毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青いモーリー(2016年月イチ日本・10月編;その18)

イメージ 6 ▲青い森鉄道のキャラクター「モーリー」がラッピングされた青い森701系車両。

 2016年10月4日、同着。

 西平内から乗った青い森鉄道青森行き普通列車577Mは、浅虫温泉、野内、矢田前、小柳、東青森、筒井と停車し、終点青森駅へ。旭町通りを跨ぐガードを越え、浪館通りの踏切を通り、右カーブを描きながら古川跨線橋をくぐると、左側からは奥羽本線と津軽線が近づいてきて、青森駅のホームへ向かって合流します。すると、左側から近づいてきたのは、青森県・函館観光マスコットキャラクター. 「いくべぇ」 キャラが入ったE751系。秋田からの2043M特急「つがる3号」で、どちらも青森到着時刻は15:29なので、古川跨線橋の下から仲良く並走です。

イメージ 1 ▲古川跨線橋の下から並走になった同時刻到着の特急「つがる3号」。

 特急「つがる3号」はいちばん西側の6番線に到着し、こちらはいちばん東側の1番線に到着。1/2番線ホームは今やほぼ青い森鉄道の列車専用になっていて、線路も青森ベイブリッジの下あたりに車止めが設置されて行き止まりになっています。駅名標には青い森鉄道の次の駅・筒井とJR奥羽本線の次の駅・新青森の両方が描かれているけれど、1/2番線ホームから新青森方面へ行く定期の列車なんか、もうないんじゃないかな。

イメージ 2 ▲青森駅1番線に到着した八戸からの普通列車577M。

イメージ 3 ▲かつて日本最長だった青森駅1/2番線ホームに2両編成では、青森ベイブリッジはまだあんな先。

イメージ 4 ▲今や1/2番線ホームから新青森駅方面へ行く定期列車はないのでは。

 跨線橋に上がって窓から見渡すと、すっきりと晴れた秋晴れの青空に青森ベイブリッジ、そしてその手前には、青い森鉄道の電車。駐車場と道路をはさんで八甲田丸。優等列車がほとんど発着しなくなった青森駅の午後は、なんだか静かすぎて、却って落ち着かない気持ちになります。本州の北の終着駅がこんなふうになってしまうとは、誰が想像できただろう。そんな詮ないことを思いながら跨線橋を渡り、東口の改札を抜けました。

イメージ 5 ▲秋晴れの空に青森ベイブリッジ。手前には青い森鉄道。