

 青森の実家で1泊だけして、翌日はさっそく移動。朝の青森空港は、雲はあるものの青空が広がり、春近しを思わせる良い天気。とは言え、空港周辺にはまだ一面雪が残っています。青森の春は遠いですねえ。

 

 ターミナルビルの屋上展望デッキに上ってみると、ゴールドのFDA機が駐機中。FDAの9号機、レジJA-09FJをつけたエンブラエルERJ-175です。09:35発の名古屋小牧行きFDA362便ですね。名古屋小牧から09:00に到着したFDA361便の折り返しです。

 

 JALも、停まっています。所定09:15に東京羽田から到着したJAL141便が、折り返しで09:55発の東京羽田行きJAL142便になるのですね。

 

イメージ 1 ▲ゴールドのFDA機は9号機。

 

イメージ 3 ▲展望デッキには残雪もなく、広がる青空が気持ちいいです。

 

 この日のJAL142便は、レジJA-329JをつけたB737-800。09:42に搭乗して4番K席に着席し、09:54にドアクローズになってみると、機内は完全に満席です。新幹線が走っていても、羽田~青森線はあいかわらず需要が高く、ドル箱路線ですね。

 

 09:57にプッシュバックが始まり、10:01にタキシングとなり、10:06にRWY24から離陸。離陸直後に眼下に広がる津軽平野にはまだ雪が多く残り、一面が雪景色です。ただ、離陸直後に右手に見下ろす浪岡地区周辺の田んぼはまだ雪に覆われているのに、その南側、田舎館村から弘前市にかけての平川沿いの田んぼにはほとんど雪が残っていません。雪の降り方の関係なのか、日当たりの違いによる雪の溶け方の問題なのか、ちょっとの位置の違いなのにずいぶん春の訪れは違うものですね。

 

イメージ 4 ▲離陸直後の浪岡地区周辺の田んぼはまだ雪に覆われています。

 

イメージ 5 ▲黒石から弘前へ抜ける国道120号線周辺の田んぼにはほとんど雪はなし。

 

 JAL142便は順調に飛行を続け、そろそろ東京湾が見えてくる頃、遠く西の方へ目をこらしてみると、おお!富士山が見えているではないですか!

 

 上の方の雪に覆われた部分と雪のない部分のちょうど境目あたりに細く長い雲がかかっていますが、東京湾上空は雲一つない青空が広がる快晴で、残雪白し春の富士山がよく望め、気持ちがいいです。

 

イメージ 7 ▲最終の着陸態勢となり東京湾へさしかかってくると、はるか西方に富士山が。

 

イメージ 6 ▲ちょっと雲がかかっていますが、雪の残る部分ははっきりと見えてますね。

 

 穏やかな東京湾に浮かぶ東京湾アクアラインの「海ほたる」を間近に見下ろしながらぐんぐん高度を下げていくと、右側には、RWY05から離陸したばかりの機影が見えました。機首を上に向けて高度を急速に上げながら同時に右旋回しているこの飛行機は、台湾のエバー航空。所定10:35発の台北松山行きBR189便のA330-300だと思われます。

 

 JAL142便は、11:04にRWY34Rに着陸し、11:12に、第1ターミナル北端の24番ゲートのスポットイン。この機材はこのあと12:40発の大阪関西行きJAL225便に変身するようです。

 

イメージ 8 ▲なんとも穏やかな東京湾に浮かぶ「海ほたる」。

 

イメージ 9 ▲RWY05から離陸し、旋回しながら上昇しているのは台北松山行きエバー航空BR189便。

 

イメージ 10 ▲第1ターミナル北端の24番ゲートに到着したJAL142便。