ちょっと函館行ってきた(その1)
▲碧々とした水をたたえる十和田湖がとてもよく見えてます。
2019年6月1日、12年ぶりエア・ドゥ。
6月1日、2日の土日、ちょっと用事があったので函館へ行ってきました。2日間ともとっても天気がよく、飛行機からの眺めがあまりにもよかったので、レポートしておきたいと思います。
そんなわけで、午後の羽田空港、僕としてはたいへん珍しく、国内線第2ターミナルに来ております。JALの函館行きはちょうどよい時間のがなかったので、今回はエアドゥで行きます。14:40発のADO059/ANA4759便です。56番ゲートからの出発で、ステータスがなくラウンジが使えないので、ショップなどをのぞきながらぶらぶらと56番ゲートへと前進します。
▲エアドゥに乗るのは2007年2月以来実に12年ぶり。
▲L1ドア脇には「元気です北海道」とベアドゥの「すてきなたびを」のステッカー。
エアドゥに乗るのは実に12年ぶり2回目。前回は2007年2月26日、まだ正式社名が「北海道国際航空」だった頃のエアドゥのB737-500に女満別空港から乗りました(そのときの記事はコチラ。)。この日の函館行きの機材はレジJA-601AをつけたB767-300。エアドゥのB767-300に乗るのは初めてですが、レジはANA所属機の時と同じレジを継承していますね。
14:30、L1ドア脇に貼られた「元気です北海道」と「すてきなたびを」のステッカーに迎えられて搭乗。オール普通席のモノクラス仕様の前から2列目、2番G席に着席します。定刻より早く14:34にドアクローズとなり、2番D、E、F席は空席のままで、ゆったり感があります。
▲RWY16Lから離陸して急旋回すると右側の窓下に見えるのは東京湾アクアライン。
▲針路を北に向けると、見えてくるのは幕張海浜公園、まん丸いのはZOZOマリンスタジアム。
▲白い雲がぽかりぽかりと浮かぶ千葉県上空。
▲京葉線南船橋駅付近の京葉線、湾岸道路と国道14号線にはさまれているのは船橋競馬場。
14:38にプッシュバックし、14:44にタキシング開始。遠くにエンジン4発のロシア機が駐機しているのが見えたけれど、これは来日中のラブロフ外相が乗ってきたイリューシンIl-96-300かしら。
離陸は、14:47に56番ゲートからとても近いRWY16Lから。いちばん端の誘導路C10からではなく、一つ手前のC9から滑走路に入ったのでなおさら近い。手前から滑走してもいいくらい軽いのかしら?貨物あまり積んでない?
機内では、キャビンの仕切り壁の共用スクリーンに北海道紹介ビデオが放映され、北海道に行くんだ気分を高めてくれます。機内サービスでいただいたホットコーヒーの紙コップはもちろんベアドゥ・デザイン。有料メニューでは、北海道限定の「サッポロ クラシック」も提供されていて、1本いこうかなとかなり思いましたがギリギリのところでがまんしました。
▲機内サービスでは、ベアドゥ・デザインの紙コップで飲み物が提供されます。かわいいね!
東京千葉上空はなんとなくかすんでいましたが、北の方へ飛んでくると、地上の景色がくっきりと美しく広がっています!右側の窓のほぼ真下に田沢湖が見えてきましたが、湖面の青のなんと美しいこと!
次に見えてきたのは、十和田湖。湖岸線のでこぼこ加減ですぐに十和田湖だとわかります。こちらも深い青がなんとも美しい。まだこのあたりは初夏のはしりという季節ですが、このあと周囲の緑がもっと濃くなって、更に深い色合いの風景に変わっていくことでしょう。
十和田湖からもうちょっと北に進むと、今度は八甲田連峰。八甲田は富士山などと違って一つの峰だけがすぅっと立ち上がっているのではなく、田茂萢岳、赤倉岳、大岳、小岳、猿倉岳など18もの峰がある上に、この日はたまたまちょうどその上に雲がのっかっていて、上空からでははっきりと八甲田連峰と見極めるのが難しい感じでした。6月に入りましたが、山襞にはまだ少し雪が残っているのが見られました。
▲右側の機窓のほぼ真下に藍色の水をたたえる田沢湖が見えました。
▲次は、十和田湖が見えてきました。
▲形が特徴的なので、すぐに十和田湖だとわかりますね。こちらもなんとも美しい色です。
▲雲がかかっていてよくわからないかもしれませんが、まだ雪の残る八甲田連峰です。
八甲田連峰から北へ抜けると、青森市の市街地が広がります。見慣れた景色です。青森市上空にはほぼまったく雲がなく、しかも函館空港へ向けて高度を下げ始めていると思われるので、市街地の様子がとてもよく見えます。僕の実家は市内西部にあるので、右側の窓からは見えません。右側から見えるのは堤川、駒込川から東です。
駒込川を渡ってすぐ東にある青い森鉄道東青森駅がよく見えています。東青森駅には昔から貨物駅もあり、旅客列車や旅客駅の運営が青い森鉄道に移管されたあとも、貨物駅はそのまま残っていて、JR貨物が運営しています。コンテナヤードが広がっているので、上空からでも見つけやすいです。
▲八甲田連峰を越えて、青森市の市街地が広がってきました。
▲青い森鉄道とJR貨物の東青森駅。川は駒込川。