毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

雪まだ残る瀋陽から。(2018年月イチ日本・3月編;その1)

イメージ 2 ▲北京からのCA1625便が定刻より早く瀋陽桃仙空港にスポットイン。

 

 2018年3月15日、水のみ。

 

 年女の母の84歳の誕生であるこの日、またまた香港と日本で打ち合わせ等があって、帰国します。

 

 この日は木曜日で平日なので、仕事が終わってから職場から直接瀋陽桃仙空港へ直行。乗るのは21:55発の中国国際航空CA1626便、北京行き。瀋陽から北京へ飛ぶ最終便です。しかし19時半頃にはもう空港に着いてしまったので、チェックインを済ませ、ターミナルビル内にあるバーガーキングで余裕で夕食。この時間帯になると国内線出発フロアは閑散としてきて、バーガーキングの客もわずかで、なんとなく落ち着いて過ごせます。

 

イメージ 1 ▲3月半ばですが夜になると氷点下の瀋陽桃仙空港。除雪された雪の山も残ってます。

 

 バーガーキングを食べ終え、20時には早くも21番ゲート前へ前進。もちろんまだ乗るべき飛行機は来ていません。早く来すぎた(笑)。

 

 定刻21:05到着の北京からのCA1625便が、Flightradar24では20:41に着陸予定と表示されていて、きわめて順調。夜遅く出発の便が遅れることほどトホホなことはないので、今回は出だし快調です。

 

 やがてCA1625便は、20:56に21番ゲートにスポットイン。これが折り返しで21:55発の北京行きCA1626便になります。この日の機材はレジB-5397をつけたB737-800。瀋陽発着便は、大型機のB777、B787シリーズぐらいしかボーイング機は持っていない中国南方航空CZ便に乗ることが多いので、瀋陽からB737-800で出発するのは自分としてはなかなか珍しいです。

 

イメージ 4 ▲21番ゲートの搭乗案内。なんとなく照明も落とされ人影も見えず、もう店終いムード満点。

 

イメージ 3 ▲CA1626便として折り返す準備が進んでいます。

 

 さっきチェックインカウンターで係員から、「非常口座席でもいいですか」と聞かれました。その係員は、隣のカウンターの係員に「非常口座席は外国人でも中国語が話せればいいんだよね?」と確認し、「英語でもいいんだよ」と言われてました。なるほどそうなのか。そんなわけで、僕の席は非常口座席の20番L席に決定。

 

 21:26に搭乗が始まり、僕は21:43に搭乗して20番L席に着席。非常口座席ですが、足下がほんの少し広い程度で特に乗りドク感はないですね……。北京行きの最終便ということもあってか、機内は満席。前の方の「頭等艙(ファーストクラス)」は12席あるうち10席が欧米人乗客で、どこか外国企業のまとまった搭乗があったようです。

 

イメージ 5 ▲CA便は、機内ではペットボトルの水しかくれない。

 

 21:51にプッシュバック、21:56にタキシングとなり、22:02にRWY06から離陸。外は真っ暗なので、窓際席にいても外の様子はほとんどわかりません。

 

 CZ便なら、北京行きの短いフライトでも、機内ではソーセージパン+果物+ナッツ類+ペットボトルの水、が配られて、このソーセージパンがなかなかおいしいのですが、CA便ではペットボトルの水しか配られません。フラッグキャリアのくせにちょっとけちくさい感じ(笑)。

 

 と思っている間に最終の着陸態勢。なんとこの日は、北京首都空港への着陸としては非常に珍しい北からのアプローチで、23:23にRWY18Lに着陸しました。もしかすると北京首都空港に北から着陸したのは初めてだったかも。この日の飛行時間は1時間21分で、23:29に458番スポットに沖停めとなりましたが、これがまた中国の段取りの悪いところで、バスが全然来てなくてなかなか降りられない。10分待ってようやく降機開始となりました。ああ、もうすぐ日付が変わってしまうよ。

 

イメージ 6 ▲眠らない空港・北京首都空港に、極めて珍しく北からのアプローチで到着しましたよ。

 

イメージ 7 ▲沖停めになりなかなか降りられなかった。なんかすごく離れたところにバスが停まってた。