毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

真下に成田離陸機が。(2016年月イチ日本・12月編;その9)

イメージ 1 ▲雪景色の中に白いボディのJALのB737-800。

 2016年12月12日、富士山。

 僕の乗る09:50発の東京羽田行きJAL142便のこの日の機材は、レジJA-345JをつけたB737-800。09:38に搭乗開始になり、15番A席に着席。普通席の最前列でクラスJ席との境目になっているので、足下がすごく広くて、くつろげます。

 雪の影響で前日の羽田発の最終便JAL151便が欠航になったらしく、その折り返しとなる朝イチの羽田行きJAL140便も欠航になっていました。そのせいか、この日最初の便になったこのJAL142便はほぼ満席。JAL140便欠航の影響を受けた乗客に対するお詫びの機内アナウンスもありました。

イメージ 2 ▲また雪が降り出した中を、ターミナルビルを眺めながらタキシング。

 機内には、最後に4名のフェリークルーが搭乗してきました。JAL140便が欠航になったせいでしょうか。これで09:48、ドアクローズです。

 しかし、貨物搭載がまだ終わっていないということで、プッシュバックはなかなか始まりません。09:57になってようやくプッシュバックが始まり、10:03にタキシング、そして10:10にRWY24から離陸しました。眼下に広がる津軽平野も新雪で真っ白です。

イメージ 3 ▲地上の景色は全部、真っ白な新雪に覆われてます。

 今回、機内で「本日は、4名の客室乗務員が、北海道、福島、大阪、大分と、それぞれ出身やゆかりのある都道府県のバッジを着用しております」というアナウンスがあり、何のことだろう?と思いました。そしたら、隣の席の人が客室乗務員さんを呼び止めて、なにやらステッカーのようなものをもらっています。

 機内誌などによりますと、2016年7月19日から国内線に乗務するすべてのJAL/J-AIR客室乗務員が、自身に縁(ゆかり)があり、最も親しみを感じる都道府県の形をデザインした「縁(ゆかり)都道府県バッジ」を着用し、希望する乗客にはその都道府県の「千社札シール」をプレゼントしているとのこと。へぇ~、全然知らんかった!青森県の千社札シールならほしいかもしれないけど、青森出身の客室乗務員さんはなかなかいないだろうなあ。

イメージ 4 ▲雪の東北を抜ければ、関東地方は冬らしいからりとした晴れもよう。霞ヶ浦です。

 雪の東北を抜けて関東地方に至れば、雪のかけらの一片もなく、関東の冬らしいからりとした晴れもよう。離陸から40分ちょっと経つと、機窓からは霞ヶ浦、そして遠く成田空港が見えてきます。

 あっ、すぐ下を飛行機が飛んでいきました!真っ白い機体に、尾翼は紺色の中央に黄色い丸。そしてエンジンは4発。成田空谷10:35発のフランクフルト行きルフトハンザLH711便のA340-300が離陸したばかりのようです。

イメージ 5 ▲成田空港を離陸したばかりのルフトハンザ機が見えました。

イメージ 6 ▲成田空港を遠望。その向こうには鹿島灘も。

 最終の着陸態勢に入ると、東京湾越しに、富士山も見えているではないですか。下の方は霞んでいて見えませんが、七合目ぐらいから上、山頂にかけてが顔を出しています。富士山も真っ白ですね。

 そんな富士山を左に見ながら、東京湾を横切ってぐんぐん高度を下げ、D滑走路RWY05から離陸するANA機を待たせて、11:08、RWY34Rにランディング。飛行時間は58分でした。

 着陸したあと、JALの客室乗務員さんが機内アナウンスでその時期その季節に合わせた挨拶を一言されるのを、僕はけっこう気に入ってるんですが、今回は「またのご利用を、乗務員一同、また、翼の上のツルも、首をながーくしてお待ちしております」とご挨拶。なかなかいいね!

イメージ 7 ▲東京湾の向こうに富士山も顔を出してました。

イメージ 8 ▲11:15、24番ゲートにスポットイン。