毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

残雪の八甲田連山(桜早き春の海峡を越えて;その1)

イメージ 5 ▲春まだき。萱野高原から眺める残雪の八甲田連峰。

 (ここまでのいきさつは、書庫「Đường Lâm(2015)」をご覧ください。)

 2015年4月27日、スムース乗り継ぎ。

 ハノイからもJALの夜行便は飛んでいるのですが、今回なぜホーチミン発の方にしたかと言えば、ハノイ発は成田行きだがホーチミン発は羽田行きで、羽田で青森行きの初便にすぐ乗り継げるというメリットがあったからです。

 ホーチミン発のJL070便が06:38にスポットインし、降機して預け荷物を引き取って到着ロビーに出てきたら、出てきて右の方にある国内線乗り継ぎカウンターで国内線のチェックインと荷物預けがすぐにできます。チェックインが済んだら、国内線乗り継ぎ保安検査場を通り、JAL国内線乗り継ぎバスで、国内線第1ターミナルのJAL国内線搭乗エリアへ直接行くことができて、ものすごく便利です!

イメージ 1 ▲いとも簡単に、順調に、国内線の21番ゲートまでやってきました。

 これから乗るのは、08:00発の青森行き初便JAL141便。ホーチミンからのJL070便のスケジュール上の到着時刻は06:55なので、乗り継ぎ時間は65分。一般に、JALの羽田での国際線から国内線への乗り継ぎに必要な時間は70分以上ということになっていますが、65分でも発券してもらえたので、許容範囲なのでしょう。

イメージ 2 ▲この日のJAL141便はレジJA-332JをつけたJAL EXPRESS塗装のままのB737-800。

 07:45に搭乗開始になり、機内に入ると、16番B、C席に巨体の外国人夫婦が既に座っていて、とてもまた席を立ってもらえるような感じではなかったので、このご夫婦に窓際に寄ってもらい、僕は当初の16番A席をあきらめ、C席に座ることに。ま、夜行便明けで眠いから、通路側席でもいいや。

 08:01にプッシュバックが始まって、08:06にタキシング開始。この後、僕は離陸を待たずして睡魔に襲われ、早くも爆睡。気がついたら、09:18、JAL141便は青森空港のRWY24に着陸してました(^_^ゝ。

イメージ 3 ▲青森空港に到着したJAL141便。

 例年ならば、青森はようやく桜が咲き始めて、今まさに満開に向かっていますという時期なので、僕も青森に帰ったら桜が見られるなと期待していたのですが、この年は3月、4月と高い気温が続いたせいで、桜の咲くのがすごく早かった。例えば、弘前公園の開花標準木の開花は4月16日で、平年より7日早く、満開は23日。僕が青森に着いたこの日(27日)は、もう三分散りから五分散りになっていました。青森市内合浦公園の桜も見頃は22日で、今頃はもうすっかり散ってしまっていることでしょう。

 なので、この日の午後は、桜はあきらめて、早春の萱野高原までちょこっと行ってきました。青森市内から八甲田を越えて十和田湖に至る八甲田十和田ゴールドラインは4月1日に開通になったばかりですが、この道を青森駅前からバスで45分ほど行くと、八甲田北麓に広がっているのが標高540mの萱野高原です。新緑が芽生え始めれば、市民の憩いの場としてのシーズンが始まりますが、その時期はまだもう少し先のようです。でも、まだ雪がたくさん残る八甲田連山がきれいに見え、空気もきりっとして爽やかで、気持ちよかったです!

イメージ 4 ▲八甲田連山の北麓に広がる萱野高原。 

イメージ 6 ▲雪の残る八甲田連山は、まだしばらく山スキーのシーズンが続きます。