毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

みたび快速「アクアライナー」。(旅するニッポン、春たけなわ;その23)

イメージ 6 ▲安来駅ホームに入ってきた快速「アクアライナー」。

 2016年4月4日、田儀駅災害ダイヤ。

 安来駅のホームは、駅舎から改札口でつながっている1番線が米子方面行きで、さっき米子行きの「Iwami Kagura Train」が出ていったばかり。そして跨線橋を渡って2/3番線ホームが松江・出雲市方面行きになっています。我々は12:56発の3455D快速「アクアライナー」益田行きに乗るので、跨線橋を渡ります。

 3455Dは本来は12:55発ですが、今年1月の田儀駅構内への土砂流入災害の影響で、山陰本線は一部列車の運転取り止めや運転時刻の変更が生じており、3455Dも12:56発に変更になっているのです。

イメージ 1 ▲安来駅駅舎のホーム側。

 足立美術館のシャトルバスで来た人などで駅舎の中は混雑を極めていたのに、2番線に到着した益田行き快速「アクアライナー」に乗り込んだ人はわずか。どうしてかしらね。13:17発の特急「やくも18号」岡山行きに流れるのかしら。

 そんなわけで、前日来、出雲市→荘原、荘原→安来と、混んでいて全然座れなかった快速「アクアライナー」に今回はようやく着席できました。やっぱりボックスシートはいいですね。

イメージ 2 ▲12:56発の快速「アクアライナー」益田行きは、空いててよかった。

 発車時間は過ぎていますが、まだ発車しません。安来で交換するはずの新山口からの3002D特急「スーパーおき2号」がまだ来ないのです。

 「スーパーおき2号」は、12:59に安来駅1番線に到着。これと入れ違いでこちらは4分遅れの13:00に発車しました。「スーパーおき2号」が始発の新山口を出発したのは08:52。終点米子到着は13:03ですから、今となっては全国屈指のロングラン特急ですね。

イメージ 3 ▲3分遅れで隣に並んだ特急「スーパーおき2号」。

イメージ 4 ▲新山口から約4時間、終点米子まであとひと駅。

 我々の快速「アクアライナー」は、出雲市駅には3分遅れの14:01に到着しました。元々のダイヤでは出雲市発は14:01発ですが、田儀駅災害の時刻変更で14:03発になっているので、これで遅れを取り戻すことができました。

 向かいのホームには、14:32発の出雲市始発益田行き普通列車329Dが停車中。車両はキハ120-321。久しぶりに見る山陰色のキハ120です。

イメージ 5 ▲出雲市駅のホームにいたキハ120。