毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

機材やりくり(2017年月イチ日本・7月編;最終回)

イメージ 1 ▲北京空港第2ターミナル国内線で見かけた旧塗装の中国東方航空機。

 2017年7月25日、遅れるんだか遅れないんだか。

 19:17に北京首都空港E18番ゲートにスポットインしたJL025便を降りても、さあ着いたやれやれでは済みません。このあともうひと行程あるんだなー。北京からは国内線に乗り換えて、22:10発の瀋陽行き最終便、中国南方航空CZ6110便に乗り継がねばならんのです。

 JL便が着くのは第3ターミナルで、CZ便が発着するのは第2ターミナル。このターミナル間移動だけでも消耗するんだよな、いつも。で、第2ターミナルに移動してチェックインして、28番ゲートへ到達。しかし、21:25になってアナウンスがあり、到着機がたった今着いたばかりなので折り返しのCZ6110便も遅れますとのこと。えーー。Flightradar24によれば、折り返しがCZ6110便になる瀋陽からのCZ6109便は20:55に着陸してるんだけどな……

 しかし、遅れるというアナウンスがあったにも拘わらず、出発時刻の30分近く前の21:42に搭乗開始。なぜ?

 この日の機材は、レジB-6191をつけたA319。通常はA321での運航なので、機材変更になったんですね。瀋陽からのCZ6109便の折り返しじゃなくなったんだ、きっと。

イメージ 2 ▲首都北京の街の明かりを見下ろしながら瀋陽へ向けて出発。

 さて今回は、深夜に到着して翌日の仕事に差し支えないよう少しでもラクに行こうと思い、ビジネスクラス(公務艙)を奮発したので、席は最前列の1番K席。席数の少ないA319なのにビジネスクラスは前方2列8席もあり、でも埋まったのは僕も含めて2席だけでした。北京~瀋陽線はいつもいっぱいいっぱいに混んでいる印象ですが、最終便は深夜帯になることもあり、さすがに搭乗率はあまり高くない感じです。

 ブロックタイム1時間30分のこの路線ですが、国内線なのに、ビジネスクラスに乗ると客室乗務員の接客がとーても親切(しかもこちらが外国人だとわかると英語で話しかけてくれる。)。ウエルカムドリンクに続いて、スリッパを履かせようとしてくれたり、出発前の機内食の注文取りで「何か食べますか」、(食事はいらないと言うと)「ではフルーツだけでも」、「お飲み物は何にしましょう」、「もしお休みなっていたら起こしてもよろしいですか、それともおじゃましない方がよろしいでしょうか」などなど。中国でこれだけ丁寧なサービスを受けられるのはめったにないことだけに喜ぶべきところではあるが、でもちょっとうっとうしいかも(笑)。

 定刻22:10発のところ、21:52に早くもドアクローズとなり、22:02にプッシュバック、22:07にタキシングで、当初は遅れるということだったのに、妙にスイスイと出発です。離着陸機待ちもなく、22:13にRWY36Rから離陸し、あまりにも順調に、23:09に瀋陽桃仙空港RWY06に着陸。飛行時間56分で、定刻23:40よりかなり早く23:13にスポットイン。なんだ、やればできるじゃないか(笑)。ただ、スポットインした場所がターミナルからすっごい離れた沖停めスポットだったので、降機してからのバスの移動などがちょっと時間がかかったけどね。

イメージ 3 ▲定刻よりかなり早く瀋陽に到着し沖停めスポットに入ったCZ6110便。