毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日向灘に日が昇る。(夏の旅、北へ南へ時々台風;その29)

イメージ 1 ▲宮崎05:30発の日南線志布志行き普通列車1923D、まもなく出発。

 2016年8月19日、日の出。

 宮崎駅をいちばん早く発車する05:30発の日南線志布志行き普通列車1923Dは、数人の乗客を乗せて、定刻どおりに発車しました。発車してすぐ、大淀川を渡ります。まだ日は昇らず、街全体がぼんやりとかすんでいるように見えます。

 次の南宮崎で2分停車し、いよいよ日南線へ入ります。次の田吉と宮崎空港駅までは以前乗ったことがありますが、田吉から先の日南線は今回が初めてです。

イメージ 2 ▲宮崎駅を出発してすぐに渡るのは大淀川。

 左遠方に宮崎空港のターミナルビルを見ながら、南方、木花、運動公園と進み、運動公園駅を05:51に発車するとすぐに加江田川を渡りますが、下流側のすぐ隣には国道220号線の鵜来橋がかかっていて、その向こうの日向灘から昇る朝日が見えました!薄雲がかかっているせいで朝日は月のようにまん丸に見えました。

イメージ 3 ▲日向灘に昇る朝日。運動公園駅の先の加江田川鉄橋から。

 子供の国駅の海側には、ずいぶん前に一度だけ来たことがある遊園地「こどものくに」が今もあり、青島海水浴場と一緒になって、あと2、3時間もすれば、夏休みの子どもたちなどが大勢繰り出してくることでしょう。

 子供の国駅、青島駅、その次は「折生迫」駅。これは読めん。「おりゅうざこ」と読むそうな。ここはまだ宮崎市内なんですね。

イメージ 4 ▲今回の日南線の旅で最初に出会った難読駅名、折生迫駅。

 折生迫を発車し、少し長めのトンネルを抜けると内海駅。宮崎駅を出発してからというもの、車窓からはほとんど海が見えていなかったんですが、内海駅からようやく海が見えるようになり、目の前には内海港が広がります。昇ってきたばかりの朝日はまだ水平線近くにとどまったままです。少し高いところにある次の小内海駅のホームから向こうにも入り江を見渡すことができました。

イメージ 5 ▲06:08、内海駅発車。

イメージ 6 ▲内海、小内海間で海岸が近づき、直接日向灘から昇る朝日が見られました。

イメージ 7 ▲小内海駅。ここまでが宮崎市内の駅。