毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

終戦の日に青森上空を飛ぶ。(2017年月イチ日本・夏休み編;その22)

イメージ 2 ▲気持ち良く晴れ渡り、夏空が広がった青森空港。

 2017年8月15日、ボンバルディアCRJ-200乗り納め?

 青森空港ターミナルビルの中でのランチを終えて、展望デッキに上がってみました。13日、14日の北海道旅行では、ぱりっとしない曇天が続きましたが、明けてこの日の青森地方は、一転して気持ち良く晴れ渡り、まっさおな夏空が広がりました。

 展望デッキから見下ろすと、フジドリームエアラインズの飛行機がちょうどプッシュバック中。13:25発の名古屋小牧行きFDA364便のようです。おや、見慣れないカラーですね。レジJA-08FJをつけた84人乗りエンブラエル ERJ175で、カラーはティーグリーンです。なかなかいい色ですね。

イメージ 1 ▲ティーグリーン塗装のFDA364便、名古屋小牧行き。

 さて、これから乗るのは、13:40発の大阪伊丹行きJAL2154便。この日の機材はレジJA-204JをつけたJ-AIRのボンバルディアCRJ-200。13:28に搭乗して、1番A席に着席。13:39にドアクローズとなって、13:45にタキシング開始です。

 J-AIRのボンバルディアCRJ-200、2018年1月31日の松山発大阪伊丹行きのJAL2310便を最後に、全機が退役しました。今から思えば、そうとは知らずに乗ったものの、今回のJAL2154便搭乗は僕にとっては乗り納めみたいなものだったですね。

イメージ 3 ▲RWY06から離陸すると、右側には八甲田連峰と八甲田北麓の緑があまりにも目にまぶしいです。

 13:45にRWY06から離陸。あまりにも良い天気なので、離陸直後の右の機窓からは、八甲田連峰がよく見えます。真夏の深緑が目にまぶしいです。

 離陸後すぐに左へ旋回しはじめると、眼下には青森市内の風景が広がってきます。浅虫温泉の方から美しい弧を描く青森湾の海岸線、青森駅、新青森駅もよく見えています。

イメージ 4 ▲青森市内全景を眺めながら、左へ旋回中。

イメージ 5 ▲青森駅と青森ベイブリッジがこんなにくっきりと見えるなんて。

イメージ 6 ▲青森市西部。津軽半島へと続く海岸線。北海道新幹線の高架が北へのびています。

イメージ 7 ▲新青森駅もこんなに手に取るように。

 青森空港では、南へ向かう便の場合、北から南へ離陸するRWY24からの離陸が合理的なので、羽田行きや伊丹行きはできるだけRWY24から離陸させているようですが、この日は風が強かったのか、南から北へのRWY06からの離陸でした。その場合、離陸後すぐに青森市内上空で左旋回をして進路を南へ向けるのですが、そうすると、いつもだとあまり見られない地上の風景を眺めることができます。

 青森市内上空でぐるりと旋回すると、右側に見えてくるのは、五所川原市内。この日は、さらにその奥、七里長浜の海岸線と日本海まで見えていて、こんな見え方はあまり経験したことないですね。五所川原市の市街地もよく見えていて、「つがる克雪ドーム」や「エルムの街ショッピングセンター」などもはっきりわかります。

イメージ 8 ▲中央が五所川原市の市街地。岩木川の向こうが木造町(つがる市)。七里長浜から日本海までよく見えてます。

イメージ 9 ▲五所川原市の市街地。右の方に「つがる克雪ドーム」などがよく見えています。