毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

「青天の霹靂」号(2017年月イチ日本・9月編;その6)

イメージ 9 ▲成田空港63番ゲートに到着した香港からのJL736便。

 2017年9月19日、一気に青森へ。

 さて、機内ではドリンクサービスが始まりました。この日は移動だけの予定なので、まだお昼だけれど飲んでもいいでしょうと勝手に決めて、白ワインをいただき。この日は、減載になってデフォルトでは配られなくなった「ドライなっとう」はもらいませんでした。なぜかな?

 メインは和食か洋食からのチョイスで、和食の方のメインは「鱸(スズキ)味噌幽庵焼き、鶏松風蒸し」でしたが、この日は洋食にしました。なぜだろう?

イメージ 1 ▲昼から飲ませていただきます。

 洋食のメインは2種類あり、「牛フィレステーキ エシャロットクリームソース」か「鱈のフィレ アクアパッツァソース」。僕は白ワインからの流れで、鱈のフィレをお願いしました。メインにはニンジンやホウレンソウなどがたっぷり添えられて、野菜も十分。前菜は「鴨肉のロースト」、「スモークサーモン」、「帆立のカラスミ添え」の3種。これにフレッシュサラダとコンソメスープがつき、温められたパンも配られます。食後のデザートはハーゲンダッツのアイスクリームですが、大きいカップでうれしい。フレーバーもめずらしくバニラではなくベルギーチョコだったのもうれしいです。

イメージ 2 ▲この日は洋食のシーフードをチョイス。野菜も多く、彩りも鮮やかで、さっぱりとおいしかったです。

イメージ 3 ▲めずらしくバニラでなくベルギーチョコ・フレーバーの大カップのハーゲンダッツがデザートに。

 成田空港へ向けてファイナルアプローチとなり、いつもの九十九里浜の海岸線が見えてきました。海岸沿いを少し北に上がってから回り込んで、北からのRWY16アプローチになるようです。

 いよいよ滑走路の延長線上に入ったあたりでふと見ると、右方向に、こちらと同時着陸になりそうな機影を発見。ということはこちらがRWY16L、あちらがRWY16Rに着陸するということですね。向こうもJAL機のようですが、どこから飛んで来たんでしょうね。

イメージ 4 ▲お彼岸が近づき秋めいてきた雲の下へと高度を下げていきます。

イメージ 5 ▲ファイナルアプローチになって九十九里浜が見えてきました。

イメージ 6 ▲ふと見ると、右方向に、RWY16Rへおりていく同時着陸機発見。JAL機に見えるが……。

イメージ 7 ▲水面が見えるのは、手前も奥も、印旛沼。北印旛沼と西印旛沼に分かれてるんですね。

 そして香港からのJL736便は、15:59にRWY16Lにランディング。今回の飛行時間は3時間50分でした。RWY16L・34RはJALが発着する第2ターミナルからは近いので、16:07にはさくさくと63番ゲートにスポットイン。第2ターミナルの中でも63番ゲートは入国審査場に近いのでありがたい。

 ほぼ定刻に到着したので、当初の計画どおりにリムジンバスで羽田空港へ移動できました。羽田から乗るのは18:30発の青森行きJAL149便なんですが、香港からのJL736便が遅れたり、リムジンバスが夕方の渋滞に巻き込まれたりすると、間に合わなくなる可能性があり、ちょっと心配だったんですが、問題なく間に合うことができました。

イメージ 8 ▲ほぼ定刻に成田空港に到着してくれたJL736便。

イメージ 10 ▲リムジンバスで羽田空港に移動し、羽田からは青森行きJAL149便に搭乗。

 この日のJAL149便は、レジJA-316JをつけたB737-800。出雲からのJAL284便が24番ゲートに到着し、折り返しでJAL149便に変身します。

 18:20に搭乗し、15番K席に着席。15番席は、普通席の最前列で、前のクラスJ席の列とはすごく離れていて、足下がめちゃんこ広い。乗り得な席と言えましょう。隣の席は空席のままだったので、更にゆったり感倍増です。

 機内で乗客捜しがあったのでなかなかドアが閉まらず、18:32にドアクローズになり、18:35にプッシュバックし、18:41にタキシングを始め、18:48にRWY16Lから離陸しました。

 フライトは順調でしたが、陸奥湾上に雷雲が広がっているとのことで、通常であれば、北からのRWY24アプローチの場合はいったん陸奥湾上空に出て、夏泊半島の西側で右旋回して進路を逆向きにして浅虫温泉郷を左に見ながらおりていくのですが、この日は陸奥湾上空には出ず、青森市中心部の上空で左旋回してRWY24へおりていきました。こういうアプローチは初めて体験しました。陸奥湾上空を夏泊半島の方まで出ると遠回りになるので、こういうアプローチができるんならいつもそうすればいいのに、と思いました。通常はできない理由が何かあるのかしら。

 そして19:40、RWY24にランディング。この日の飛行時間は52分でした。スポットインして右に並んだのは、FDAの19:50発名古屋小牧行きFDA368便。レジJA-10FJをつけたエンブラエル ERJ-175。照明のせいで機体の色はよくわかりませんが、JA-10FJはシルバーです。よく見ると、後方ドアの脇に青森県産米「青天の霹靂」のロゴが描かれています。この年の6月に、青森県がFDAとネーミングライツ契約を結んで、JA-10FJを「青天の霹靂」号と命名したそうな。これはまさに青天の霹靂!(笑) 確かにおいしいお米ですけど。

イメージ 11 ▲青森空港到着。隣のスポットには名古屋小牧行きFDA368号「青天の霹靂」号が駐機中。