毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日南線の気動車たち(Long Summer Vacation;その11)

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▲宮崎駅4番ホームで出発を待っている06:48発の油津行き普通列車1925D。
 
 2018年7月9日、イルカ岬。
 
 前日、愛媛の鉄道は動かなかったものの、飛行機と列車を乗り継いでなんとか予定どおり宮崎入りできたので、知人とも会うことができてよかった。おみやげに真っ赤な宮崎完熟マンゴーまでいただいて、いやー宮崎に来られてよかった。

 

 翌朝はまた早起きして、移動開始。07:12発の宮崎始発宮崎空港行き普通列車6721Mに乗って宮崎空港へ行き、福岡へ飛んで福岡から長崎を目指します。

 

 まずは、早朝から蒸し暑い駅前通り(高千穂通り)をとろとろ歩いて宮崎駅へ到達。宮崎駅は、大分方面行きの列車が発着する1/2番線ホームと鹿児島方面行きの列車が発着する3/4番線ホームと改札が別々になっているというちょっと変わった構造になっていて、ホームを間違うといったん改札を出ないと別のホームに移動できません。例えば鹿児島方面行きの列車が1/2番線ホームから出るというようなことはないのだろうか。

 

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▲1925Dの後ろ大分方は日南線専用色のキハ40-8097。

 

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▲前方油津方は白に青帯の「九州色」のキハ40-8128。

 

 ずいぶん早く宮崎駅に着いてしまいました。3/4番線ホームに上がってみると、4番線には真っ黄色な列車が停まっています。この黄色は日南線専用色で、車体には「NICHINAN LINE」という文字や、「The cape of DOLPHIN」という文字が入ったジャンプするイルカと並のイラストなどが描かれています。「イルカ岬」ってあるのかしらと思いましたが、なんと、日南線の小内海と伊比井の間にありました。かつてこの岬から沖をゆくいるかの群がよく見られたのだそうです。

 

 この列車は、06:48発の油津行き普通列車1925D。2両編成の運転で、後ろ側の車両がこの真っ黄色な車両で、車番はキハ40-8097です。青島発から06:37に到着した1920Dが折り返しで1925Dになるらしく、到着直後は「宮崎←→青島」というサボが差してあります。前方の車両は白地に青帯の「九州色」のキハ40-8128で、こちらも「宮崎←→青島」というサボですが、これを差し替えて「宮崎→油津→南宮崎」というちょっと不思議なサボになりました。1925Dは終点油津に08:12に到着し、油津08:17発の南宮崎行き1930Dとなって折り返すので、それが1枚のサボで表現されているのですね。

 

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▲青島からの1920Dとして宮崎に到着するのでサボは「宮崎←→青島」が差さっています。

 

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▲こちらは「九州色」キハ40-8128の方の「宮崎←→青島」のサボ。

 

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▲サボが差し替えられて、2列車分を1枚のサボに詰め込んだ「宮崎→油津→南宮崎」というサボに。

 

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▲日南線専用色と九州色が向き合う連結面。

 

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▲油津で折り返して南宮崎へ戻ってくるのは宮崎を発車して2時間51分後。

 

 3番線に停まっているのは、817系近郊形電車。06:40に到着して06:51に出発する高鍋始発の西都城行き普通列車721M。1000番台のV102編成が充当されています。

 

 06:48、お先に4番線の油津行き1925Dがエンジン音を響かせて、出発していきました。次の日南線の列車は、07:06発の延岡始発の宮崎空港行き723M。予定している07:12発の6521Mの1本前の列車で、これに乗って空港へ行けそうです。

 

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▲3番線の方には817系電車が停車中。

 

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▲06:51発の西都城行き普通列車721Mです。

 

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▲06:48発の油津行き1925Dがエンジン音を響かせて発車していきました。