毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

NICHINAN LINE(夏の旅、北へ南へ時々台風;その30)

イメージ 3 ▲周辺より少し高台に古いホームがある伊比井駅に到着。

 2016年8月19日、上から読んでも下から読んでも。

 小内海駅を出ると、短いトンネルの中で市境を越え、宮崎市から日南市へ入ります。日南市に入って最初の駅は、伊比井。伊比井には06:16に到着しますが、交換待ちもあり、18分停車します。なので、僕もホームに下りて、すがすがしい夏の朝の空気を吸い込みましょう。もうだいぶ暑くなってますが。

イメージ 1 ▲日南市に入って最初の駅、伊比井では、18分停車します。

イメージ 2 ▲伊比井駅でひと休みする1923D。

 やがて飫肥方からやってきたのは、南郷始発の宮崎行き普通列車1922D。2両編成で、前の方の車両は真っ黄色の車体に海とイルカのマーク、そして「NICHINAN LINE」の文字が入るキハ40-8099、後ろは白地に青帯のキハ40-8052です。到着を待っている利用客は3人だけ。学校のある時期なら登校列車としてきっと混雑するのでしょう。

イメージ 4 ▲ホームで3人が待つ伊比井駅に入ってきた宮崎行き1922D。

イメージ 5 ▲1922Dは2両編成で、前方車両は真っ黄色の日南線カラー。

イメージ 7 ▲「MIYAZAKI NICHINAN LINE」の文字とイルカのマークが入るキハ40-8099。

イメージ 6 ▲伊比井駅、けっこうホームが長く見えますね。

 06:20に1922Dが発車してしまったあとも、1923Dの方はまだあと14分も停車時間があります。ころころころという気動車のアイドル音が響くだけで、静かでのどかなローカル線の駅の朝です。集落の方から、そろそろ朝のラジオ体操の音が流れてくるんじゃないかという気がしてきます。

イメージ 8 ▲1922Dの後方車両は白地に青帯のキハ40-8052。