毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

岩木も八甲田も。(念願かなってセイロンティーの旅;その4)

イメージ 2 ▲快晴の青森空港で出発を待つ羽田行きJAL140便。

 2017年4月21日、桜の便りはまだなるも。

 十和田市の官庁街通りでは既に見頃を迎えていた桜が、青森市にもぼちぼちと届いてきたこの日、僕はもう青森を出発です。カラリと晴れ渡った朝、実家から青森空港へ向かう農道からは、春霞の向こうに横たわる八甲田連峰の雄大な姿がよく見えました。八甲田連峰にはまだ雪が残り、GW明けまで春スキーが楽しめますが、下界の雪はとっくに消えて、田んぼも春を迎えて田起こしを待っています。

イメージ 1 ▲青森空港へ向かう農道からの八甲田連峰の眺め。いい天気!

 これから乗るのは07:35発の羽田行きJAL140便。この日の機材はレジJA-336JをつけたB737-800です。07:22に搭乗し1番A席に着席。平日の初便ということで、機内はスーツ姿で埋め尽くされています。

 07:32にドアクローズとなり、07:37にプッシュバック。このとき機窓からは、空港周辺の森林の向こうに、まだ雪で真っ白な岩木山の山頂もくっきりと見えました。この日はそれだけ空気が澄んでいて天気がよかったのです。

イメージ 3 ▲青森空港展望デッキからも八甲田連峰の全貌がよく見えました。

イメージ 4 ▲プッシュバックすると、岩木山までくっきりと見えてるじゃないですか。

 JAL140便は、07:44に青森空港RWY24から離陸。雲が多く、地上は全体的にかすんでいてあまり見通せません。田沢湖あたりは見えましたが、それより内陸には厚い雲がかかっています。高度を上げても上げても雲の上に出ず、巡航高度に達しても窓の外は真っ白のままで、08:06頃にはかなり揺れも出てきました。春の嵐でしょうか。

イメージ 5 ▲春の嵐か、雲が多く地上もかすむ中、眼下には田沢湖が見えました。