毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

意外に大雪?(2018年月イチ日本・2月編;その7)

イメージ 6 ▲新青森駅11番線に入線する「はやぶさ26号」。
 
 2018年2月22日、仙台日帰り。

 

 この冬はそれほど大雪だったとの記憶も印象もないのですが、こうして写真を見返してみると、雪が集中的に降って大雪となった時期があったことは間違いないらしい。うちの実家は、青森駅西口から約1.5km、徒歩20分弱の昔からの住宅地・千刈町会にあるごくごく普通の一軒家なんですが、今回帰ったら、雪に埋もれてました。道から玄関までのアプローチを作るのに苦労しました。雪を掘り進んでようやく玄関まで行き来できるようになると、そのアプローチの両脇にはけっこうな高さの雪の壁ができました。庭に積もったり積んだりした雪で、1階の窓はほとんど見えません。屋根に積もった雪で、2階もほとんど見えなくなってます。屋根に積もった雪の重みで家の中のふすまの開け閉めがしにくくなっていて、そろそろ雪下ろしが必要かもしれません。

 

イメージ 2 ▲青森市内のうちの実家。雪に埋もれてた。道をつけるのがホントたいへん。疲れるし。

 

イメージ 3 ▲隣家の屋根に生成されたツララもよく育っております。

 

イメージ 1 ▲千刈町会と西滝町会の境界になってる西滝川の両脇も雪がのっこりと。いちばん奥には八甲田連峰が見えます。

 

 たまたまドカ雪が降ったときに帰省してしまい、実家の雪かきでくたびれてしまいましたが、この日は、仙台で旧友との飲み会がセットされたので、老体にむち打って、仙台へ向かいます。

 

 そんなわけで、やってきたのは新青森駅。これから乗るのは15:52発の「はやぶさ26号」、11番線からの発車です。
 
 11/12番線ホームに上がってぼんやりしていると、ふとあるモノが目に留まりました。それは、向かいの13/14番線ホームの下にありました。それは「675」というキロポスト。なるほど、東北新幹線で東京から新青森まで、675kmだったんだ。

 

 国鉄の「営業線基準規程」によれば、「営業キロ程は、起点から停車場中心までの実測キロメートルによるもの」とされており、東京~新青森の営業キロ程は674.87kmだそうなので、「675」というキロポストは新青森駅の「停車場中心」から130m函館方面寄りにあることになります。下の写真で見ると、奥の14番線に停まっているE5系車両の10号車付近のようなので、なるほど、停車場中心から130mぐらい先がこのへんかなと思いました。

 

 東北本線の青森~上野間を、「はつかり」や「ゆうづる」や「八甲田」などで何度となく往復していた自分からすれば、青森までの距離は739.2km、または上野からの735.6kmという数字の方がはるかになじみがあり、東京まで675kmだと言われても、なんかちょっと足りないんじゃない?という感じがして、今でもあまりぴんときません。僕だけでしょうかね?

 

イメージ 4 ▲いつの間にか中国語表記とハングル表記が追加されてるホームの駅名標。

 

イメージ 5 ▲13/14番線ホームの下に注目!「くぐるな」じゃなくて、「675」のキロポストの方よ。

 

 それでは「はやぶさ26号」で仙台へ向けて出発しましょう。

 

 「はやぶさ26号」は新函館北斗始発で、新青森には15:50に到着。2分停車し、15:52に新青森を出発すると、停車駅は八戸、盛岡、そして仙台。仙台には17:29に到着します。

 

 仙台駅新幹線改札前で旧友と合流し、僕の希望で、駅ビル「S-PAL」本館地下1階にある「塩竈 すし哲」で、「みやぎ三陸の食材」を堪能。おいしかったです。好きなんですよ、この店。

 

 今回は仙台には泊まれないので、仙台21:48発の新青森まで行く最終の「はやぶさ35号」で帰青。終点が新青森までなので、車内で爆睡しても、北海道まで寝過ごすという心配は無用。新青森到着は23:36です。

 

イメージ 7 ▲新青森に到着し発車を待つ「はやぶさ26号」。