毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

大阪ナイトビュー(X'mas in Guam;その7)

イメージ 2 ▲大阪の夜景を眺めながら、羽田行きJAL130便、高度上昇中。

 2017年12月22日、ビジネス大幹線。

 「Le Petit Mec」のパン、「鳥岩樓」の親子丼、「田丸弥」のぜんざいとハシゴして、大満足のおなかを抱えて、堀川寺ノ内バス停からバスに乗り、ちょっと買い物でもしようかなと四条河原町へ出たのが失敗。まずバスが激混み。そして河原町が近づくにつれて道も混み、かなり時間がかかる。そして四条河原町、人、多過ぎ~~~。日本人観光客も外国人観光客も、それにたぶん京都市民も、街にあふれかえってます~~。これが今の京都なのだな。

 ここへ出るまでにかなり時間を食ってしまって、ここから脱出するのにも時間がかかりそうなので、とても買い物どころではない。何もせずにまた四条河原町バス停からバスに乗って京都駅へ移動。ギリギリ駆け込みで京都駅八条口16:10発の伊丹空港行きリムジンバスに間に合ったので、乗ってしまうことに。このバスだと伊丹空港でけっこう時間をつぶさないといけないけどまあいいや。

 ところが、事態は早いバスに乗れてよかったという方向へ。バスの走る名神高速ですごい事故渋滞が起きていて、バスが進まない!通常は所要55分が取られている伊丹空港~京都駅間のリムジンバスですが、このときはゆうに1時間半以上かかってしまい、このバスに乗らなかったら飛行機に間に合わなかったかもしれず、危ないところでした。

イメージ 1 ▲伊丹空港18番ゲートで出発を待つ東京羽田行きJAL130便。

 これから乗るのは、18:30発東京羽田行きJAL130便。この日は18番ゲートからの出発で、機材はレジJA-603JをつけたB767-300ERです。18:15に搭乗し、後ろから2列目の49番K席に着席。金曜日の晩ということもあり、機内はスーツ姿を中心にほぼぎっしり満席。東海道新幹線と同じで、こういう機内や車内にビジネスマンでない者が乗り合わせるとたいへん居心地が悪いものであるね(笑)。

 18:29にドアクローズになり、18:32にプッシュバック、18:36にタキシングと、実にスムース。バリバリのビジネス路線でファーストクラスもあり、気むずかしかったり自分勝手だったりするビジネスマンも大勢いらっしゃるでしょうから(笑)、定時出発、スムースな出発に格別に注意が払われているのでしょうね、きっと。

イメージ 3 ▲大阪の夜景もなかなかミゴト。

 18:44、RWY32Lから離陸。すぐに左へ急旋回して進路を180度変えるのは伊丹空港出発時のお約束。急旋回して進路が東を向くと、右側の機窓からは、眼下に大阪の夜景が一気に広がりました。この日は夜になっても天気がよく、夜景がことのほかキレイです。大阪の夜景もなかなかミゴトですなあ。

 夜空には、細い月が懸かっています。前夜が三日月で、この日は月齢4日。冬空に冴える月を眺めながらのフライトも悪くないねなどと気取っているうちに、19:25、羽田空港RWY34Lにランディング。飛行時間はわずか41分。19:30に11番ゲートにスポットインです。

 着陸してからゲートまでのタキシング中の機内アナウンスの締めくくりに、JALでは季節に合わせた一言を添えるのがならいになっていて、客室乗務員さんたちがいろいろ考えて自分の言葉で一言添えているのでしょう、僕はこれがけっこう好きなんですが、今回は、「みなさま、今日は冬至でございました」との一言に、ハッとした。そうか、忘れてた、冬至だったんだ。こういうアナウンス、いいですよね。冬至フライトでした。

イメージ 4 ▲冬至の夜の、羽田空港国内線第1ターミナル。

イメージ 5 ▲羽田空港11番ゲートに到着したJAL130便。