毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

秋空フライト(2016年月イチ日本・10月編;その19)

イメージ 1 ▲朝いちばんの青森発東京羽田行き、JAL140便。

 2016年10月6日、青森空港だけ、雨。

 国慶節(建国記念日)の連休もあっという間に過ぎ、もう瀋陽へ戻らなくっちゃ。

 また雨になった青森地方。台風10号の影響で岩手県や北海道では甚大な被害が出ているようで、心配です。青森も朝から小雨で、空港上空も分厚い雲に覆われていますが、運航には支障がないようです。

 これから乗るのは、前夜青森に到着したJAL151便の折り返しになる朝イチの便、07:35発の羽田行きJAL140便です。はじっこの方のエプロンには、これも前夜到着して青森空港で夜を明かした08:05発の大阪伊丹行きANA1852便になるボンバルディアDHC8-Q400も駐機しています。

イメージ 2 ▲空港上空には低く垂れ込めた分厚い黒雲。運航に支障はありませんように。

イメージ 3 ▲搭乗すると、また、雨。

 この日の機材は、レジJA-331JをつけたB737-800。07:15に搭乗開始になり、僕は16番K席に座りましたが、平日の朝イチの便ということもあって、スーツ姿が続々と乗り込み、機内はビジネスムードでいっぱいに。ああ、なんか息苦しい(笑)。

 小止みになっていた雨が、搭乗が始まった頃からまた降り始め、窓には雨粒が貼り付いて外はよく見えません。定刻より早めの07:28にドアクローズになり、07:38にはタキシングを始め、RWYエンドまで行かず、一つ手前の誘導路からショートカットしてRWYに入り、07:42にRWY24から離陸しました。

イメージ 4 ▲実は晴れていた。津軽平野の黄金色の田んぼは日差しを浴びてました。

イメージ 5 ▲中央の集落はJR五能線藤崎駅の周辺ですね。

 ところが、空港はあんなにどんよりと分厚い雲が垂れ込めて雨も降っていたのに、離陸して津軽平野上空へと飛び出してみると、なんだ、晴れてるじゃん。白い雲がかかっているところもあるけれど、青空も広がり、稲刈りを待つばかりの津軽平野の水田は秋の日差しを受けて黄金色に波打ってます。

 実は天気が悪かったのは青森空港周辺だけだったのではないかと思えるほど、その後も好天の中の順調な飛行が続き、最終の着陸態勢に入って東京湾が見えてくると、なんと富士山まで見えているではありませんか。最後は秋晴れの東京湾に浮かぶ「海ほたる」を右手に見ながら東京湾を横切り、08:44にRWY34Rにランディング。青森行きの便は20番台のゲートから出発することが多いですが、このJAL140便は、到着後、09:45発の大分行きJAL663便になるということで、08:51に6番ゲートにスポットイン。若い番号のゲートに着くことはあまりないので、降機後のターミナル内の様子もなんか新鮮です。

イメージ 6 ▲木更津上空にさしかかってきたあたり、中央奥にうっすらと富士山が。

イメージ 7 ▲東京湾越しに、富士山。

イメージ 8 ▲秋空の下の東京湾に浮かぶ「海ほたる」を右に見ながら降下中。

イメージ 9 ▲6番ゲートにスポットインして、折り返しは09:45発の大分行きJAL663便。