毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

平成最後の満月の夜(その1)

イメージ 2 ▲熊本からのJAL632便が折り返しで小松行きJAL191便に変身します。

 2019年4月20日、東京五輪。

 平成の世も残り10日となったこの週末、富山県射水市役所に用があり、日曜日は本庁舎の市民窓口が開いているということなので、行くことになりました。日曜日だけの日帰りも考えたのですが、早起きするのもなんなので、土曜日のうちに近くまで行くことに決定。そんなわけで土曜日はゆっくり起きて、洗濯して布団干してクリーニング出して……などなど家事をのんびり済ませ、夕方、おもむろに羽田空港へ移動。18時ちょうど発のJAL191便で小松へ飛ぶことにしてみた。

イメージ 1 ▲熊本から到着し13番ゲートにスポットインするJAL632便。

イメージ 3 ▲傾いてきた日を浴びながら折り返しの準備が進む小松行きJAL191便。

 JAL191便のこの日の出発は13番ゲートから。保安検査場から近くて便利なゲートです。ゲート前まで行ったときはまだ飛行機は入っていませんでしたが、17:19に熊本からのJAL632便がスポットイン。JAL631便と632便で羽田と熊本を往復した機材が小松行きJAL191便に変身するようです。この日の機材は、レジJA-8976をつけたB767-300。10年ほど前まで日本アジア航空のフライトとして国際線を飛んでいた機材のようです。いつもは青森線でB737-800ばかり乗ってる僕としては、国内線で大型機に乗れるのはちょっとウレシイ。

イメージ 4 ▲搭乗してみると、右側のスポットに入っているのは「みんなのJAL2020ジェット」ではないか。

イメージ 5 ▲機体後部には東京オリパラのキャラクター「ミライトワ」と「ソメイティ」が。

 17:47に搭乗し、6番K席に着席。B767-300は前7列がクラスJ席になっています。17:54に早めにドアクローズになり、クラスJ席は8割ほど埋まりましたが、たまたま僕の隣には誰も来ず空いたままだったのでゆとりの機内を過ごせます。
 
 ふと窓の外を見ると、レジJA-773JをつけたB777-200が隣のスポットに入っていますが、2020東京オリンピック・パラリンピックのキャラクター「ミライトワ」と「ソメイティ」が機体に描かれ、「TOKYO 2020」という大きな文字が入っているではないか。これは、4月8日に初登場した特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」で、垂直尾翼下部には「Fly for it!」という赤文字も入っています。機内には特別デザインのヘッドレストカバーや紙コップ、両キャラクターのぬいぐるみが用意されているそうです。

 17:58にプッシュバックになり、18:03にタキシングを始めます。手を振って見送ってくれるグランドスタッフさんの向こうに見えているのは、14番ゲートに入っているレジJA-8985をつけたB777-200。18:25発の大阪伊丹行きJAL133便ですね。

イメージ 6 ▲手を振って見送ってくれるグランドスタッフさんの向こうは14番ゲートで出発を待つ大阪伊丹行きJAL133便。