毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

3時間半でスモッグたちこめる北京到着(2018年月イチ日本・2月編;その14)

イメージ 1 ▲羽田発北京行きJL021便ビジネスクラスの機内食では洋食をチョイス。

 

 2018年2月25日、機内でマグロ。

 

 羽田空港を離陸した北京行きJL021便は、ディズニーランドを眼下に見ながら急速に高度を上げて雲の中に入り、あとはそのまま雲中飛行をしばらく続け、ようやく雲の上に出ると、富士山も完全に雲の下で、機窓からは一面雲しか見えません。

 

 高度40,000フィートで落ち着くと、機内サービスがスタート。機内食は、今回は日本発便ですが洋食をチョイスしました。なぜだろう?その理由は今となっては思い出せないけど。

 

 メニューが残っていないので正確には紹介できませんが、この日の洋食機内食の内容は、メインは牛フィレステーキで、ズッキーニやアスパラ、トマトなど野菜もたっぷり添えられています。ステーキについた焼き目、機内でつけたものではないとわかっていても、食欲をそそります。前菜は、生ハムのサラダにウニとブロッコリーを載せたジュレ、そしてマグロのたたきの梅肉ソース添えとシーフードが多く、メインとのバランス良し。これにバゲット入りのコンソメスープとフルーツ、JAL名物メゾンカイザーのパンがついててボリュームも十分。前菜を見て白ワインへいきかけましたが、ここはやはりいつもの赤ワイン「Louis Max」で。食後は大きいカップのハーゲンダッツにホットコーヒー。これだけのものをのんびり食べていると、北京なんてすぐに着いてしまう。

 

イメージ 2 ▲シーフード多めの前菜。機内でマグロのたたきが食べられるなんてうれしい。

 

イメージ 3 ▲メインは牛フィレステーキ。野菜もたっぷりなのがうれしい。

 

イメージ 4 ▲食後はハーゲンダッツにホットコーヒー。ハーゲンダッツが大きいカップなのがうれしい。

 

 北京が近づいてくると雲は晴れ、北京上空は雲一つない快晴。しかし地表は白くかすんでいます。冬だけに集中暖房ボイラーの燃料である石炭から出る煙がメインかなと思われますが、PM2.5指数も高そうです。こんな中に降りていくなんて、と嘆いてもしょうがない。それに、これぐらいならかなりマシな方かも。

 

イメージ 5 ▲天気は快晴なるも、北京上空はスモッグに覆われて遠くは見えない状態。

 

 東の天津の方から入ってきて、北京東郊を南から北へいつものアプローチ。北京首都空港の巨大なターミナルビルが見えてきて、高速道路から続く車寄せがぐるりと回り込む第3ターミナルビルC棟(ターミナル3C)の東側をかすめ、RWYエンドで出発待ちをしている中国国際航空エア・チャイナのA330-300を間近に見下ろして、11:59にRWY01にランディング。この日の飛行時間は3時間29分でした。

 

 国際線フライトは第3ターミナル北端のE棟(ターミナル3E)にスポットインするので、RWY01に着陸して滑走路を離脱すると、そこからはけっこう近く、12:05にE21番ゲートにスポットイン。B787-8のビジネスクラスの最前列の席でのフライトももうお別れ。こんなに快適なら少なくとも12時間ぐらいは乗っていたいのに……(涙)。

 

イメージ 6 ▲北京首都空港第3ターミナルC棟。車寄せがあって利用客はこの棟から入ります。

 

イメージ 7 ▲RWY01エンドで離陸許可を待つエア・チャイナのA330-300。どこ行きかしら?

 

イメージ 8 ▲定刻より15分も早く到着したJL021便。もっと乗っていたかった。