毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

新青森駅までE2系で行く。(2017年月イチ日本・夏休み編;その26)

イメージ 4 ▲久しぶりにE2系で新青森駅まで行ってみる。大宮駅にて、「はやて369号」。

 2017年8月16日、一ノ関停車。

 JAL432便で昼前に東京に戻ったあとは、都内で仕事の打ち合わせをし、そのあといつもの北区西ヶ原四丁目の床屋に寄って散髪し、夕方、王子駅から京浜東北線で大宮駅まで出てきました。

 新幹線17番線ホームに入ってきたのは、E5系+E6系の16:46発の「はやぶさ・こまち27号」新青森・秋田行き。これに乗ってもいいんですが、この8分後に新青森行きの「はやて369号」があり、僕はそちらをチョイス。「はやぶさ・こまち27号」は定期列車で通常期でも乗車率が高い上に、お盆休み明けの人の動きが多いタイミングなので満席になるだろうけれど、「はやて369号」なら臨時列車だし、停車駅も多くて、盛岡以北に行きたい人は先行の「はやぶさ・こまち27号」の方に乗るだろうから、少しはゆったり行けるだろうと踏んでの選択です。

イメージ 2 ▲羽田空港からいろいろ用事を済ませながら、夕方大宮駅に到達。

イメージ 1 ▲大宮駅17番線、先行の「はやぶさ・こまち27号」には乗らずにお見送り。

 「はやて369号」は、徐々に少数派になりつつあるE2系での運行で、E2系が盛岡以北へ乗り入れることは定期列車では既に1本もないので、臨時の「はやて」でなければ体験できません。

 「はやぶさ・こまち27号」が走り去った大宮駅17番線に、E2系が上野方から入ってきました。「はやて369号」です。どうも記録をひもといてみると、E2系で盛岡以北を走るのは、2015年6月28日の上り「はやて358号」以来2年ちょっとぶりになるようです(そのときの記事はコチラ。)。

 「はやて369号」は、「こまち」を併結せず、単独で新青森を目指します。「はやて」ではありますが、一ノ関に停車するだけで、あとは「はやぶさ」と同じ。しかも、盛岡~新青森間は二戸と八戸にしか停まりません。それでも、二戸と七戸十和田にも停まる先行の「はやぶさ27号」の東京→新青森の所要時間が3時間17分なのに対し、「はやて369号」は3時間40分。E2系をそれだけ長く楽しめると思えばどうということはない。

イメージ 3 ▲大宮駅17番線に、新青森駅のE2系が入ってきましたよ。

イメージ 5 ▲今回使ったきっぷ。「はやて」と「新青森」の組み合わせは今や貴重。号数の数字が大きいのもちょっとレア。

 大宮駅を定刻の16:54に出発し、次に停まるのは仙台。仙台を18:09に出発して、一ノ関には18:35に到着。ここで4分停車します。たぶんこの停車中に臨時「はやぶさ63号」に抜かれるのだと思いますが、この日は「はやぶさ63号」の運転日ではないので、追い抜きはありません。

 一ノ関駅では、上り線のホームにもちょうどE2系が停車中です。18:37発の盛岡始発の「やまびこ54号」です。「やまびこ54号」も4分停車しますが、その間に「はやぶさ・こまち30号」に追い抜かれます。

 E2系が並んで同じ駅に停車している姿、盛岡以北の者にとっては、もう遠い風景になってしまいましたね……

イメージ 6 ▲一ノ関では4分停車。でもこの日は追い抜きはありません。

イメージ 8 ▲一ノ関駅で停車中の「はやて369号」。

イメージ 7 ▲上りホームにもE2系が停車中。盛岡始発の「やまびこ54号」です。