毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森駅は途中駅。(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その5)

イメージ 1 ▲新青森駅在来線ホームにすべりこむ特急「つがる3号」。

 2016年12月30日、進行方向が変わります。

 新青森駅の1番線に次にやってきたのは、15:23発の秋田からの2043M特急「つがる3号」。E751系電車で走る全国で唯一の列車です。特急「つがる」は青森と秋田の間の地域間輸送を主として担っているので、新幹線との接続がいいとは必ずしも言えませんが、「つがる3号」はいちおう15:52発の東京行き「はやぶさ26号」と15:31発の新函館北斗行き「はやぶさ19号」に接続しています。

イメージ 2 ▲前方3、4号車自由席車では新在接続利用者の乗降がけっこうあるみたい。

 特急「つがる3号」を先行させて、こちら快速「リゾートあすなろ八戸2号」の発車の番です。結局他に乗客はいないまま、15:28に新青森駅を出発しました。

 「リゾートあすなろ八戸2号」は、僕の実家のすぐ近くや母校・千刈小学校の脇などを通り抜けて、6分かけて青森駅3番線に到着し、青森駅では15分停車します。観光列車だけにのんびりしたものです。

イメージ 3 ▲青森駅に到着し、進行方向が逆になる「リゾートあすなろ八戸2号」。

イメージ 4 ▲3/4番線ホームの駅名標には青い森鉄道の駅は書かれていませんね…… 

 北海道新幹線新函館北斗開業で、特急「つがる」以外の優等列車の発着がほとんどなくなってしまった青森駅。かつて青函連絡船を経て北海道へつながるターミナル駅として、数多くの長編成の特急列車が発着していた頃の面影はとうになく、ホームに見えるのは2両、3両といった短い編成のローカル電車ばかり。それが晦日とあっては、帰省客がどっと降りるでもなし、青森駅構内は寂しいぐらいに閑散としています。

 「リゾートあすなろ八戸2号」は、青森駅でも目立った乗降はなく、我々の車両には1人新しい乗客があっただけ。青森駅で15分間停車し、15:49、進行方向を変えて青森駅を発車。次の停車駅は、16分で浅虫温泉駅です。

イメージ 5 ▲人影のない青森駅3/4番線ホーム。ホームの上に雪はほとんどないですね。