毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

国際線仕様(夏の旅、北へ南へ時々台風;その55)

イメージ 1 ▲コクピットに「がんばろう日本」ボードを掲げた伊丹発成田行きJAL3002便。

 2016年8月25日、エンジンでかい。

 前夜はいつもの阪急東中通商店街にある「まる八とり友」に6人で集まって、飲めや飲めやの楽しい飲み会。二次会はタクシーでどこかへ移動したような気がするけど、どこへ行ったのか全然覚えてない。

 とにもかくにもホテルに帰り、なんとか寝坊せずに起き出して、新阪急ホテルのりばを06:05に発車する伊丹空港行きのバスに間に合って乗れてよかった。

イメージ 2 ▲14番ゲートの窓の向こうにJAL3002便。

 6時45分頃に伊丹空港に到着し、国際線乗継カウンターでチェックイン。これから成田へ飛んで、国際線へと乗り継ぎますのだ。

 伊丹から乗るのは、8時ちょうど発の成田行きJAL3002便。伊丹発成田行きのJAL便は午前と午後に1便ずつあり、午後の便は、成田から香港行きのJAL735便に乗り継ぐのに2回ほど利用したことがありますが、午前便は今回が初めてです。午後の便はB737-300での運航なんですが、午前便はB777-200での運航。14番スポットに駐機中のJAL3002便のコクピットには「がんばろう日本」と書かれた日除けボードが。東日本大震災からの復興もまだまだの中、熊本地震も起きて、日本全体が力を合わせなければならない今、東日本大震災発生後と同じように、JALからのメッセージです。

イメージ 3 ▲この日のJAL3002便はレジJA-709JをつけたB777-200ER。

 JALのHPの予約ページを見ると、JAL3002便には「クラスJサービス(国際線仕様機材)」との記載があり、国際線用の機材が充てられることがわかります。それでB777-200ということは、もしや2016年7月から導入されているビジネスクラスシート「JAL SKY SUITE Ⅲ」に乗れるってこと??

 と、大いに期待しながら、14番ゲートから07:37に、レジJA-709JをつけたB777-200ERに搭乗してみると、うーーん、残念、クラスJ席は「JAL SKY SUITE Ⅲ」ではなく、2×3×2列の「JAL SHELL FLAT SEAT」でした。まあそれでも、普通席プラス1,000円で国際線のビジネスクラスシートを楽しめるのはたいへんおトク。僕も8番K席に座って、成田までの短いフライトを国際線気分で行くことにします。

イメージ 4 ▲国内線クラスJは、国際線ビジネスクラスシート「JAL SHELL FLAT SEAT」でした。

 定刻より早く07:52にドアクローズになり、08:06にタキシング開始し、真夏の青空に向けて、08:16にRWY32Lから離陸しました。

 シートは国際線ビジネスクラスシートですが、扱いは国内線のクラスJですから、サービスの方はドリンクサービスがあるだけ。それでもゆとりは全然違います。つい遠慮してフルフラットにしなかったけど、国内線だからといって遠慮しないでフルフラットにして寝てくればよかった(笑)。

 澄んだ青空が広がってはいますが、夏雲も多く、ところどころ雲上飛行になります。関東地方もちぎれ雲がところどころに浮かび、その中を、真っ青な水田の広がりを眺めながら、高度を下げていきます。

イメージ 5 ▲B777-200ERの大きなエンジンを真横に眺めながら雲上飛行。

イメージ 6 ▲最終の着陸態勢となり、眼下には霞ヶ浦。橋は北浦の鹿行大橋。

イメージ 7 ▲青々とした田んぼが目に眩しいですね。

 JAL3002便は、09:19にRWY16Lにランディング。飛行時間は63分でした。

 到着ゲートまでタキシングする間、機窓からは、スリランカ航空のA330-300が見えました。朝07:35にコロンボから到着したUL454便です。2014年9月にコロンボに出張に行ったのを思い出すなあ。とてもいいところだったので、今度はプライベートの旅行で行ってみたいものです。

 09:27に68番ゲートにスポットイン。ボーディングブリッジを渡って降機して1階へ下りると、大きな窓ガラスの向こうにB777-200ER。国内線の方は、降りた飛行機がこんなに間近に眺められる場所があるんですね!

イメージ 8 ▲スリランカ航空のA330-300が見えて、ちょっとなつかしい。

イメージ 9 ▲68番ゲートにスポットインしたJAL3002便。